鉄拳8をWQHDの美麗な映像で楽しみ、激闘の瞬間をOBSで録画して振り返る。そんなハイエンドな体験を支えるのは、用途に合わせた最適なゲーミングPCだ。3年保証の安心感を求めるならNEXTGEAR JG-A7G6T、RTX 5070を最安級で手に入れたいならOZgamingの5700Xモデルが強力な選択肢となる。さらに、膨大な録画データを保存するためにSSDを2TBへアップグレードした9700Xモデルも紹介しよう。WQHDモニターを駆使し、配信はしない。録画・保証・価格のバランスで選ぶ、究極の3台を比較した。
なお、価格・構成・販売情報の基準日は2026年9月26日である。まずは、あなたが最も重視する条件からチェックしてほしい。
| 用途 | モデル | 選ぶ理由 |
| 3年保証と充実のサポートを重視 | NEXTGEAR JG-A7G6T | 32GB・1TB、安心の3年保証。299,800円、送料無料 |
| RTX 5070を低予算で手に入れたい | OZgaming Ryzen 7 5700X | 32GB・1TBの標準構成で269,800円 |
| 大量の録画データを保存したい | OZgaming Ryzen 7 9700X | SSD 2TBモデルが339,600円。M.2空きスロットあり |
鉄拳8を「録画」して振り返るために。知っておくべき選び方の基本

リプレイ機能と「録画」は別物だ!アップデートによる消失リスクに注意
鉄拳8公式サイトの「My Replay & Tips」は、試合の展開をAIが解析し、練習に活用するための強力なツールだ。しかし、これはあくまでゲーム内機能であり、OBSなどのソフトで保存する「動画ファイル」とは全くの別物であることを忘れてはいけない。練習用のリプレイと、自身の戦いを記録として残す録画。この使い分けこそが重要だ。
特に注意すべきは、ゲーム内リプレイの「寿命」だ。公式のv3.00.02更新案内でも明示されている通り、アップデートによって古いリプレイが再生できなくなるリスクがある。もし、大切な対戦シーンを永続的に残したいのであれば、OBSなどで動画として保存しておくのが、唯一の確実な方法となる。
また、録画ファイルも無敵ではない。ドライブの故障やデータの破損は、いつどこで起こるかわからない。大事な試合は、外部ストレージにもバックアップを取っておくのがプロの鉄則だ。
WQHDでプレイし、FHDで録画する。賢い設定のコツ
WQHDモニターでのプレイ時、ゲーム解像度と録画解像度を分けるテクニックがある。ゲーム画面は2560×1440のWQHDで最高に美しく映し出し、録画は1920×1080のFHDに落とす。これにより、保存容量を抑えつつ、エンコード負荷を最小限に留めることが可能になる。ただし、この安定性はゲーム設定や録画fps、保存先の速度に依存する点に留意してほしい。
一方で、より高精細な映像を求めるなら録画もWQHDで行うべきだ。FHDへの縮小がないため、細部のディテールを逃さず残せる。ただし、その分ストレージの消費は激しくなる。どちらを選ぶかは、「試合後に細部まで精査したいか」か、「長時間の戦いを効率よく保存したいか」のトレードオフとなる。
ハードウェア面では、RTX 5060 TiとRTX 5070は、どちらも第9世代NVENCを搭載し、AV1録画に対応している。つまり、録画機能の有無だけでRTX 5070が必須になるわけではないのだ。OBSもCPU負荷軽減のためにハードウェアエンコードを推奨しているが、GPUを使い切るような設定ではOBSの処理が追いつかなくなる。録画のカクつきを防ぐには、ゲーム設定と録画解像度のバランスを見直す必要がある。
1TBで足りるのか?録画時間から計算するSSD容量の罠
録画に必要な容量は、「ビットレート × 時間」で決まる。例えば、40Mbpsの映像を1時間録画した場合、計算上は約18GBの容量を消費する。この単純な計算が、実際のストレージ選びにおいて大きな壁となるのだ。
| 映像ビットレート | 1時間あたりの容量 | 10時間あたりの容量 |
| 20Mbps | 約9GB | 約90GB |
| 40Mbps | 約18GB | 約180GB |
| 60Mbps | 約27GB | 約270GB |
ここでシビアな計算をしてみよう。40Mbpsで「毎日1時間、30日分」を保存する場合、映像だけで540GBを消費する。ここにOS、鉄拳8本体、他のゲーム、更新ファイル、さらに編集用領域を足すと……。仮にこれらを合計600GBと想定すると、合計は1,140GB。つまり、**1TBのSSDでは到底足りないのだ。**
録画の頻度が低い、あるいは1回あたりの録画を短く済ませるなら1TBでも対応できるが、毎日プレイを記録し続けるなら2TBへのアップグレードは「必須」といえる選択肢だ。
ゲーミングPCのSSDは、ゲーム・録画・OSとアプリに使う容量を足し、更新用の空きも確保できるなら1TBで足ります。合計が1TBを超える、または新しいゲームのために毎回データを消したくないなら2TBを選びましょう。保存量の計算例と実際のBT[…]
