スト6用のゲーミングPCは、本体価格を抑えるならOZgaming H17、購入後の相談先と3年保証を重視するならNEXTGEAR JG-A7G60のRyzen 7 5700X構成がおすすめです。DDR5メモリを採用するNEXTGEAR JG-A5G60も含め、アケコンとフルHD高Hzモニターを持ち、自宅でランクマッチを遊ぶ人向けに3台を比較します。配信機材や新しいモニターを一式買い足さず、必要な本体と接続環境をそろえる選び方です。
価格・構成・販売情報の基準日は2026年9月26日です。まずは、重視する条件から選びましょう。
| 重視すること | おすすめモデル | 選ぶ理由 |
| 保証と相談窓口 | NEXTGEAR JG-A7G60 Ryzen 7 5700X | 3年保証・24時間365日の電話サポート。234,800円 |
| DDR5メモリ | NEXTGEAR JG-A5G60 Ryzen 5 7500F | DDR5-5200、USB-C×2、3年保証。239,800円 |
| 本体価格 | OZgaming H17 Ryzen 7 5700X | RTX 5060・メモリ16GB・SSD500GBで159,800円 |
スト6用PCは、手持ちのアケコンと画面を基準に選ぶ

モニターのHzだけで高額なPCを選ばない
144Hzや240Hzは、モニターが1秒間に画面を更新できる回数です。ゲームのfpsは、PCが1秒間に描画するフレーム数を表します。単位の意味が違うため、240Hzの画面を持っているだけで、スト6も240fpsを目標にPCを買う必要があるとは言えません。
フルHDの画面を使い続けるなら、まず解像度は1,920×1,080で考えます。4Kで遊ぶ人向けの高額モデルや、配信・動画編集まで含めた構成を、そのまま自宅の対戦用に当てはめる必要はありません。今回の3台はRTX 5060とメモリ容量16GBを共通の基準とし、本体価格と保証、手持ち機器を接続できるかで比べています。
ただし、公式の推奨要件だけから、特定の画質やモードで維持できるfpsは決まりません。紹介する3台のスト6実機計測は行っていないため、fpsの順位や入力遅延の数値では比較していません。
ランクマッチとワールドツアーは、遊ぶ場面を分けて考える
スト6には、対戦を楽しむFighting Ground、交流や対戦の場となるBattle Hub、街を探索するWorld Tourがあります。自宅のランクマッチが目的なら、まず優先するのは対戦中の動作です。ワールドツアーの街並みまで高い画質で楽しみたい場合は、探索と戦闘の両方を確かめる必要があります。
購入前に性能の比較動画を見る場合も、「スト6が動く」という説明だけで決めず、同じCPU・GPU、フルHD、画質設定、プレイモードが分かるものを選びましょう。トレーニングの一場面と、ワールドツアーの探索では比較する場面がそろいません。
スト6の推奨スペックと、購入する構成の目安

メモリ16GBと60GBの空き容量が公式推奨の基準
以下はSteam公式ストアのシステム要件です。新しくPCを買うときは、最低要件を満たすだけで十分とせず、推奨要件も比べてください。
| 項目 | 最低要件 | 推奨要件 |
| CPU | Core i5-7500 / Ryzen 3 1200 | Core i7-8700 / Ryzen 5 3600 |
| GPU | GTX 1060(6GB)/ RX 580(4GB) | RTX 2070 / RX 5700 XT |
| メモリ | 8GB | 16GB |
| OS | Windows 10(64-bit) | Windows 10 / 11(64-bit) |
| DirectX | 12 | 12 |
| 空き容量 | 60GB+更新分 | 60GB+更新分 |
公式には、負荷の大きい場面でフレームレートが下がる場合があることと、アップデートごとに追加容量が必要なことも記載されています。推奨要件を満たすという説明と、すべての場面で最高画質を維持できるという保証は区別してください。
対戦中心なら16GBから。SSDは入れるゲームの本数で決める
今回はメモリ16GBの構成を選んでいます。公式の推奨容量と同じで、配信をしないなら、まず16GBを基準に選べます。多数のソフトを同時に開く、ほかの用途にも使う予定がある場合に、32GBへの変更費を比較する順序で十分です。
