「ゲーミングPCを買ってみたいけど、どれくらいの予算が必要なの?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
実際、ゲーミングパソコンの価格はピンからキリまであり、使用目的や遊びたいゲームによっても最適な価格帯は大きく変わります。
この記事では、ゲーミングPC初心者の方が失敗しないための予算の考え方やスペック選びのポイントをわかりやすく解説します。
はじめてのゲーミングPC選びで迷ったら、まずはこのページの記事をチェックしてみましょう!
選び方のポイント:ゲーミングPCと普通のPCの違い
ゲーミングパソコンは簡単に説明すると、デスクトップパソコンが多く一般的な事務用途や仕事で使用するパソコンと比べると、圧倒的に高性能。わかりやすいのは、GPU(グラフィックボード)が搭載されていることです。
ゲーミングパソコンは主に以下のポイントでスペックが高められています。
CPU・GPU(グラフィックボード)が高性能
ゲーミングパソコンは基本スペックが高性能なパソコンの事をいいます。
スペックで表すと以下のようになります。
スペック | CPU | GPU |
エントリー | Core i5 / Ryzen 5 | RTX4060〜4060Ti |
ミドル | Core i7 / Ryzen 7 | RTX4070〜4070Ti SUPER |
ハイエンド | Core i9 / Ryzen 9 | RTX4080〜4090 |
CPUはCore i5やRyzen 5、GPUはRTX4060などが現在のエントリーグレードのゲーミングパソコンになります。
ゲーミングパソコンはGPUが重要
特にゲーミングパソコンとして一番影響あるのがGPUで、映像などの役割をしておりパソコンを選ぶ時に注目して欲しいです。
ゲーミングパソコンは、GPUが確実に搭載されています。一般的なパソコンでは必要無く非搭載が多いです。
メモリ容量が大きく、拡張性が高い
パソコンのメモリ容量のイメージは、一般的に机の広さに例えられます。メモリの容量が多ければその分一時的に保存できるデータが多いので、ゲームがクラッシュしにくくなったり、パソコンの性能に余裕が出てきます。
ゲーミングパソコンの場合メモリは、最低でも16GB以上搭載しているモデルを選ぶ事をおすすめします。欲を言えば32GBですが、後からでも変更や追加などできるように大体のゲーミングパソコンはなっています。コストをおさえたいのであれば最初は16GBでいいでしょう。
冷却性能がしっかりしており、高負荷のゲームでも安定動作
ゲーミングパソコンは大きく分けて、デスクトップパソコンやノートパソコンの2種類があります。
ラインナップは圧倒的にデスクトップパソコンが多く、冷却性能や静音性などを重視したモデルがあります。特にゲーミングパソコンはCPUやGPUがスペックが高く、その分発熱します。そのため最低でも冷却性能を高めないとパソコンが本気を出せなかったり、最悪熱暴走して故障してしまう事もあります。
ノートパソコンは限られたサイズにCPUやGPUを詰め込むため、空間が構造上できにくいです。デスクトップパソコンと比べてノートパソコンは、排熱がスムーズにできないため熱がこもってしまいます。
そのためゲーミングパソコンは、冷却性能に有利なデスクトップパソコンが多く、ノートパソコンでは冷却性能が不利になります。
ゲーミングノートパソコンは高い
ノートパソコンタイプのゲーミングパソコンは、冷却性能を高めるために排熱システムや、小さい本体にパソコンパーツを詰め込むためメーカーオリジナルの基板などを使用されることが多いです。他にもディスプレイやキーボードなど搭載されるためコストがかかっています。
その結果、ゲーミングパソコンのデスクトップパソコンと、ノートパソコンのスペックが同じだとしても値段がかなり変わります。
スペックがほぼ一緒のモデルで比べると、デスクトップパソコンでは15万円前後、ノートパソコンだと20万円を超える事もよくあります。
高いフレームレートや美麗なグラフィックを楽しみたいなら、ゲーミングデスクトップパソコンの方が断然有利です。
ここまで説明したゲーミングパソコンのCPUやGPUなどのスペックをどの位求めるかによって、必要な予算も変わってきます。
ゲーミングPCの予算を決める前に押さえたいポイント
はじめてゲーミングPCを購入する場合に予算を決めるときには、以下の点をチェックしましょう。
- プレイしたいゲームの種類と推奨スペック:FPS、MMORPG、シミュレーションなど、ジャンルで必要スペックが異なる
- グラフィック設定やフレームレートへのこだわり度合い:4Kや高FPSを望む場合はハイエンド寄りになる
- 将来的なアップグレードや拡張性:デスクトップパソコンならパーツ交換もしやすい
- ノート型にするかデスクトップ型にするか:持ち運びを重視するならノート、拡張性重視ならデスクトップ
これらを踏まえたうえで「ゲーミングPC 初心者 予算」を検討すれば、無理なく長く使えるPCを選びやすくなります。
予算別:初心者におすすめのゲーミングPC構成
ここでは予算を大きく3つに分け、「ゲーミングPC 初心者 予算」の目安を解説します。
予算15万円前後【エントリーモデル】
GPU:RTX 4060クラス
メモリ:16GB
15万円前後はこんな人におすすめ
はじめてのゲーミングパソコンを購入する場合。
人気FPSやMOBA、MMORPGなどを低〜中設定で快適に遊びたい。
簡単な動画編集にもチャレンジしてみたい。
ポイント
予算と性能のバランスが取りやすく、初心者にも手を出しやすい。
エントリークラスとはいえ、最新タイトルもそれなりに動くスペック。
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予算20万円以上【ミドルスペックモデル】
GPU:RTX 4060Ti〜4070 クラス
メモリ:16GB〜32GB
20万円以上はこんな人におすすめ
4Kや高負荷のゲームをプレイしたい。
スペック不足を感じずに使いたい。
コスパを重視したい。
ポイント
エントリークラスと比べると、予算も高額になる。
電源容量や冷却性能もしっかりしたものを選ぶ必要がある。
