arkのゲーミングPC「arkhive」は、メモリーや電源のメーカー・型番にもこだわり、組立と動作確認を店に任せたい人におすすめです。標準構成から必要な部品だけ変更できるため、欲しい容量や使いたいパーツを選んで注文できます。ただし、変更できる範囲と納期はモデルごとに異なります。予算20万円前後でLoLを始めたい人と、ASUSの主要パーツをそろえたい人を例に、追加費用まで含めた選び方を紹介します。
arkのゲーミングPCを用途と予算から選ぶ

まずは、遊びたいゲームと部品へのこだわりから2モデルを見比べてみましょう。価格は2026年9月21日時点の税込額です。どちらも9月23日までの週替わりセール対象で、各モデルの予定台数に達すると終了します。
| 用途・予算 | モデル | 選ぶ理由 |
| LoLなど遊ぶタイトルを絞り、20万円前後で始めたい | GN-A5G55M LoL Edition | 標準179,800円。メモリーを32GBにする場合の合計は199,720円 |
| ASUSの部品構成を選び、32GBメモリーと2TB SSDを求める | GN-A7G56M Powered by ASUS | RTX 5060 Ti 16GBなどを搭載。出荷目安18~28日ほどを待てる人向け |
本体価格を抑えるならLoL Edition、ASUSのマザーボード・ケース・電源を選ぶことを優先するならPowered by ASUSです。性能だけで順位を付けず、必要な構成と購入目的で選び分けています。32GBへの変更料金は、後半のカスタマイズ前後の比較表で詳しく説明します。
arkhiveを選ぶ利点と、注文前に見ること

arkは秋葉原のパソコン・PCパーツ専門店で、arkhiveは同店のBTOパソコンブランドです。BTOは注文内容に合わせてパーツを組み合わせる方式です。arkhiveには、受注カスタムのCUSTOM、構成を厳選した即納モデルのALTERNATE、ゲームや部品メーカーと連携したALLIANCEがあります。この記事の2台はALLIANCEに属します。
部品を型番で見れば、メモリーの容量・枚数・規格、電源の出力や認証、SSDの製品名を比べられます。ただし選択肢は商品ごとに異なり、ボードメーカーを指定できない部品もあります。全パーツを自由に選べるわけではありません。
例えば「メモリーは32GB欲しい」「SSDは同じ2TBでも製品名を見て選びたい」「電源は指定メーカーにしたい」といった希望があれば、型番が分かることに意味があります。選択できる部品の中から希望に合うものを指定し、組立と動作確認を任せられるのがarkを選ぶ理由です。
一方、部品メーカーへの希望がなく、予算内でゲームの描画性能を優先するなら、まずCPUとGPUをそろえた他社製品とも比較してください。ケースや発光パーツまで変更すると、ゲームに必要な構成以上に総額が増えます。arkだから一律に安いと決めず、希望する部品への追加費用に納得できるかで判断しましょう。
- 標準構成の部品型番と、変更できる部品の範囲
- 変更料金・送料を含めた注文時の合計額
- 商品ごとの出荷目安と、待てる日程かどうか
- 標準保証、初期不良の申告期限、修理時の送料
他社と比べるときは、GPUだけでなくメモリー・SSD・電源・保証・納期もそろえます。arkを含むメーカーの特徴は、BTOメーカー比較記事も参考になります。
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カスタマイズで予算を使う順番

