ゲーミングPCのSSDは、ゲーム・録画・OSとアプリに使う容量を足し、更新用の空きも確保できるなら1TBで足ります。合計が1TBを超える、または新しいゲームのために毎回データを消したくないなら2TBを選びましょう。保存量の計算例と実際のBTOの増量費用を比べながら、自分に必要な容量を決めていきます。
| 用途 | おすすめモデル | 選ぶ理由 |
| 少数のゲームを入れ替えて遊ぶ | NEXTGEAR JG-A5G60 | SSDを1TBに変更して219,500円。3年保証と送料無料 |
| ゲームと録画を多く残す | OZgaming Sシリーズ | SSD 2TB・メモリ32GB(16GB×2)で239,600円。本体価格 |
価格・構成は2026年9月20日に確認した税込・クーポン適用前の情報です。NEXTGEARは送料0円、OZgamingは送料を含まない本体価格で、注文時に配送先の送料を確認してください。価格・在庫・納期は変わるため、注文画面で再確認してください。
まずは必要容量の計算例で自分の使い方を当てはめてください。容量を決めている人は、早見表のモデル名から変更後の価格と保証を比較できます。
SSDが1TBで足りるかは、同時に残すデータで決まる

SSDはゲーム本体や追加コンテンツ、録画ファイルを保存する部品です。容量を1TBから2TBに増やす目的は保存できる量を増やすことで、容量だけでゲームのfpsが上がるわけではありません。メモリは起動中のゲームやアプリが使う作業場所なので、メモリ32GBにしてもSSDへ保存できる量は増えません。
1TBで足りるかを決めるときは、遊ぶ本数ではなく、削除せずに残しておきたいデータの合計を見ます。1本を遊び終えるたびに削除できる人と、オンラインゲームや大型タイトルを常に残したい人では、同じ1TBでも必要な余裕が変わります。
起動中のゲームや録画ソフトに必要なメモリ容量は、SSDと別に選びます。16GBと32GBの選び方は次の記事で説明しています。
これからゲーミングPCを買い、ゲーム中も通話やブラウザーを使うなら、メモリ32GBをおすすめします。ゲームだけで16GBに収まる使い方なら16GBでも十分ですが、32GBには複数のアプリを閉じずに使える余裕があります。32GB構成の価格を抑[…]
ゲームを入れ替えて使うなら1TBを基準にする
遊ぶゲームの合計が小さく、プレイしないタイトルをアンインストールできるなら、1TBで始められます。ただし、ゲームを消してもセーブデータや設定が同じ場所に残るとは限りません。クラウドセーブの有無や、残したいスクリーンショットの保存先も確認します。
たとえばSteamで公開されているAssetto Corsaは、Windowsの必要空き容量が最低15GB、推奨30GBです。一方、Baldur’s Gate 3はWindowsの最低・推奨容量が150GBです。公式の必要容量はゲームの版や更新で変わるため、この数字を別のタイトルに当てはめず、遊ぶゲームの公式要件を調べてください。
ゲームを常備し、録画も残すなら2TBを比較する
大容量ゲームを複数インストールしたままにして空きが減ると、新しいゲームや更新のためにデータを削除する必要が出てきます。ゲームを消しても別に保存した録画は残るため、録画が占める容量も数えてください。録画ファイルを編集後に移動するのか、一定期間は本体に残すのかを決めてから容量を選びます。
2TBは公称容量が1TBの2倍で、OSとアプリの使用量が同じなら、その分だけゲームや録画に回せる空きが増えます。再ダウンロードに時間がかかる回線を使っている人にも、遊ぶゲームを残しておける2TBが向いています。
必要容量をゲーム・録画・更新に分けて見積もる

容量を感覚で決めると、購入直後は足りても、ゲームの追加データや録画で空きが減ります。次は1TBに収まる保存計画の例です。表の数字はすべて仮定で、1TB=1,000GBとして計算します。
| データの種類 | 確認する内容 | 計算例 |
| ゲーム | 公式の必要容量、DLC・言語・高解像度素材 | 400GB(仮定) |
