RX 9070 XTは、4Kで映像を楽しみたい人や、WQHDで滑らかに遊びたい人におすすめのGPUです。4Kでは60fpsを目標に、ゲームに合わせて画質やFSRを調整する使い方が向いています。搭載BTOを価格で選ぶならOZgamingのRyzen 7 9700Xモデル、WQHDでCPU性能も重視するならRyzen 7 9850X3Dモデル。夜間も電話で相談できる窓口と標準3年保証を求める人にはNEXTGEARを紹介します。
RX 9070 XT搭載BTOは、価格・CPU・サポートで選ぶ

3台ともRX 9070 XT 16GB、メモリ32GB、SSD 1TBを標準搭載しています。まずは本体価格を抑えるか、CPUやサポートに追加費用をかけるかで選べます。
| モデル | 税込価格 | 向いている人 |
| OZgaming Ryzen 7 9700X | 339,800円+送料 | 価格を抑えて4Kを始めたい人 |
| OZgaming Ryzen 7 9850X3D | 388,000円+送料 | WQHDでCPU性能も重視する人 |
| NEXTGEAR Ryzen 7 9850X3D | 484,800円~ | 保証・電話サポート・水冷を重視する人 |
価格・構成の情報は2026年9月13日時点で、短期クーポン適用前の税込本体価格です。OZgamingは送料別途、NEXTGEARは送料無料。モニターなどの周辺機器代は含みません。
4KとWQHDでは、同じRX 9070 XTでも狙う設定が変わる