最初に決めるのは、遊びたいゲーム、モニターの解像度、目標とする画質です。ゲーム公式の推奨環境でCPU・GPU・メモリーを確かめ、その条件を満たすモデルを選びます。容量や見た目を整えるのは、その後です。安いモデルへ多数の変更を加えるより、最初から必要なCPU・GPUを搭載した別モデルのほうが予算に収まる場合もあります。
メモリーは同時に使うアプリ、SSDは保存するゲーム数で決める
LoLを中心に遊び、起動するアプリを絞るなら、まず16GBの標準構成から検討できます。ゲーム中もブラウザーのタブを多く開く、録画や配信ソフトを使う、推奨メモリーが32GBのゲームも遊ぶなら32GBを選びましょう。容量を増やす目的は、同時に使うソフトに必要なメモリーを確保することです。GPUの性能不足をメモリー増設だけで補えるわけではありません。
SSDは遊ぶゲームを数本に絞るなら1TB、容量の大きなゲームを複数入れたままにしたいなら2TBを目安にします。OSやアプリも同じSSDに入るため、公称容量のすべてをゲームには使えません。インストールしたいタイトルの必要容量と、録画データの保存量を足して選ぶと、購入後の入れ替え作業を減らせます。
電源と冷却は型番、ケースは置ける大きさまで見る
電源は「750W」のような容量だけでなくメーカー・型番も見ます。80PLUSは電力変換効率の認証で、PC全体の静かさや故障率を示すものではありません。GPUを変更するなら、電源容量や接続端子が対応する構成になっているかも確認が必要です。
冷却はCPUクーラーとケースファンを分けて読みます。簡易水冷やファンの追加が選べても、ゲーム用途なら必ず追加すべきという意味ではありません。ケースは外観に加え、設置場所に収まる幅・奥行き・高さ、通気口をふさがない余白も確かめましょう。見た目の好みに予算を使う場合も、必要なCPU・GPU・容量を削らない順番で選ぶことが大切です。
予算と用途で見るarkhiveの販売モデル
2台ともWindows 11 Homeを含む標準構成で紹介します。本体単体の注文は送料無料で、モニター・キーボード・マウスは別売です。セールは各モデル限定5台の販売枠です。残り台数を意味するものではなく、期限内でも予定数に達するとセール価格での販売が終わります。
GN-A5G55M League of Legends Edition:遊ぶゲームを絞って予算を抑えたい人向け
- 標準構成・価格・納期
項目 内容 補足 正式型番 AG-AR6B1TB55MGB5-SFHL(商品番号72003434) 商品名はGN-A5G55M League of Legends Edition OS Windows 11 Home 64bit(DSP版) 本体価格に含む CPU・冷却 AMD Ryzen 5 5500/AMD純正CPUクーラー 標準構成 マザーボード ASUS PRIME B550M-A WIFI II 無線LAN対応 メモリー DDR4-2666 16GB(8GB×2) Ark Selection、SK hynixチップ採用 グラフィックス GeForce RTX 5050 8GB GDDR6 ボードメーカー指定不可 SSD・ケース・電源 Princeton 1TB SSD/SilverStone FARA H1M PRO/COUGAR ATLAS 650 電源は650W、80PLUS Bronze 価格・納期 通常199,800円、セール179,800円 税込・送料無料。決済・注文確定後、出荷目安10~14日ほど 保証 標準1年 モニター・入力機器は別売
GN-A5G55M League of Legends Editionは、LoLを中心に遊び、本体予算を20万円未満に抑えたい人におすすめです。Ryzen 5 5500とRTX 5050を搭載し、標準構成は179,800円。1TB SSDと無線LAN対応マザーボードも含むため、保存容量やWi-Fi接続のために初めから追加注文を重ねる必要はありません。
ただし、CPUはAM4世代です。新しいAM5向けCPUへ、そのまま載せ替えることはできません。最新世代のCPUへの将来交換を重視する人より、今遊びたいゲームに必要な構成を予算内で買いたい人に合います。重いゲームを高画質で遊ぶことまで求めるなら、ゲームごとの推奨環境と、より上位のGPUを積むモデルを比較してください。
メモリー32GBが必要なら追加19,920円、合計199,720円です。モニターなどもこれから買う場合は、その費用を別に残しましょう。標準構成とこのメモリー変更構成の出荷目安は、決済・注文確定後10~14日ほどです。
GN-A7G56M Powered by ASUS:ASUS部品と大容量を選びたい人向け
- 標準構成・価格・納期
項目 内容 補足 正式型番 AG-AG8B85MGB6I-A21(商品番号72003216) 商品名はGN-A7G56M Powered by ASUS OS Windows 11 Home 64bit(DSP版) 本体価格に含む CPU・冷却 AMD Ryzen 7 9700X/CPS RZ400V2-BK空冷 PC COOLER製クーラー マザーボード ASUS TUF GAMING B850M-PLUS WIFI 無線LAN対応 メモリー Kingston FURY Beast DDR5 RGB 32GB(16GB×2) DDR5-5600対応製品だが、公式はSPD(非OC)設定で検証・出荷 グラフィックス GeForce RTX 5060 Ti 16GB GDDR7 ボードメーカー指定不可 SSD・ケース Crucial P310 2TB/ASUS A21 Case Black 前面3基・背面1基のTR120 ARGBファン 電源 ASUS TUF Gaming 750W Gold EVO 750W、80PLUS Gold。入荷待ち8~14日ほど 価格・納期 通常389,800円、セール369,800円 税込・送料無料。決済・注文確定後、出荷目安18~28日ほど 保証 標準1年 モニター・入力機器は別売
GN-A7G56M Powered by ASUSは、ASUSのマザーボード・ケース・電源をそろえたい人向けです。標準でメモリー32GBとSSD 2TBがあり、複数のゲームを保存し、ゲーム以外のアプリも併用する使い方を想定して選べます。CPUはRyzen 7 9700X、GPUはRTX 5060 Tiの16GB版です。
マザーボードのTUF GAMING B850M-PLUS WIFIは無線LANに対応し、ケースには前面3基・背面1基のASUS製ファンを搭載しています。ケース内の部品や外観にも希望があり、自分で組み立てる作業は任せたい人に合う組み合わせです。36万円台で描画性能だけを優先する場合は、ケースや部品メーカーにこだわらず、上位GPUを積む他モデルも比較してください。
ASUSコラボでも、グラフィックスカードのボードメーカーは指定できません。CPUクーラーはPC COOLER、メモリーはKingston、SSDはCrucial製です。また、メモリーはDDR5-5600対応製品ですが、出荷時は速度を引き上げるオーバークロックを使わないSPD設定です。全パーツがASUS製、あるいはメモリーが5600で動く設定で届くとは考えず、標準構成の内容で選びましょう。
セール価格は369,800円です。標準のASUS製電源は入荷待ち8~14日ほどで、PC全体は決済・注文確定後18~28日ほどの出荷予定です。部品の入荷を待ってでもこの構成を選びたい人におすすめします。
カスタマイズは変更後の合計額で判断する

