1kg以下の軽量ノートパソコンを探しているなら、まずは約970g・メモリ16GB・SSD512GBのHP OmniBook 7 Aero 13をおすすめします。文書作成やオンライン会議が中心なら、軽さと価格を両立しやすい1台です。仕事用の操作性や修理サポートを重視するならThinkPad X13 Gen 7、有線LANやmicroSDを直接つないで使いたいならLAVIE Direct NEXTREME。本体重量だけで順位をつけず、持ち歩く荷物と使い方から3台を比較します。
1kg以下の軽量ノートパソコン3台を比較

紹介するのは、メーカー公称の本体重量が約970〜994gの構成です。3台ともWindows 11 Homeと13.3型の非光沢IPS液晶を搭載しています。価格と、外出先で何をつないで使うかに違いがあります。
| モデル・本体重量 | 税込価格・構成 | 向いている使い方 |
| Lenovo ThinkPad X13 Gen 7 21YH0026JP 約970g | 249,700円 Core Ultra 5 325 16GB/512GB | TrackPointとThunderbolt 4を使いたい 仕事用のサポートを重視 |
| HP OmniBook 7 Aero 13-bg1001AU 約970g | 139,800円(キャンペーン価格) Ryzen AI 5 340 16GB/512GB | 価格を抑えて毎日持ち運ぶ レポート・文書作成・会議用 |
| NEC LAVIE Direct NEXTREME PC-GE21WYTA2 約994g | 279,840円(クーポン適用前) Core Ultra 5 226V 16GB/256GB | 有線LAN・microSD・タッチ操作を使う バッテリー重視の外出用 |
価格・販売構成の基準日は2026年9月16日です。3台とも送料無料。Officeの継続利用権は含まず、HPはキャンペーン、NECはクーポン適用前の価格です。注文時の割引条件・構成で総額が変わります。重量はバッテリーを含む本体の公称値で、充電器やケースは別です。
迷ったらHPです。今回の3台では本体価格が最も安く、SSDも512GBあります。ThinkPadやNECへ予算を増やす理由は、単純な軽さの差よりも、仕事で使う端子や入力機能、保証・サポートにあります。
- 予算15万円前後で、通勤・通学の荷物を軽くする:HP
- TrackPointやThunderbolt 4、訪問修理を使う:ThinkPad
- LANケーブルやmicroSDをアダプターなしでつなぐ:NEC
軽量ノートPCで後悔しないための選び方

「最軽量○g」ではなく、購入する型番の重量を見る
同じシリーズでも、バッテリー容量や画面、通信機能によって重量は変わります。製品ページの大きな「最軽量」の数字が、購入したい構成にも当てはまるかが重要です。
例えばThinkPad X13 Gen 7はシリーズとして約936gからですが、今回紹介する21YH0026JPは約970gです。軽量という理由だけで別の構成に変更すると、バッテリーなどの条件まで変わることがあります。この記事では、価格と重量を同じ紹介構成でそろえています。
1kg以下を選ぶメリットは、毎日かばんに入れる本体の重さを減らせること。1.5kgのPCから約970gへ替える例なら、本体だけで約530g軽くなります。一方、約970gと約994gの差は24gです。この程度の差で迷うなら、画面や端子など、使う場面に関わる違いを優先したほうが納得して選べます。
充電器・ケーブル・ケースを含めて考える
本体が1kgを切っていても、持ち歩く荷物全体は1kgを超えます。ThinkPadの紹介モデルは、本体約970gに付属ACアダプター約180g、電源コード約60gを足すと約1.21kg。これは公称値の単純合計で、さらにケースやマウスの重さが加わります。
USB-C充電に対応していれば、用途に合う充電器を選んだり、自宅と職場に1台ずつ置いたりする方法もあります。ただし、スマートフォン用の小型充電器は出力が不足する場合があります。まず付属品を基準に、別の充電器を使うならPCの対応電力とケーブルの仕様を合わせます。