実は一番コスパが高い価格帯。
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予算30万円前後【ミドルハイモデル】
GPU:RTX 4070〜4070Ti SUPER クラス
メモリ:32GB
30万円前後はこんな人におすすめ
4Kや高負荷のゲームをストレスなくプレイしたい。
同じパソコンを長期間使用したい。
ポイント
予算も高額になるが、ゲーミングパソコン選びで後悔したくないならこの価格帯のスペック。
電源容量や冷却性能など強化されているモデルが増える。
ゲームをジャンル問わずプレイしたり、長く使用したい場合はこの価格帯。
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ゲーミングPC本体以外にかかる予算も意識しよう
ゲーミングPC 初心者が見落としがちなのが、周辺機器や追加費用に関する予算です。
ゲーミングモニター
高リフレッシュレート(144Hz・240Hz)モデルは通常のモニターと比べて価格が高くなります。
ここ最近は2万円前後で144Hzモニターも手に入るようになっています。
キーボード・マウス・ヘッドセット
操作性・音質にこだわるならゲーミング向けの製品を選びましょう。
特にキーボードやマウスは、操作に直結するのでゲーミング系を買うとストレス少なくプレイができます。
はじめてゲーミングパソコンを買うならセットも視野に入れよう
ゲーミングパソコンをはじめて購入する場合、どの周辺機器がいいのかわからない事があります。
その場合は、BTOメーカーが厳選したゲーミングパソコンと周辺機器がセットになったモデルも用意されています。
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ゲーミングPCを安く手に入れるコツ
ゲーミングパソコンを購入する時に価格を抑えたい場合、以下のポイントを押さえておきましょう。
ゲーミングパソコンならBTO
ゲーミングパソコンを安く手にするならBTOメーカーのパソコンがおすすめです。
BTOパソコンのことを詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてください。
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セール・キャンペーンを見逃さない
ブラックフライデーや年末年始、決算時期など、大幅割引が狙える時期があります。
特にBTOメーカーのセールは、スペックに対してかなり安くなります。ゲーミングパソコンを選ぶ時には、チェック必須です。
BTOパソコンのセール情報をまとめた記事を随時更新中です。
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BTOパソコンで必要なパーツだけを選ぶ
不要なスペックを省けば、コスパを高める事ができます。
例えば、やってみたいゲームに対してオーバースペックのGPUを搭載しているとそれだけで宝の持ち腐れとなってしまいます。
必要なスペックを把握してBTOパソコンを選びましょう。
型落ちでも使えるかをチェック
最新モデルより1世代古いGPUでも、十分遊べるケースがあります。
RTX40シリーズの1世代古いGPUはRTX30シリーズ。現在は、RTX40シリーズが発売されてある程度時間がたっているため、RTX30シリーズを搭載したBTOパソコンは少なくなっています。
ゲーミングPC初心者が最低限押さえておきたい主要パーツ
これからゲーミングパソコンを選ぶ時に注目して欲しいスペックを紹介します。
CPU:Core i5 or Ryzen 5 以上あると安心
主に目的がゲームであれば、Core i5かRyzen 5で十分なスペックがあります。
ゲームの他に配信や動画作成にも挑戦するなら、上位グレードのCore i7がおすすめ。
GPU:RTX 4060以上を推奨
GPUは、グラフィック性能を左右する一番重要なパーツです。特にゲームでは、GPUによって快適度がかなり変わってきます。
設定を落としながらとりあえずゲームをやってみたい場合は、RTX4060がおすすめ。快適にゲームをプレイしたい場合は、RTX4070以上がおすすめです。
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後悔したくない場合はRTX4070 Ti SUPER以上がおすすめです。
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メモリ:16GB以上推奨
ゲーム用パソコンで、8GBだと足りない事が多いです。最低でも16GBをベースに必要に応じて増設することをおすすめします。
ストレージ:SSD必須
OSやゲームの起動時間を短縮するためにも、m.2 SSDをメインに選びましょう。
容量については、最低でも1TBは欲しいところです。
まとめ:自分の予算感と遊びたいゲームに合わせて選ぼう
ゲーミングパソコンを選ぶ時に予算を決める場合は、まずプレイするゲームの推奨スペックや種類をチェックすることです。ジャンル問わずいろいろなゲームをやってみたい場合は、コスパのいいミドルスペック程度のゲーミングパソコンを選ぶといいでしょう。
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また、ゲーミングパソコン以外にも周辺機器やアップグレード費用も含めたトータルの予算も忘れないようにしましょう。完全に一からゲーミングパソコンや周辺機器を揃える場合は、セットモデルを選ぶ事もありです。
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はじめてゲーミングPCを選ぶときは「何を優先するか」が大切です。高性能にこしたことはありませんが、予算と相談しながら、あなたが一番遊びたいゲームの推奨スペックを中心に考えましょう。そうすることで、はじめて選んだゲーミングパソコンでも満足度の高いゲームライフをスタートできますよ!
ぜひ自分のスタイルにあったゲーミングパソコンを見つけて、最高のゲームライフを楽しんでくださいね。