LoL Editionのメモリーを変更する場合を具体的に比べます。2026年9月21日時点では、標準16GBからArk Selectionの32GBへ変更すると追加19,920円、合計199,720円です。以下の金額はすべて税込で、CPU・GPU・SSDは変えていません。
| 比較項目 | 標準構成 | メモリー32GBへ変更 |
| メモリー | Ark Selection DDR4-2666 16GB(8GB×2)SK hynix | Ark Selection DDR4-3200 32GB(16GB×2)NANYA |
| 型番 | ARD4-U16G48HB-26V-D | ARD4-U32G48NB-32AA-D |
| 追加料金 | — | 19,920円 |
| 合計 | 179,800円 | 199,720円 |
| 出荷目安・送料 | 10~14日ほど・送料無料 | 10~14日ほど・送料無料 |
この変更では容量だけでなく、メモリーの規格と搭載チップも変わります。同じ32GBでも選ぶ製品によって追加料金が異なるため、容量だけを見て注文しないことが大切です。希望の型番まで比較できる点に、arkのカスタマイズを使う利点があります。
販売ボタンから開く商品ページには、上記のメモリー変更は引き継がれません。変更後の構成で購入する場合は商品ページからカスタマイズ画面へ進み、メモリーの型番・容量・追加額が意図どおりか確認してから注文内容を確定します。価格だけでなく、保証対象となる構成や出荷予定も同じ注文画面で確認しましょう。
変更後の総額が予算に近づいたら、同じメモリー容量を標準搭載した別モデルとも比べましょう。値引き額の大きさより、必要な構成にそろえた総額を見ることが大切です。メーカーをまたいだ価格比較の見方は、BTOセール情報の記事でも説明しています。
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納期は注文確定後の出荷目安と到着日を分けて見る