| OS・アプリ・回復領域 | Windows、ランチャー、録画・編集ソフトなど | 150GB(仮定) |
| 録画 | 合計20Mbpsで10時間保存する例 | 90GB(概算) |
| 更新用の余地 | ゲームごとの更新条件と一時ファイル | 150GB(仮定) |
仮にOS・アプリ・回復領域を150GB、ゲームを400GB、録画を90GB、更新用の予備を150GBとすると、150+400+90+150=790GBです。この計画なら更新用の予備まで1TBに収まり、公称容量との差は210GBです。ただし、OSなどの150GBには回復領域やフォーマットに使う領域も見込んでいます。実際の使用量が見積もりを超えた分は、残りの容量から差し引きます。
ゲームを800GB、録画を30時間分の270GB残す計画なら、同じ計算で150+800+270+150=1,370GBです。この量を本体に残すなら1TBでは足りず、2TBを選ぶ理由がはっきりします。どちらの例も、OS用150GBや更新用150GBを全員の必須容量として示したものではありません。
必要容量とインストール後の使用量は同じではない
ゲームの公式ページにある「必要空き容量」は、インストールに必要な条件です。インストール後の実際の使用量、更新時の一時ファイル、追加パックの容量とは分けて考えます。Baldur’s Gate 3の150GBを、そのまま更新用の空きも含む数字として扱うことはできません。追加コンテンツ込みで残すゲームは、公式要件に加えてランチャーで示されるインストール量も確認します。
また、SSDの1TBは10進法で1,000,000,000,000バイトです。I-O DATAの解説のとおり、2進数の単位で換算すると約931.3GiBです。Windowsでは、この2進数換算の値に「GB」と表示するため、公称値より小さく見えます。これはメーカーとOSで単位が違うために生じる差で、OS・回復領域・アプリが使う容量とは別です。「1TBなのに931GBしかない」という表示だけで故障とは判断しません。
録画はビットレートと時間で計算する
録画容量は解像度だけでなく、映像と音声のビットレートで決まります。概算は「合計Mbps×秒÷8÷1,000」で10進GBに換算できます。OBSの録画設定ガイドにもあるように品質設定で変動しますが、映像と音声を合わせて20Mbpsと仮定すると、1時間は約9GB、10時間は約90GB、30時間は約270GBです。40Mbpsなら同じ時間でおよそ2倍になります。
OBSの録画設定には品質ベースのCQPなどがあり、同じ品質設定でも映像内容によってファイルサイズは変わります。10分ほど試し録画をして、その容量を6倍すれば1時間分の目安になります。残したい時間を掛けて保存計画に足してください。20Mbpsの計算例は平均ビットレートを固定した概算で、ファイルの管理情報による増加までは含めていません。
500GB・1TB・2TBはどの使い方に合うか

計算した容量に加えて、ゲームを消して入れ直す手間をどこまで許容できるかで選びます。
| 容量 | 向いている使い方 | 注意点 |
| 500GB | ゲームを少数だけ入れ替える。録画は別の保存先へ移す | OS・アプリを差し引くと更新用の空きが小さくなりやすい |
| 1TB | ゲームを数本保存し、録画は整理しながら使う | 空きが不足すると、更新前に削除や移動が必要 |
| 2TB | ゲームと録画を本体に多く残す。再ダウンロードを減らしたい | 2TBでも無制限ではなく、価格差とバックアップ先を確認する |
容量を増やすと、ゲームを再ダウンロードする回数や録画を移動する回数を減らせます。その便利さに価格差が見合うかを考えるのが、1TBと2TBの比較です。保存するゲームが少なく回線も安定しているなら、1TBを選び、必要になった時点で別の保存先を用意する方法もあります。
注文時のSSD増量と、購入後の増設を比較する