SSDは500GBでもスト6を入れる計画を立てられます。ただし、500GBすべてが自由に使えるわけではなく、Windows、アプリ、更新データにも容量を使います。スト6中心でゲームを絞るなら500GB、ほかの大型ゲームも残しておくなら1TBという選び方が分かりやすいでしょう。
掲載する3構成は、いずれもM.2 SSDの空きスロットがありません。容量が足りなくなったら空きスロットへ簡単に1枚足せる、という前提では選ばないでください。複数のゲームを入れる予定が決まっているなら、購入時のSSD変更で容量を確保できます。
CPUのシリーズ名だけでゲーム性能を決めない
Ryzen 7 5700Xは8コア16スレッド、Ryzen 5 7500Fは6コア12スレッドです。「Ryzen 7だから必ずゲームが速い」と、シリーズ名やコア数だけで判断することはできません。世代やゲーム側の処理も関わるため、CPUを比べるときは型番までそろえた動作検証が役立ちます。
3台はGPUが同じRTX 5060でも、メモリの枚数、冷却、保証が異なります。GPU名が同じならPC全体の動作も完全に同じ、とは考えず、自分が支払う価格で何を得られるかを次の個別紹介で比べてください。
スト6におすすめのゲーミングPC3選
価格はいずれも税込で、クーポン適用前・標準構成です。3台ともWindows 11 Homeを搭載し、モニター、キーボード、マウス、スト6のソフト代は含みません。
NEXTGEAR JG-A7G60|3年保証と相談窓口を重視する人に
- NEXTGEAR JG-A7G60(Ryzen 7 5700X)の仕様
項目 内容 補足 CPU / GPU Ryzen 7 5700X / RTX 5060 8GB 8コア16スレッド / GDDR7 メモリ 16GB(8GB×2)DDR4-3200 4スロット、空き2、最大128GB SSD 500GB NVMe Gen4 M.2空き0、2.5型ベイ空き2 接続 USB-A×9、USB-C×2 DP×3、HDMI×1 通信 1GbE有線LAN Wi-Fi / Bluetoothなし 冷却 / 電源 120mm水冷 / 650W 80PLUS Bronze 価格 / 保証 234,800円 / 3年センドバック 送料無料、24時間365日電話サポート
NEXTGEAR JG-A7G60の5700X構成は、購入後の相談先を重視する人におすすめです。標準で3年センドバック保証と24時間365日の電話サポートが付きます。センドバックは本体を送って修理を受ける方式で、困ったときに相談できる窓口も含めて選べます。
価格は234,800円。メモリ16GBを8GB×2枚で搭載し、SSDは500GB、CPUは120mmラジエーターの水冷です。OZgaming H17とCPU・GPU名は同じですが、メモリ構成、冷却、保証期間まで同じではありません。75,000円の価格差を保証だけの料金とは考えず、構成全体を比較してください。
USB-Aは上面2個・背面7個、USB-Cは上面と背面に各1個です。USB-A接続のアケコン、キーボード、マウスを使うなら、それぞれ本体へ直接つなげる数があります。アケコンのPC対応を満たしていれば、端子不足だけを理由にUSBハブを買う必要はありません。
映像出力はDisplayPort×3とHDMI×1。有線LANは1GbEです。Wi-FiとBluetoothは標準非搭載なので、有線のアケコンとLANケーブルで使う人は、無線オプションを追加せず始められます。販売型番はJGA7G60B5BBDW104DEC。同じJG-A7G60でもCPUの異なる構成があるため、この型番を目印にしてください。
NEXTGEAR JG-A5G60|DDR5を選びたい人に
- NEXTGEAR JG-A5G60(Ryzen 5 7500F)の仕様
項目 内容 補足 CPU / GPU Ryzen 5 7500F / RTX 5060 8GB 6コア12スレッド / GDDR7 メモリ 16GB(16GB×1)DDR5-5200 2スロット、空き1、最大64GB SSD 500GB NVMe Gen4 M.2空き0、2.5型ベイ空き2 接続 USB-A×7、USB-C×2 DP×3、HDMI×1 通信 2.5GbE有線LAN Wi-Fi / Bluetoothなし 冷却 / 電源 空冷 / 650W 80PLUS Bronze 価格 / 保証 239,800円 / 3年センドバック 送料無料、24時間365日電話サポート