4K(3,840×2,160)は、WQHD(2,560×1,440)の2.25倍の画素を描くため、GPUへの負荷が大きくなります。景色やキャラクターの細部を楽しむRPGなら4K、対戦ゲームで動きの滑らかさを優先するならWQHDが目安です。RX 9070 XTで4Kを遊ぶときは、まず60fpsを目標にして、負荷の高い影や反射の設定を調整すると画質との折り合いを付けやすくなります。
WQHDではGPUの負担を減らせる分、144fps以上を目標にする対戦ゲームとも組み合わせやすくなります。ただし、ゲーム内の混雑した場面やCPUの処理が重い場面ではfpsが下がるため、常時144fpsを維持できるかはタイトルと設定次第です。4Kで60fpsと、WQHDで144fpsは別の目標として、普段遊ぶゲームに合わせて選びます。
AMD公式の4K測定例は60fpsの目安にする
AMDが公開している4Kの測定例では、次の2タイトルが平均60fpsを超えています。これは4Kで遊ぶ候補としてRX 9070 XTを選ぶ根拠の一つです。ゲームごとの負荷を把握する参考として、画質設定と一緒に見ることが大切です。
| ゲーム | AMD公式の4K平均fps | 測定条件の要点 |
| The Last of Us: Part 2 | 68fps | Ultra・DX12 |
| Horizon Forbidden West | 72fps | Very High・DX12 |
出典:AMD公式のゲーム性能表。2026年5月測定、Ryzen 7 9800X3D/DDR5-6000 32GB/X870E/Windows 11 Pro/ドライバー26.5.2(脚注RX-1255)。紹介するBTO 3台の実測値ではなく、最低fpsを示す数字でもありません。FSR・フレーム生成のオン/オフは該当脚注に記載がないため、その条件での比較には使えません。
レイトレーシングを使うなら余裕を残す
レイトレーシングは、光の進み方を計算して反射や影を表現する機能です。4Kで画質を上げ、さらにレイトレーシングも強くすると負荷が増します。映像の細かさより動きの滑らかさが欲しいときは、まずレイトレーシングを下げる方法があります。最高設定へのこだわりを少し緩めることで、4Kを続けたまま遊べる余地が広がります。
FSRは画質と応答性を見ながら使う
FSRのアップスケーリングは、低い解像度で描いた映像を高い解像度へ再構成し、GPUの負担を減らす機能です。4Kで重さを感じたら、対応ゲームの画質重視モードから試すと、映像の変化と滑らかさを比べられます。FSR 4などの機能を使えるゲームや必要なドライバーは、AMDのFSR公式案内で確認できます。
フルHD(1,920×1,080)で遊び、4Kモニターへ買い替える予定もないなら、RX 9060 XT 16GBを搭載するPCも比較対象です。GPUメモリが同じ16GBでも処理性能は異なりますが、フルHD中心ならPC本体の予算を下げる選択肢になります。
RX 9060 XT搭載BTOを選ぶなら、まずはGPUメモリ16GBのモデルをおすすめします。今回の4台では、本体価格とSSD容量を重視するならSEVENの「ZEFT R66BM」、ゲーム向けCPUも選びたいならMDLの「Ryzen7 78[…]
RX 9070 XT搭載おすすめBTO 3選
いずれもWindows 11 Homeを含む標準構成で紹介します。OZgamingの2台は同じ木目調ケースを使い、CPUとクーラーに違いがあります。NEXTGEARは保証・電話サポートのほか、水冷クーラーを標準搭載する点が特徴です。
価格重視ならOZgamingの木目調ケース・Ryzen 7 9700Xモデル
- OZgaming 9700Xの構成
項目 内容 補足 CPU Ryzen 7 9700X 空冷クーラー GPU Radeon RX 9070 XT 16GB 4K・WQHD向け メモリ DDR5-4800 32GB(16GB×2) 標準構成 ストレージ 1TB NVMe Gen4 2TBは追加料金 電源 850W 80PLUS GOLD ATX3.1 標準搭載 通信 Wi-Fi 6E・Bluetooth 5.3 2.5Gbps有線LANにも対応 価格・保証 339,800円・1年 3年延長は追加料金
4K用のGPUを確保しつつ本体価格を抑えるなら、この339,800円のモデルをおすすめします。32GBメモリと1TB SSDが標準で、最初から大きなカスタマイズをしなくてもゲーム用の構成をそろえられます。8コア・16スレッドのRyzen 7 9700Xを搭載し、CPUを上位モデルにせず、本体価格を抑えたい人向けです。
木目のあるFractal Design North TGケースを使い、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3も標準搭載。ケースは幅215×奥行447×高さ469mmなので、机の下へ置くときは背面ケーブルと排気の分も空けておきます。光るパーツを追加しなくても、外観を落ち着いた雰囲気にまとめられます。
WQHDでCPU性能も求めるならOZgamingの木目調ケース・Ryzen 7 9850X3Dモデル
- OZgaming 9850X3Dの構成
項目 内容 補足 CPU Ryzen 7 9850X3D ツインタワー空冷 GPU Radeon RX 9070 XT 16GB 4K・WQHD向け メモリ DDR5-4800 32GB(16GB×2) 標準構成 ストレージ 1TB NVMe Gen4 2TBは追加料金 電源 850W 80PLUS GOLD ATX3.1 標準搭載 通信 Wi-Fi 6E・Bluetooth 5.3 2.5Gbps有線LANにも対応 価格・保証 388,000円・1年 3年延長は追加料金
4KのRPGだけでなく、WQHDで高fpsを狙う対戦ゲームにも使うなら、こちらのRyzen 7 9850X3Dモデルをおすすめします。2026年1月発売のCPUで、ゲーム処理に役立つ大容量キャッシュを備える3D V-Cacheを採用しています。ゲーム側のCPU負荷が大きい場面も重視する人に合う構成です。
9700Xモデルとの差は48,200円で、CPUとともにクーラーがツインタワー空冷のThermalright PA120SEへ変わります。GPU・メモリ容量・SSD容量は共通のため、4KでGPU負荷の高いゲームが中心なら9700Xを選ぶほうが予算を抑えられます。価格差は新しいCPUを使いたいかだけでなく、高fpsを求めるゲームも遊ぶかで決めるのがおすすめです。
保証と電話サポートを重視するならマウスのNEXTGEAR
- NEXTGEAR HD-A7A7Xの構成
項目 内容 補足 CPU・GPU Ryzen 7 9850X3D・RX 9070 XT 16GB CPUはOZと同じ メモリ DDR5-5600 32GB(16GB×2) 標準構成 ストレージ 1TB NVMe Gen4 標準構成 電源・冷却 850W 80PLUS GOLD・240mm水冷 標準搭載 通信 2.5Gbps有線LAN Wi-Fiは追加が必要 価格・保証 484,800円~・3年 24時間365日電話サポート
夜間や休日も電話で相談できる窓口を重視する人には、NEXTGEAR HD-A7A7Xが合います。3年間のセンドバック修理保証と24時間365日の電話サポートが標準です。センドバックはPCをメーカーへ送って修理する方式で、訪問修理とは異なります。
紹介する型番はHDA7A7XB8AFDW103DEC。Ryzen 7 9850X3D、240mm水冷、DDR5-5600メモリを搭載します。OZgamingの9850X3Dモデルより本体価格は96,800円高く、CPU・GPU・メモリ容量・SSD容量は同じです。ゲーム用の主要パーツを安くそろえるならOZgaming、電話相談の体制や水冷を含む構成を選びたいならNEXTGEARという分け方になります。
OZgamingの9850X3Dモデルも3年保証へ延長でき、延長込みの本体合計は422,920円+送料です。保証期間だけを3年にしたい場合は、こちらとの総額比較も役立ちます。
CPU・メモリ・SSD・電源はどう選ぶ?