また、充電器を軽くしても、USBハブや有線LANアダプターを追加すると荷物が増えます。毎回同じ周辺機器をつなぐ人は、本体側に必要な端子があるかまで含めると、持ち運ぶ道具を減らせます。
文書作成は16GB、重いアプリを併用するなら32GB
レポートや資料作成、Web閲覧、オンライン会議を中心に使うなら、メモリ16GBを基準にできます。メモリはアプリが作業に使う場所なので、ブラウザーのタブを多く開きながら写真編集や大きなデータの処理を行う人は、32GBを優先するほうが余裕を持てます。
今回の3台は、購入後にメモリを増設できません。数年使う予定で、すでに16GBでは足りない作業をしているなら、軽さや安さのために16GBへ戻す必要はありません。32GBを必要とする用途と選び方は、次の記事で整理しています。
メモリ32GBのノートパソコンを選ぶなら、自宅で資料や写真を扱う人には16型のLenovo IdeaPad Slim 5 Gen 10、毎日持ち歩く人には約1kgのHP OmniBook 7 Aero 13がおすすめです。どちらもSSDは1[…]
SSDはファイルを保存する場所です。文書中心でクラウドを併用するなら256GBでも運用できますが、写真や動画も本体へ残すなら512GBが便利です。Windowsやアプリも容量を使うため、古いPCから移すデータの量を見ておくと、購入後の整理に追われずに済みます。
画面は解像度に加えて、文字の大きさと作業場所で選ぶ
今回の3台は13.3型・1920×1200の画面です。縦横比16:10で、1920×1080のフルHD画面より縦の画素数が多く、同じ拡大率なら文書やWebページを縦に広く使えます。非光沢なので、照明の映り込みを抑えたい場所にも合います。
ただし、13.3型は持ち運びに便利な反面、資料を2つ横に並べるには小さめです。自宅で長時間作業するなら外部モニターを組み合わせる、文字を大きくしたいならWindowsの拡大率を上げるなど、使う場所に合わせた調整が必要になります。
軽さのために文字の読みやすさを我慢したくない人は、14型以上も比較してよいでしょう。画面・CPU・端子の基本的な選び方を確認したい場合は、初心者向けのノートPCガイドも参考になります。
「ノートパソコンを買いたいけど、何を基準に選べばいいかわからない……」と感じている方は多いのではないでしょうか。CPUやメモリ・ストレージ・バッテリーなど、チェックすべき項目がたくさんあって、初心者の方ほど迷ってしまいますよね。この[…]
持ち運びにおすすめの軽量ノートパソコン3選
ここからは、価格表だけでは分かりにくい選ぶ理由と注意点を紹介します。CPUの型番が新しいことだけで優劣を決めず、外出先で必要な機能と予算を基準にしています。
Lenovo ThinkPad X13 Gen 7|約970g。仕事用の操作性とサポートに
- 構成・重量・購入条件を見る
項目 紹介する構成 選ぶときのポイント 型番・価格 21YH0026JP
249,700円・送料無料Windows 11 Homeの固定構成 CPU/メモリ/SSD Core Ultra 5 325
16GB/512GB SSDメモリ増設不可 画面 13.3型・1920×1200
IPS・非光沢・非タッチ紹介する標準画面 本体・付属電源の重量 本体約970g
ACアダプター約180g+コード約60g本体と電源の合計は約1.21kg 端子・入力 Thunderbolt 4×2、USB-A×1、HDMI
日本語バックライトキーボードTrackPoint搭載。WWANなし Office・保証 Microsoft 365試用版
1年間プレミアサポート+翌営業日オンサイト修理Officeの継続利用権は別。修理条件は契約による
ThinkPad X13 Gen 7は、Core Ultraシリーズ3の「Core Ultra 5 325」を搭載する13.3型ノートです。おすすめする21YH0026JPは、メモリ16GB・SSD512GB・約970gの固定構成。仕事に持ち出すPCとして、入力と接続の機能を重視したい人に向いています。
特徴は、キーボード中央の赤いTrackPointとThunderbolt 4です。TrackPointはキーボードから大きく手を離さずにポインターを動かせるため、マウスを広げにくい場所で文書を編集するときの選択肢になります。Thunderbolt 4対応のドックを使う人も、接続規格をそろえられます。