受注生産のarkhiveは、即納品を除き、決済確認と注文確定後に組立が始まります。出荷目安の起点は、注文ボタンを押した日ではなく決済・注文確定後です。そこから組立・動作確認を経て出荷され、さらに配送日数がかかります。支払い方法によっても注文確定のタイミングが変わります。
ASUSコラボのように部品が入荷待ちなら、部品単体の日数よりPC全体の出荷予定を優先して見てください。使い始めたい日が近い場合は、希望する電源へのこだわりを優先するか、納期を優先するかを決めます。即納モデルを探す場合も、ALTERNATEというシリーズ名だけで判断せず、個別商品の在庫と出荷条件を確かめましょう。
注文後に構成を変えたい場合は、注文確定連絡の前までにメールか電話で相談します。確定後の自己都合キャンセルは原則として受け付けないため、後から取り消すつもりで注文しないでください。確定後の仕様変更には手数料が関係する案内もあり、変更の可否は商品の販売要項によります。注文前に希望する部品と支払総額を確定させることが、余分な手続きや費用を避ける方法です。詳細はarkのBTO FAQと利用ガイドで確認できます。
- 「出荷目安」は店から発送するまでの予定
- 「到着日」は出荷後の配送を含む予定
- 「電源入荷待ち」は部品の予定で、PCの出荷日ではない
標準保証と24時間受付の範囲

2モデルの商品案内では、標準保証は1年間です。通販規約の無償修理・取次保証表では、PC本体・BTOパソコンの期間を「購入日より1年間と2日間」と定め、納品書の発行日を基準に扱います。保証を受ける際に必要な納品書は保管してください。
初期不良は通常保証とは別の短い申告期間があります。通販規約では、納品書に記載された発行日から12営業日以内に申告し、16営業日以内に商品を送付する条件です。症状を店側で再現・確認できることや、外箱と付属品がそろっていることなども関係します。交換は原則として同じ商品の新品で、在庫がないときは同等品となる場合があります。届いた後は早めに動作を確認し、問題があれば期限内にサポートへ連絡してください。
修理時の送料も状況で異なります。初期不良として不具合が確認された場合は往復をarkが負担する一方、無償修理取次期間は発送が購入者元払い、返送がark元払いです。症状を確認できない場合には往復送料や検証料が発生する可能性があります。自己判断で発送せず、先にサポートへ連絡し、案内された手順で送る必要があります。
保証を長くしたい場合は、合計2年・3年の延長保証を購入時に選べます。延長保証の公式案内で対象となる自然故障と対象外の条件を読み、加入料金を加えた総額で比較しましょう。延長保証中の送料は公式ページ間で案内が異なるため、加入する保証に適用される負担条件を注文前にarkへ確認してください。
24時間365日サポートは、arkで購入したBTOパソコンについて、保証期間内外を問わず購入後の相談を受け付ける窓口です。通常電話は11時~18時で年末年始・棚卸実施日を除き、夜間電話は18時~翌11時です。不具合に関するメールも24時間365日受付です。夜に困ったときも相談できることと、修理の作業時間は分けて考えましょう。
購入後に自分で部品を増設・交換する場合は、その作業に起因する故障まで保証されるわけではありません。延長保証でも自分で追加した部品は対象外です。交換する前に保証規約を読み、外した元の部品を残す必要や修理依頼時の状態について相談してください。
購入前によくある疑問

予算・部品・納期に納得できる構成を選ぶ
arkhiveの魅力は、CPUやGPUの名前だけでなく、その周りの部品まで見て選べることです。組立を店に任せながら、メモリーの製品名や電源の型番にも希望を持ちたい人に合います。標準構成で足りる部分は残し、必要な変更だけを加えると、追加料金を何に使うかが明確になります。
- ゲームや作業に必要なCPU・GPU・メモリー・SSDを決める
- 変更する部品の型番と追加額を確かめ、総額で比較する
- 出荷予定と配送日数を分け、希望日に間に合うか考える
- 保証期間・初期不良期限・24時間受付の範囲を確認する
予算20万円前後でLoLを始めるならLoL Editionの標準構成と32GB変更例、ASUSの主要パーツをそろえたいならPowered by ASUSの構成と納期を見比べてください。必要な性能・支払総額・待てる日数がそろったモデルを選び、公式の商品ページで注文時の価格と在庫を確認しましょう。