30万円クラスのゲーミングPCを選ぶなら、GPUの型番だけで決めず、メモリ・SSD・送料まで含めて比べましょう。同じ30万円前後でも、ゲーム向けCPUを重視した構成と、容量や保証までそろった構成では、お金をかけている部分が違います。
本体と送料を30万円以内に収めたいならSEVENのZEFT R66AA、RTX 5070とメモリ32GBをそろえるならFRONTIERが候補になります。標準3年保証を重視する人はmouseも比較してください。
この記事では、本体価格およそ29万~33万円のデスクトップを「30万円クラス」として紹介します。すべてが30万円以下という意味ではありません。価格・構成は2026年9月6日時点で、モニターなどの周辺機器代は別です。
30万円クラスのゲーミングPCを比較
まずは予算と構成の違いを見てみましょう。価格はWindowsを含む紹介構成の税込金額です。MDLはSSDを1TBに変更した価格、OZgamingはクーポン適用後の価格で比べています。
- 5台の構成と総額を比べる
メーカー・モデル 税込価格と送料 構成・選ぶ理由 mouse
G TUNE DG-A7A6X(ホワイト)309,800円/送料無料 Ryzen 7 5700X/RX 9060 XT 16GB
32GB・1TB/標準3年保証OZgaming
P30series Ryzen 7 7800X3D・RTX 5070329,800円/送料別途確認
クーポン利用時Ryzen 7 7800X3D/RTX 5070
32GB・1TB/ゲーム向けCPUを重視MDL
NEO5798(SSD 1TBに変更)314,600円+送料3,300円
合計317,900円/SSD 1TB変更Ryzen 7 9800X3D/RTX 5070
16GB・1TBへ変更/CPUを優先SEVEN
ZEFT R66AA290,180円/送料無料 Ryzen 7 5700X/RX 9060 XT 16GB
32GB・1TB/送料込み30万円以内FRONTIER
FRGHLMB650/WS0906/NTK309,800円+送料3,300円
合計313,100円Ryzen 7 9700X/RTX 5070
32GB・1TB/構成と総額のバランス
30万円を上限にする場合は、残額にも注目してください。SEVENなら本体と送料で290,180円なので、残りは9,820円です。一方、FRONTIERは送料込みで13,100円の予算追加が必要になります。数千円の違いでも、後から足すパーツや周辺機器の予算に影響します。
おすすめ順のランキングではなく、予算内で何を優先するかを比べるための5台です。ゲーム性能を一律に点数化せず、構成と購入条件から向いている人を紹介します。
30万円でどこまで遊べる?解像度から考える

WQHDを目指すなら、ゲームごとの画質設定も合わせて考える
WQHDは2560×1440の解像度で、フルHDより細かい描写を楽しめる一方、GPUの負荷も増えます。30万円前後でゲーム画面のきれいさを重視するなら、まずWQHDで遊ぶことを目標に、候補のGPUとゲームの推奨環境を比べてみてください。
今回の候補はRTX 5070とRX 9060 XTの16GB版です。RX 9060 XTはAMDが1440p向けに紹介するGPUで、RTX 5070は対応ゲームでDLSSの超解像度やフレーム生成を利用できます。ただし、同じGPUでもゲーム・画質・CPUによってフレームレートは変わります。価格帯だけで「最高画質で必ず快適」とは決められません。
GPUの仕様と対応機能は、NVIDIAのRTX 5070シリーズ、AMDのRX 9060 XTでも確認できます。
対戦ゲームは画質より動きのなめらかさを優先することも
対戦ゲームで高いフレームレートを狙うなら、フルHDで画質を調整し、CPUにも予算をかける選び方があります。反対に、風景の描写を楽しむゲームでは、解像度や画質を上げたときのGPU性能を先に比べたいところです。
モニターのリフレッシュレートは、1秒間に画面を更新できる回数です。高いフレームレートを目指すなら、モニター側の対応も合わせる必要があります。PC本体へ予算を使い切る前に、今のモニターを続けて使うか、新しく買うかを決めましょう。
4K最高画質を条件にするなら、30万円という予算から離れて検討する
4Kは3840×2160で、WQHDよりさらに描画の負荷が高くなります。4Kモニターに映像を出せることと、重いゲームを4K最高画質でなめらかに遊べることは別です。レイトレーシングも使いたい場合は、候補のGPUで、そのゲームの実際の動作例を確かめてください。