CPUは解像度とゲームの種類で決める
CPUはゲーム内の処理や描画の指示を担当し、GPUは映像を描きます。4KでGPUの処理が限界に近いときは、CPUだけを上位にしてもfpsの伸びが小さくなります。一方、画質を抑えて高fpsを目指すと、CPUの処理速度が重要になる場面が増えます。この違いから、4Kの画質と価格を優先するなら9700X、WQHDの高fpsも追求するなら9850X3Dを選ぶ方針です。
メモリ32GBはゲーム用の基準にしやすい
ゲームに加えてボイスチャットやブラウザーを開くなら、メモリ32GBを基準におすすめします。容量に余裕があれば、遊ぶたびにほかのアプリを閉じる手間を減らせます。今回は3台とも16GBを2枚搭載した32GB構成で、64GBへ増やすかは、使うソフトや制作作業に応じて判断します。
SSDは保存するゲームが多いなら2TBにする
遊ぶゲームを入れ替えて使うなら1TB、大容量ゲームを何本も残したいなら2TBが目安です。たとえば1本100GBなら5本で500GBを使い、さらにWindowsや更新データ用の空きも必要になります。録画した動画も残す人は、GPUを変えるよりSSD容量を増やすほうが日々の使い方に合います。
850W電源は構成全体の余裕として見る
AMDのRX 9070 XT仕様では、GPUの電力指標TBPが304W、推奨電源が750Wです。今回の3台は標準で850W電源を搭載しているため、掲載構成で注文する際に容量不足を理由に電源を上げる必要はありません。1000W以上を選ぶのは、将来のGPU交換など具体的な用途がある場合です。
850Wは電源が供給できる容量で、常に850Wを消費するという意味ではありません。また、80PLUS GOLDは電力の変換効率の認証です。静かさや耐久性は、この認証だけでは判断できません。
購入前に確認したいこと

最後に、送料・保証延長・SSD変更・Wi-Fiの追加を含めた総額を比べます。OZgamingは送料別途で、通常保証は1年。NEXTGEARは送料無料・標準3年保証です。OZgamingにも延長保証があるので、必要な保証期間をそろえてから価格を比較できます。
OZgamingは受注生産のため、納期に余裕を持って計画する必要があります。使い始めたい日が決まっている場合は、注文する構成の出荷予定から配送にかかる日数も見込んでおくと、到着後の初期設定まで時間を取れます。NEXTGEARも構成により出荷予定が変わります。
OZgamingの通常保証は自然故障が対象で、修理時の往復送料は原則購入者負担です。到着から30日以内の初期不良は販売店が送料を負担します。保証期間とともに、故障したときにPCを送る手間や費用も考えておくと、購入後の負担を見通せます。
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RX 9070 XT搭載BTOのよくある質問

4Kの価格重視なら9700X、WQHDの高fpsも狙うなら9850X3D
4K用のRX 9070 XTを手頃な本体価格で選ぶなら、OZgamingの9700Xモデルが第一候補です。WQHDで高fpsを目指すゲームも遊ぶなら9850X3Dモデル、夜間の電話相談と標準3年保証を重視するならNEXTGEARが合います。3台ともGPUとメモリ容量・SSD容量は共通なので、追加費用を払う目的を決めると、自分に合う1台を絞れます。