Ryzen 5 7500F構成のNEXTGEAR JG-A5G60は239,800円です。5700X構成より5,000円高く、CPUとメモリ規格が変わります。3年保証を維持しながらDDR5を採用したPCを選びたい人に向きます。
メモリはDDR5-5200の16GB×1枚です。5700X構成のDDR4・8GB×2枚とは構成が異なり、メモリの空きも1スロットになります。GPUとSSD容量は同じなので、5,000円を足せば保存容量まで増えるわけではありません。SSD容量を優先する場合は、モデル変更より1TBへのカスタマイズ費を先に比べましょう。
USB-Cが上面と背面にあり、USB-Aも合計7個備えます。有線LANは2.5GbEですが、インターネット回線、ルーター、対戦相手の接続状況まで変える機能ではありません。1GbEモデルより対戦の遅延が必ず小さくなる、という理由で追加費用を出す必要はありません。
販売型番はJGA5G60B6BDDW103DECです。JG-A5G60にはRyzen 5 4500構成もあるため、価格だけを見て別構成を選ばないようCPU名を合わせてください。
OZgaming 台数限定モデル H17|本体価格を抑えたい人に
- OZgaming H17(標準構成)の仕様
項目 内容 補足 CPU / GPU Ryzen 7 5700X / RTX 5060 8GB 8コア16スレッド メモリ 16GB(16GB×1)DDR4-3200 空き1スロット SSD 500GB NVMe Gen3 M.2空き0 接続 前面USB-A×3、背面USB-A×6 GPUの映像端子は個別確認 通信 1GbE有線LAN Wi-Fi / Bluetoothなし 冷却 / 電源 AMD純正空冷 / 650W 背面ファン1個 / 80PLUS Bronze 価格 / 保証 159,800円 / 1年保証 送料・適用納期は購入前に照合
OZgamingの台数限定モデル H17は、3台の中で本体価格を最も抑えられる159,800円です。5700XとRTX 5060、メモリ16GB、SSD500GBを組み合わせています。アケコンと画面を持っていて、まず本体の支出を小さくしたい人におすすめです。
マウスの5700X構成と比べると、メモリは16GB×1枚、SSDはGen3、CPUクーラーはAMD純正の空冷です。標準保証も1年なので、3年保証のモデルと価格だけで同条件のように比べないでください。修理時の送料は、通常保証では往復とも購入者負担です。初期不良期間の扱いとは異なります。
USB-Aは前面3個・背面6個、有線LAN端子も備えます。USB-A接続のアケコン・キーボード・マウスを1台ずつ、本体へ直接つなげる数があります。一方、掲載仕様ではGPUのDisplayPort・HDMIの本数と規格を特定できません。手持ちモニターの型番と希望するHzを伝え、対応する出力端子を販売店に確かめてから注文してください。USB-C必須のアケコンについても、接続方法の確認が必要です。
ほかのゲームも入れるなら、SSDを1TB Gen4へ変更するオプションは21,000円追加です。本体価格は180,800円になり、500GB標準構成と区別して予算を組めます。後からの部品交換・増設には保証条件が関わるため、容量が必要なら注文時に選ぶほうが手順を整理できます。
アケコン・モニター・有線LANの接続をそろえる

アケコンはWindows対応とPC側のUSB端子を照合する
ゲーム機で使っているアケコンが、そのままWindowsでも使えるとは限りません。製品の対応OS、PCモードへの切り替え方法、入力方式、ケーブルのPC側端子を確認します。たとえばHORIのスト6 NOLVA Mechanical公式ページでは、Windows 11、USB Type-C、XInputへの対応が明記されています。この条件をほかのアケコンへ一律には当てはめられません。
アケコン本体にUSB-Cの差し込み口があっても、付属ケーブルのPC側がUSB-Aという組み合わせもあります。本体の端子写真だけではなく、実際にPCへ挿す側を見れば、不要な変換アダプターを買わずに済みます。取り外せるケーブルを替える場合は、充電専用ではなくデータ通信に対応したものが必要です。