比較する動画やレビューでは、解像度だけでなく、画質設定、超解像度、フレーム生成の有無もそろえます。フレーム生成後の数値を、そのまま通常描画のフレームレートと比べないことも大切です。条件が合わなければ、画質を調整するか、上位GPUのモデルまで予算を広げるかを考えましょう。
まだ予算そのものを迷っている人は、価格帯ごとの選び方も参考にしてください。
ゲーミングPCの予算に迷ったら、まずは本体15万〜25万円で、遊びたいゲームに必要な構成を探すのがおすすめです。15万円前後ならMDLのMD5655、25万円以内ならGPUメモリ16GBとSSD 1TBを備えたSEVENのZEFT R66B[…]
30万円前後で選ぶゲーミングPCおすすめ5選
mouse:G TUNE DG-A7A6X(ホワイト)|標準3年保証と白いケースを重視する人へ
- 構成・価格・購入条件を見る
項目 内容 補足 税込本体価格 309,800円 紹介構成の価格 CPU Ryzen 7 5700X GPUと組み合わせて比較 GPU Radeon RX 9060 XT(16GB) 専用メモリ容量も確認 メモリ 32GB(16GB×2) 標準構成 ストレージ 1TB NVMe SSD(Gen4) OS・ゲーム共用 OS Windows 11 Home OS込みの価格 送料 送料無料/合計309,800円 必要なオプション代は別 出荷目安 決済日より約4営業日で出荷 到着日は配送先でも変動 保証 3年間センドバック修理保証 適用条件は公式を参照
G TUNE DG-A7A6Xは、32GBメモリと1TB SSDを備え、購入後のサポートも重視したい人に向く1台です。3年間のセンドバック修理保証に加え、24時間365日の電話サポートを利用できます。初めてのゲーミングPCで、困ったときの相談先を決めておきたい人には比較する価値があります。
同じRyzen 7 5700XとRX 9060 XT 16GBを搭載するSEVENより、本体価格は19,620円高くなります。どちらも32GB・1TBですが、保証期間やケースなどが異なるため、GPUが同じという理由だけで決めず、購入後に必要な対応も含めて選びましょう。
価格は送料無料の309,800円。半期決算セールは9月16日10:59までです。白いケースとWi-Fi 6Eを標準で備え、決済日から約4営業日で出荷予定。モニター・マウス・キーボードは別売りなので、本体以外の予算も残してください。
OZgaming:P30series Ryzen 7 7800X3D・RTX 5070|RTX 5070と7800X3Dを組み合わせたい人へ
- 構成・価格・購入条件を見る
項目 内容 補足 税込本体価格 329,800円 クーポン適用後 CPU Ryzen 7 7800X3D GPUと組み合わせて比較 GPU GeForce RTX 5070(12GB) 専用メモリ容量も確認 メモリ 32GB(16GB×2、DDR5) 標準構成 ストレージ 1TB NVMe SSD(Gen4) OS・ゲーム共用 OS Windows 11 Home OS込みの価格 送料 送料は注文画面で確認 必要なオプション代は別 出荷目安 商品ページは3~5営業日出荷/利用案内は15~30営業日 到着日は配送先でも変動 保証 標準1年間保証 適用条件は公式を参照
OZgamingの
P30seriesは、Ryzen 7 7800X3DとRTX 5070に、32GBメモリ・1TB SSDを組み合わせています。ゲーム向けCPUと必要な容量を一緒に選びたい人向けです。ケース色も選べるので、机まわりの色をそろえたい人にも候補になります。
本体339,800円にクーポン「KESSAN2026」を使うと、10,000円引きの329,800円になります。クーポンを入れ忘れると金額が変わるため、注文画面で適用後の総額を確かめましょう。送料や有料オプションは別途確認が必要です。
同じRTX 5070・32GB・1TBのFRONTIERと比べる場合は、CPUの違いと支払総額がポイントになります。P30seriesを選ぶなら、遊ぶゲームで7800X3Dを選ぶ理由があるかを考えてください。なお、商品ページの出荷目安は3~5営業日、配送案内は15~30営業日と異なるため、急ぐ場合は注文前に納期を問い合わせましょう。
MDL:NEO5798(SSD 1TBに変更)|CPU優先で、必要な容量を自分で選ぶ人へ
- 構成・価格・購入条件を見る
項目 内容 補足 税込本体価格 314,600円 SSD 1TB変更後 CPU Ryzen 7 9800X3D GPUと組み合わせて比較 GPU GeForce RTX 5070(12GB) 専用メモリ容量も確認 メモリ 16GB(8GB×2、DDR5) MDLは16GB構成 ストレージ 1TB NVMe SSD(Gen4)へ変更 OS・ゲーム共用 OS Windows 11 Home OS込みの価格 送料 送料3,300円/合計317,900円 必要なオプション代は別 出荷目安 発送目安10営業日~ 到着日は配送先でも変動 保証 1年間センドバック保証 適用条件は公式を参照