注文時の増量は、購入直後から使える容量を確保できます。購入後の増設は、最初の費用を抑えられる一方、空きスロットや対応規格、取り付け作業を確認しなければなりません。価格だけでなく、移行の手間と保証条件まで比較します。
注文時は変更料金だけでなく完成構成の価格を見る
標準500GBのPCを1TBへ変更する料金と、標準1TBのPCを2TBへ変更する料金は、出発点が違います。標準価格に必要な変更だけを加え、送料を含む購入額で比べてください。大容量SSDを選ぶために、用途に不要なCPUやGPUまで上げる必要はありません。
今回のNEXTGEAR JG-A5G60では、1TB構成219,500円に対して2TB構成は298,700円で、差額は79,200円です。一方、後で紹介するOZgamingは標準1TBから2TBへの変更が29,800円です。増量費用はメーカーや販売構成によって異なるため、同じモデルの変更額と別モデルの完成価格の両方を見ます。
容量計算で1TBに収まるなら、使わない容量のために差額を払う必要はありません。2TBが必要なら、OZgamingの2TB構成まで比較し、CPU・メモリ・保証も含めて選んでください。別モデル同士の本体価格差は、SSDだけの料金ではありません。
mouseでSSD以外の項目も注文時に選ぶ人は、メモリ・電源などの変更が必要になる条件も合わせて確認できます。
「mouseの注文画面、メモリやSSDをどこまで増やせばいいの?無線LANは必要?」と迷っているあなたへ。この記事では、mouseのカスタマイズ画面で判断に迷いやすい項目を、用途別の優先順位で整理します。追加すべき項目と、無理に追加しなくて[…]
空きスロットへの追加と、使っているSSDの交換は別の作業
M.2スロットは、基板状のSSDを取り付ける場所です。対応する空きスロットへSSDを追加できれば、元のOS用SSDを残して保存先を増やせます。空きがなくOS用SSDを大容量品へ交換する場合は、OSやデータの移行、または再インストールも必要です。SSD本体代だけでなく、作業費やバックアップの準備まで見積もりましょう。
今回の2台は、どちらもM.2の空きが0です。NEXTGEARには2.5型ベイの空きが2つありますが、ベイは部品を固定する場所で、M.2スロットとは別です。2.5型SSDを追加するなら、対応する接続端子・電源・ケーブルと取り付け時の干渉を確認する必要があります。
外付けSSDは保存先とゲーム実行を分けて考える

外付けSSDは、録画や編集後の動画を移す保存先として便利です。内蔵SSDの空きを増やせるため、1TBのPCを選ぶ理由にもなります。ただし、外付けからゲームを実行する場合は、USBの規格、ケース、ケーブル、ゲームの読み込み条件が関わります。すべてのゲームで内蔵SSDと同じ結果になるとは限りません。
仕事や思い出の録画を外付けSSDへ移す場合は、1台だけを保管場所にせず、別の場所へのバックアップも用意します。バックアップは容量を増やす方法ではなく、SSDの故障や誤削除に備える方法です。
注文前に1TBと2TBを決める5つの確認
- 遊ぶゲームの公式容量を確認し、DLCや高解像度素材も足す
- OS・アプリに使う容量を見積もる
- 録画を何時間、何日分残すかをビットレートから計算する
- アップデートのために必要な空きと、一時ファイルの余地を残す
- 注文時の2TB差額、空きスロット、増設時の保証を確認する
計算後の合計が1TBの表示容量に近いなら、2TBへ変更するか、録画とゲームのどちらかを別の保存先へ移す計画が必要です。合計が余裕を持って収まり、遊ばないゲームを削除できるなら1TBで始められます。SSD容量だけを理由に上位GPUへ変更しても、保存できる量は増えないため、性能と容量の予算を分けて考えてください。
1TB・2TBの構成を選べるゲーミングPC
1TBで必要量を満たし3年保証を付けて買うならNEXTGEAR、2TBとメモリ32GBを注文時にそろえるならOZgamingを比較してください。2台はCPU・メモリ・保証も異なります。どちらもRTX 5060搭載ですが、遊ぶタイトルのCPU・GPU要件も確認したうえで注文構成を決めましょう。