今回のマウス2台はUSB-Cを各2個搭載します。OZgaming H17の掲載仕様はUSB-Aが中心なので、USB-C接続を必須とする手持ち機器があるなら、マウス2台から選ぶと接続条件を合わせやすくなります。
高Hzで使える入力端子とケーブルを確認する
モニターの最大Hzは、HDMIとDisplayPortで異なる場合があります。手持ちモニターの説明書で「フルHD・希望するHz」に対応する入力を確認し、それとPCの映像出力を合わせてください。単にHDMI端子があるだけでは、希望するHzまで使えるとは判断できません。
マウスの2台は、モニターをグラフィックボード側のDisplayPortまたはHDMIへつなぎます。搭載USB-Cは映像出力に非対応です。アケコンをつなぐUSB-Cと、画面をつなぐ映像端子は分けて考えましょう。
端子ごとのHzの違いやWindows側の設定は、次の記事でも説明しています。手持ちの画面を生かせるなら、モニターを買い替える前に接続を整えてください。
300Hzのゲーミングモニターを価格重視で選ぶなら、KTC H25Y7がおすすめです。フルHD・300Hzに対応し、高さも調整できて、2万円以内に収まります。対戦ゲームで高いfpsを追求するよりも、費用を抑えて60Hzから買い替えたいなら、[…]
ルーターまでLANケーブルを引けるか決めておく
自宅で対戦するなら、ルーターとPCをLANケーブルでつなぐ方法をおすすめします。3台ともLAN端子を備えるため、ルーターまでケーブルを通せれば、USB接続のLANアダプターを追加する必要はありません。部屋をまたぐ場合は、必要な長さとドア付近の通し方を購入前に決めておきます。
有線LANにしても回線混雑や相手側の通信状態までは解消できません。ただ、PC選びと同時に配線を決めておけば、届いてから「Wi-Fiがないのでネットにつなげない」と困るのを避けられます。今回の標準構成はいずれもWi-Fi・Bluetooth非搭載です。
本体以外の費用と保証を比べて購入を決める
本体価格に加えて必要なのは、持っていないものだけです。アケコンと画面があっても、Windowsの初期設定や普段の操作に使うキーボード・マウス、LANケーブル、音声機器がそろっているかを確認してください。
| モデル | 標準本体価格 | 追加費用・条件 |
| NEXTGEAR JG-A7G60 5700X | 234,800円・送料無料 | 3年センドバック保証。SSD変更は別料金 |
| NEXTGEAR JG-A5G60 7500F | 239,800円・送料無料 | 3年センドバック保証。SSD変更は別料金 |
| OZgaming H17 | 159,800円 | 1年保証。1TB変更は計180,800円。送料は適用条件を確認 |
この金額に、Steam版スト6のソフト代と不足する周辺機器代を足した額が購入予算です。ゲーム本体だけで始めるか、追加キャラクター付きのエディションにするかでソフト代は変わるため、Steamの購入画面で収録内容を選んでください。PC本体にスト6が付属するという前提ではありません。
オンライン専用コンテンツの利用にはCAPCOM IDも必要です。Steam公式のオンラインプレイ案内に沿ってアカウントを準備しておけば、PC到着後の設定を進めやすくなります。
マウスの2構成は、出荷予定が10月1日頃です。これは届く日ではなく出荷予定で、決済や構成変更によって変わります。OZgamingは前述の納期案内の違いがあるため、遊び始めたい日が決まっている人は適用日程を確かめてから選びましょう。
保証も「3年」だけで判断せず、修理時に本体を送る方法と送料まで見ておきます。マウスの標準センドバック保証は、送付時の送料が購入者負担です。出張修理や引き取り修理とは異なるため、長い保証期間と、自宅で修理してもらえるサービスを混同しないでください。
スト6用ゲーミングPCでよくある疑問

接続できることを確かめたら、価格と保証で絞る
本体予算を抑えてスト6を始めたい人はOZgaming H17、3年保証と相談窓口を重視する人はNEXTGEAR JG-A7G60の5700X構成へ。マウスの保証を選びつつ、DDR5構成にしたいならJG-A5G60の7500F構成を選べます。5700X構成より5,000円高い価格です。
最後に、手持ちアケコンのWindows対応、モニターの入力端子、ルーターまでのLAN配線をそろえます。使える周辺機器を生かし、ソフト代まで含む総額を決めれば、自宅の対戦環境に必要なPCを選べます。