MDLのNEO5798
は、Ryzen 7 9800X3DとRTX 5070を組み合わせたモデルです。標準価格は298,800円ですが、メモリ16GB・SSD500GBの構成。CPUの型番だけで他の32GB・1TBモデルと同条件に扱わないようにしましょう。
ここではゲームの保存容量を考え、SSDを1TBに変更した314,600円で紹介します。販売ページで「1TB【M.2 SSD】」を選び直してください。ケースは追加料金のない1面ガラスケース、メモリは16GBのままです。送料は一律3,300円で、合計317,900円です。標準の500GB構成でも送料込みでは302,100円になるため、30万円以内に収めたい人は注意してください。無線LANを追加する場合は、さらに費用がかかります。
32GBメモリへ変更する場合はさらに48,800円かかり、1TB SSDと合わせた本体価格は363,400円、送料込みでは366,700円になります。通話・配信・ブラウザーを同時に使い、初めから32GBを希望する人は、OZgamingやFRONTIERの標準構成と比較しましょう。NEO5798は、16GBで足りる用途を決めたうえでCPUに予算を回す人向けです。
商品ページの発送目安は10営業日から、配送案内では10~20営業日です。注文後すぐに使い始める予定がある人は、到着までの日数を先に確認してください。
SEVEN:ZEFT R66AA|送料込み30万円以内で32GB・1TBをそろえる
- 構成・価格・購入条件を見る
項目 内容 補足 税込本体価格 290,180円 紹介構成の価格 CPU Ryzen 7 5700X GPUと組み合わせて比較 GPU Radeon RX 9060 XT(16GB) 専用メモリ容量も確認 メモリ 32GB(16GB×2、DDR4) 標準構成 ストレージ 1TB WD_BLACK SN7100 NVMe SSD OS・ゲーム共用 OS Windows 11 Home OS込みの価格 送料 送料無料 必要なオプション代は別 出荷目安 在庫あり/1~4営業日で出荷 到着日は配送先でも変動 保証 無償修理期間1年間(修理時送料は自己負担) 適用条件は公式を参照
SEVENの
ZEFT R66AAは、Windows 11 Home込み・送料無料で290,180円。今回の5台では、本体と送料を30万円以内に収めながら32GBメモリと1TB SSDを選べるモデルです。購入直後に容量を変更する予定がない人は、予算を組みやすいでしょう。
SSDはWD_BLACK SN7100の1TBと型番まで分かります。GPUはRX 9060 XTの16GB版、CPUはRyzen 7 5700X。mouseの候補と主要構成が近いので、価格差だけでなく、ケースや保証内容にどこまでお金をかけるかで選べます。
OSなし構成の249,480円とは別です。注文時にはWindowsを含む構成であることを確かめてください。在庫ありで1~4営業日出荷予定、無償修理期間は1年間ですが、修理時の送料は自己負担となります。購入時の送料無料と、修理の配送費用を分けて考えましょう。
FRONTIER:FRGHLMB650/WS0906/NTK|RTX 5070・32GB・1TBをまとめて選ぶ
- 構成・価格・購入条件を見る
項目 内容 補足 税込本体価格 309,800円 紹介構成の価格 CPU Ryzen 7 9700X GPUと組み合わせて比較 GPU GeForce RTX 5070(12GB) 専用メモリ容量も確認 メモリ 32GB(16GB×2、DDR5) 標準構成 ストレージ 1TB NVMe SSD(Gen4) OS・ゲーム共用 OS Windows 11 Home OS込みの価格 送料 送料3,300円/合計313,100円 必要なオプション代は別 出荷目安 受注生産/出荷日は注文画面で確認 到着日は配送先でも変動 保証 1年間センドバック保証 適用条件は公式を参照
FRONTIERの
FRGHLMB650/WS0906/NTKは、Ryzen 7 9700XとRTX 5070に32GBメモリ・1TB SSDを組み合わせたモデルです。CPU・GPUだけでなく、普段使う容量もそろえたい人には、この5台のなかでまず比べたい構成になります。