OBS公式のNVENC録画ガイドによると、CQP(定数品質)設定が推奨されている。CQPは数値を下げるほど画質は上がるが、サイズは膨れ上がる。購入後は、まず10分程度の試し録画を行い、そのサイズを6倍して「1時間あたりの実容量」を割り出すのが、失敗しないための鉄則だ。
鉄拳8推奨スペックと「失敗しない」購入構成

公式スペックを過信しない。買うべきPCの基準は別にある
まずはSteamのTEKKEN 8公式ページを確認しよう。ここに記載されているのはあくまで「最低・推奨要件」だ。録画や配信を前提にするなら、これとは別の基準でPCを選ぶ必要がある。
| 項目 | 最低要件 | 推奨要件 |
| CPU | Core i5-6600K / Ryzen 5 1600 | Core i7-7700K / Ryzen 5 2600 |
| GPU | GTX 1050 Ti / R9 380X | RTX 2070 / RX 5700 XT |
| メモリー | 8GB | 16GB |
| OS / DirectX | Windows 10 64-bit / 12 | Windows 10 64-bit / 12 |
| 空き容量 | 100GB | 100GB |
注意してほしいのは、公式の「60fps」要件はあくまでゲーム単体での基準だ。録画(OBS)を回しながら、さらにWQHD環境で安定して動かすとなれば、スペックの要求度は跳ね上がる。今回は、録画による負荷を考慮して「メモリ32GB」を前提とした構成を提案する。これが鉄拳8の必須条件ではないが、後悔しないための「安全圏」だ。
保証・GPU・容量。スペックの「落とし穴」を見極めろ
BTOパソコン選びで迷ったら、カタログスペックの表面だけを見てはいけない。保証期間、GPUのビデオメモリ容量、SSDの増設可能性。これらをシビアに比較する必要がある。NEXTGEARは3年保証という強みがあるが、OZgamingの5700XモデルはRTX 5070搭載によるコストパフォーマンスで勝負している。9700Xモデルは、最初から2TBの大容量を選べる点が魅力だ。
また、M.2スロットの空き状況も見逃せない。NEXTGEARとOZgamingの5700Xモデルは増設スロットがないため、容量が必要なら「購入時のカスタマイズ」が必須だ。一方で9700Xモデルは、OS用とは別にSSDを追加できる余裕がある。後から自分で増設する予定があるなら、この「空き」の有無が生死を分ける。
- WQHD表示とFHD録画の切り分けができているか?
- 録画データを「溜め込む」か「こまめに整理」するか?
- 保証期間と送料を含めた「実質的な」総額はいくらか?
- 後からSSDを足せる「空きスロット」はあるか?
鉄拳8に贈る、最強のBTOパソコン3選
NEXTGEAR JG-A7G6T TGS2026|3年保証とRTX 5060 Ti 16GBの安心感
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項目 内容 補足 CPU Ryzen 7 5700X 8コア16スレッド GPU RTX 5060 Ti 16GB GDDR7 メモリー 32GB 16GB×2、DDR4-3200、空き2 ストレージ 1TB NVMe Gen4 M.2空き0、2.5型空き2 価格・保証 299,800円・3年 税込、クーポン適用前
NEXTGEAR JG-A7G6TのTGS2026モデルは、スペック以上に「安心感」を重視するプレイヤーに向けた一台だ。3年保証と24時間365日の電話サポートは、BTO初心者にとって最大の武器になる。32GBのメモリと1TBのSSDを標準装備。299,800円(税込)という価格は、その安心料としては決して高くはないだろう。
注意すべきは、価格差の理由だ。OZgamingのモデルと比較して、GPUの性能差やメモリの枚数、冷却性能、そして何より「保証」の違いがある。RTX 5060 TiのVRAMは16GBと多いが、それがゲーム性能にどう直結するかは別問題だ。単純な価格比較ではなく、サポート体制を含めた価値で判断してほしい。
拡張性については、M.2スロットには空きがない。録画ファイルを大量に溜め込みたいなら、購入時にSSDを増設しておくべきだ。また、USB-Cは映像出力に非対応。モニターへの接続は必ずグラフィックボード側の端子で行うこと。
3年保証を重視
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OZgaming Sシリーズ Ryzen 7 5700X RTX 5070|圧倒的なコスパでRTX 5070を狙え
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項目 内容 補足 CPU Ryzen 7 5700X 8コア16スレッド GPU RTX 5070 12GB メモリー 32GB DDR4-3200、32GB×1、空き1 ストレージ 1TB NVMe Gen3 M.2空き0、増設は要確認 価格・保証 269,800円・1年 税込、標準構成