NEXTGEAR JG-A5G60|1TBと3年保証で始める
- スペックと価格
項目 紹介構成 補足 税込本体価格 219,500円・送料無料 クーポン適用前。標準189,800円からSSDを変更 CPU/GPU Ryzen 5 4500/RTX 5060 8GB CPUは6コア・12スレッド メモリ/SSD 16GB(8GB×2)DDR4-3200/1TB NVMe SSD SSDは標準500GBから変更 保証・通信 3年センドバック保証/Wi-Fi非搭載 センドバック発送送料は顧客負担 OS・出荷目安 Windows 11 Home/約4営業日 入金確認後の目安。注文画面で最新日程を確認 拡張性 M.2空き0/2.5型ベイ空き2 取り付け干渉の注記があるため事前確認
容量の計算が1TBに収まり、購入後のサポート期間も重視する人に合う構成です。SSDを1TBにしても3年センドバック保証の対象で、故障時はPCをメーカーへ送って修理を受けます。24時間365日の電話サポートもあるため、初めてのPCで相談窓口を確保したい人に向いています。
紹介型番はJGA5G60B5BADW102DECです。販売ページの標準SSDは500GBなので、注文時に1TBへ変更してください。変更額29,700円を加えた219,500円が紹介価格です。リンクを開くだけでは1TB構成になりません。Wi-Fiは非搭載のため、無線で使う場合は対応オプションの料金も加えて比較します。
OZgaming Sシリーズ|2TBと32GB(16GB×2)を注文する
- スペックと価格
項目 紹介構成 補足 税込本体価格 239,600円 クーポン適用前。送料は別途確認 CPU/GPU Ryzen 7 5700X/RTX 5060 8GB CPUは8コア・16スレッド メモリ/SSD 32GB(16GB×2)DDR4-3200/2TB NVMe Gen4 メモリ変更10,000円、SSD変更29,800円 保証・通信 1年間自然故障保証/無線非搭載 増設・改造時の保証条件を確認 OS・ケース Windows 11 Home/BLACK 紹介価格は黒を選択 拡張性・納期 M.2空き0/出荷目安3〜5営業日表示 ガイドの納期・初期不良案内と不一致あり
前の計算例で1,370GB必要になった人など、ゲームと録画をまとめて本体に残す人には2TB構成が合います。標準199,800円の1TB・メモリ32GB(32GB×1)から、SSDを2TBへ29,800円、メモリを16GB×2へ10,000円で変更すると、紹介価格239,600円です。合計32GBでも、メモリは1枚構成と2枚構成で選択項目が異なります。
商品ページでBLACK、SSD 2TB NVMe Gen4、メモリ32GB(16GB×2)を選んでください。リンク先の標準価格と紹介構成の価格は異なります。販売期間は2026年10月1日0時までの表示で、確認時点では注文を受け付けています。
保証は自然故障に対して1年で、NEXTGEARの3年とは異なります。商品ページの出荷目安は3〜5営業日ですが、利用ガイドには別の期間の記載があります。初期不良の受付期限も特定商取引法の表示と一致していません。注文後のキャンセルは原則できないため、必要な到着日に間に合うか、送料はいくらか、初期不良の受付条件はどれかを注文前に確認してください。
保存量が収まる1TBか、残す量に合わせた2TBかを決める
ゲームを何本入れるかだけで決めず、OS・アプリ・録画・更新の空きまで合計してください。計算例の790GBなら1TBで計画でき、1,370GBを本体に残すなら2TBが必要です。録画の保存期間を短くする方法も含めて、自分が続けられる使い方で選びましょう。
1TBで足りて3年保証を重視するならNEXTGEAR JG-A5G60の1TB構成、2TBとメモリ32GBを注文時にそろえるならOZgaming Sシリーズの2TB構成を確認してください。必要容量と変更後の購入額が決まれば、使わない容量へ費用をかけず、保存したいゲームを残せるPCを選べます。