本体309,800円に送料3,300円を加え、合計313,100円。MDLの1TB変更構成より送料込みで4,800円安く、メモリは32GBです。CPUは異なりますが、同時に使うソフトが多く、容量不足を避けたい人には分かりやすい違いになります。
Wi-Fi 6Eを備え、CPUクーラーは空冷、電源は750Wの80PLUS PLATINUMです。ケースは幅約230mm・高さ約500mm・奥行約465mmなので、机の下に置く場合も吸排気の空間を含めて測っておきましょう。
ゲームの祭典熱狂セールは9月11日15時まで。受注生産で注文を受け付けており、出荷日は注文画面で確認が必要です。価格と構成が合っていても、必要な日に間に合うかは別に判断してください。
30万円をどこに使う?カスタマイズの優先順位

メモリはゲームの必要量と同時に使うソフトから決める
ゲームだけを動かす場合と、通話・配信・録画・ブラウザーを同時に使う場合では必要なメモリ容量が変わります。32GBなら何でも高速になるわけではありませんが、複数のソフトを開く予定があるなら、初めから32GBのモデルを比べると構成を決めやすくなります。
一方、遊ぶゲームと同時使用するソフトが決まっていて16GBで足りるなら、CPUやGPUへ予算を回す考え方もあります。「32GBが絶対に必要」「増設はいつでも安い」と決めつけず、注文画面の変更費用を確認しましょう。今回のMDLのように、32GB化で予算が大きく変わる場合があります。
SSDは1TBを出発点に、保存したいゲームの本数で考える

ゲームを何本も入れておきたい人には、1TBを比較の出発点におすすめします。ただし1TBのすべてをゲームに使えるわけではなく、Windowsや各種ソフトにも容量が必要です。録画データをPC内に残すなら、その分の余裕も考えてください。
500GBで足りるか迷ったら、よく遊ぶゲームの必要容量を合計してみましょう。遊ぶたびに入れ替える使い方なら少ない容量でも運用できますが、ダウンロードの時間や回線速度も関わります。容量を増やす場合は、標準SSDの変更なのか、2台目の追加なのかを区別すると注文ミスを防げます。
光るケースや水冷より先に、総額と設置場所を決める
ケースの見た目も、毎日使うPCを選ぶ楽しみのひとつです。ただし色やガラス面の数、液晶付きクーラーなどの追加料金を足すと、同じGPUでも予算を超えることがあります。先に欲しいCPU・GPU・容量を決め、そのあと残りの予算で外観を選ぶと整理しやすくなります。
空冷と水冷は方式の違いで、名前だけで静音性や冷却性能の優劣は決まりません。机の下に置くならケース寸法、背面の配線、通気口をふさがない空間を確認しましょう。横幅だけが入っても、ケーブルや排気のスペースが足りなければ設置しにくくなります。
PC一式で30万円なら、本体予算を先に引き算する
モニター・キーボード・マウスを持っていない場合は、本体だけに30万円を使い切らないようにしましょう。たとえば周辺機器用に4万円を確保する計画なら、本体と送料の上限は26万円です。これは予算配分の例で、必要な機器の価格を保証するものではありません。
手元の機器を使い回せるかも確認してください。モニターの入力端子や解像度が目的に合っていれば、本体に回せる予算が増えます。買い替えが必要なら、今回の5台にこだわらず、本体価格を下げたモデルまで候補を広げるほうが無理なく始められます。
注文前に確認したいセール条件と保証

期間限定モデルは、同じ製品名でもセール終了後に価格や構成が変わることがあります。メーカー名とシリーズ名だけでなく、商品ページの型番、メモリ、SSD、OSを見比べて注文しましょう。クーポンが必要な価格は、適用後の金額まで確かめます。
保証期間の長さに加えて、修理に出す方法も確認してください。センドバック保証は、PCをメーカーなどへ送って修理を受ける方式です。往復の送料、自然故障の範囲、増設後の扱いはメーカーごとに異なります。予算ぎりぎりで買う場合ほど、故障時に必要な費用も知っておくと選びやすくなります。
開催中のセールを広く比べたい場合は、メーカー別のセール情報もご覧ください。
BTOゲーミングPCのセールで、今どのモデルを選ぶか迷っていませんか。開催中のセールから、注目のゲーミングデスクトップを10メーカー各1台ずつ紹介します。本体予算を抑えるならarkの179,800円モデル、RTX 5070とメモリ3[…]
30万円クラスのゲーミングPCでよくある疑問

30万円以内で容量をそろえるならSEVEN、RTX 5070と32GBをまとめて選ぶならFRONTIER、標準保証を重視するならmouseが候補です。OZgamingとMDLは、ゲーム向けCPUを優先したい人が比較すると違いをつかみやすくなります。迷ったら冒頭の比較表に戻り、必要な構成と支払総額をそろえて検討してください。