OZgaming Sシリーズの5700X・RTX 5070モデルは、今回紹介する中で最もコストパフォーマンスに優れた一台だ。269,800円という価格でRTX 5070を搭載。録画した動画をこまめに整理し、ストレージにあまり溜め込まないプレイヤーにとって、これ以上ない選択肢となるだろう。
スペックの構成には、少しばかり「工夫」がある。標準のメモリは32GB×1枚構成だ。もし安定性を求めて16GB×2枚へのデュアルチャンネル構成にしたいなら、10,000円の追加コストが必要になる。価格の安さだけでなく、構成変更後の価格もしっかりチェックしておこう。
ストレージは標準1TBだが、OS用SSDを2TBへアップグレードすることも可能だ。CPUやメモリを最新世代(DDR5)に上げる代わりに、まずはストレージの余裕を確保する。そんな賢い予算配分を検討している人には、この構成が最適だ。
本体価格を抑える
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OZgaming Sシリーズ Ryzen 7 9700X RTX 5070|録画を溜め込むなら2TBへ
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項目 内容 補足 CPU Ryzen 7 9700X 8コア16スレッド GPU RTX 5070 12GB メモリー 32GB 16GB×2、DDR5-4800、空き2 ストレージ 2TB NVMe Gen4 OS用SSD変更後、M.2空き1 価格・保証 339,600円・1年 標準309,800円+29,800円
OZgamingの9700X・RTX 5070モデルは、録画データの肥大化に備えて最初から大容量を確保したいプレイヤーのための選択だ。OS用SSDを2TBへ変更した構成が339,600円。これに加え、M.2スロットに空きが1つあるため、さらにの増設も可能だという柔軟性が強みだ。
5700Xモデルと比較して、CPUは最新のRyzen 7 9700Xへ、メモリは最新のDDR5へ。さらにストレージ容量も大幅に強化される。この差額を、録画のフレームレート向上や、将来的な増設への「投資」と考えているなら、非常に合理的な選択となるだろう。
録画を多く残す
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SSD OSで2TBを選択
最後に。本体以外にかかる費用と、見落としがちな確認事項

2026年9月26日時点の本体価格を振り返ろう。NEXTGEARが299,800円、OZgaming 5700Xが269,800円、OZgaming 9700X(2TB)が339,600円。これらはあくまで「PC本体」の価格だ。ここにモニター、キーボード、マウス、そしてゲームソフト代が加算される。予算を立てる際は、周辺機器の費用も必ず含めておこう。
| モデル | 本体価格 | 購入時に足す・確認する項目 |
| NEXTGEAR | 299,800円 | 送料無料、3年センドバック保証 |
| OZ 5700X | 269,800円 | メモリ変更コスト、個別送料の確認 |
| OZ 9700X | 339,600円 | カスタマイズ価格の確認 |
保証内容にも差がある。NEXTGEARのセンドバック保証は、送付時の費用が購入者負担となる点に注意が必要だ。また、OZgamingの納期についても、サイトの汎用的な案内と個別製品で異なる場合がある。確実に、かつスムーズに手元へ届けるために、販売店への直接確認が最も確実だ。
最後に、モニターとの接続についても一言。WQHD環境を構築する場合、お使いのモニターのリフレッシュレートに対応した端子を備えているか、説明書で必ず確認してほしい。OBSでの録画において、モニターへの出力とPC内部での録画処理は別物。モニターの端子不足を心配する必要はないが、ゲーム環境の最適化はプレイヤーの責任だ。
よくある疑問

1TBのSSDだけで、録画データを保存し続けられるか?
結論から言えば、運用次第だ。OSやゲームの容量を考慮して余裕があれば可能だが、上述の計算の通り、録画頻度が高ければすぐに限界が来る。長く録画を楽しみたいなら、最初から2TBを選ぶのが賢明な判断となる。
RTX 5070は、録画に必須のパーツか?
いいえ、必須ではない。録画機能(NVENC)はRTX 5060 Tiでも備わっている。重要なのは、録画だけでなく「WQHDでのゲームプレイ自体」をいかに快適にするかだ。GPU選びは、録画機能の有無ではなく、ゲームのフレームレートをどこまで維持できるかで決めるべきだ。
結論:録画プランに合わせて、保証と総額で選べ
3年保証の安心感ならNEXTGEAR JG-A7G6T。低予算でRTX 5070を手に入れたいならOZgamingの5700Xモデル。大容量ストレージと最新世代のパワーを求めるならOZgamingの9700Xモデル。自分の録画プランに合わせて、最適な一台を手に取ってほしい。