この型番は、1年間のプレミアサポートと翌営業日オンサイト修理が付く点も判断材料です。修理時に持ち込む手間を減らしたい仕事用PCでは、CPUやSSD以外にも予算をかける理由があります。訪問日時や修理完了は、受付・部品・地域などの条件によります。
一方、文書作成だけであればHPとの価格差は大きめです。また、USB-Aは1基で、有線LAN端子はありません。LAN接続には付属のUSB-C変換アダプターを使います。USB-A機器を複数つなぐ場合も、ハブが必要かを考えて選ぶモデルです。
HP OmniBook 7 Aero 13|約970g。価格重視なら最初に選びたい1台
- 構成・重量・購入条件を見る
項目 紹介する構成 選ぶときのポイント 型番・価格 13-bg1001AU
139,800円・送料無料セラミックホワイト/キャンペーン価格 CPU/メモリ/SSD Ryzen AI 5 340
16GB/512GB SSDメモリ増設不可 画面 13.3型・1920×1200
IPS・非光沢・非タッチ400nit・sRGB 100% 本体重量・充電 約970g
65W USB-C ACアダプター付属充電器・コードは本体重量に含まない 端子・カメラ USB-C×2、USB-A×2、HDMI
5MP IRカメラ顔認証対応/有線LAN端子なし Office・保証 Officeなし
1年間引き取り修理サービス永続版Officeや延長保証は別料金
軽いノートを買いたいものの、20万円以上は出しにくい。その場合におすすめなのがHP OmniBook 7 Aero 13-bg1001AUです。約970gの本体にRyzen AI 5 340、メモリ16GB、SSD512GBを搭載。レポートや仕事の資料を作るための構成をそろえつつ、今回の3台で最も価格を抑えられます。
USB-CだけでなくUSB-Aも2基あるため、有線マウスやUSBメモリーを直接つなげます。HDMIも備え、外出先では本体だけ、自宅では外部モニターにつないで作業する使い方に合います。有線LAN端子やmicroSDスロットはないので、それらを毎回使う人はNECと比べる意味があります。
画面は非光沢IPSで、sRGB 100%の色域に対応します。文書中心でも、写真や資料の色を扱う場面を考えられる仕様です。ただし、写真の色合わせを正確に行う仕事では、画面の調整や使用環境も必要になります。
注意点は、紹介構成のメモリが16GBで固定されていること。買ってから32GBへ増やす使い方はできません。高解像度の写真を大量に編集するなど、最初から大きなメモリが必要な人は32GB搭載モデルを選んでください。普段の資料作成と会議が中心なら、この16GB構成を選ぶ理由は十分あります。
139,800円はキャンペーン価格です。Officeを追加する場合は本体だけの価格より高くなるため、注文画面では必要なソフトを選んだ後の総額を見ます。使えるOfficeの契約をすでに持っている人は、利用条件を確認したうえで重複購入を避けられます。
NEC LAVIE Direct NEXTREME|約994g。有線LANとタッチ画面を持ち歩く
- 構成・重量・購入条件を見る
項目 紹介する構成 選ぶときのポイント 型番・価格 PC-GE21WYTA2
279,840円・送料無料クーポン適用前/標準ソフトウェアパック CPU/メモリ/SSD Core Ultra 5 226V
16GB/約256GB SSDメモリ増設不可 画面 13.3型・1920×1200
IPS・非光沢・タッチ対応今回の3台でタッチ対応はこの構成 本体重量・充電 約994g
65W USB-C ACアダプター付属本体重量は256GB・マウスなし等の構成 端子 USB-C×2、USB-A×2、HDMI
有線LAN、microSDスロットLANケーブルやmicroSDを直接接続 Office・保証 Microsoft 365 Personal 5日試用版
1年間保証Officeの継続利用権は別 バッテリー公称値 JEITA 3.0:動画再生約20.1時間
アイドル約40.2時間メーカー測定値。会議などの実働時間とは異なる
LAVIE Direct NEXTREMEを選ぶ理由は、約994gで接続端子を豊富に備えていることです。USB-C、USB-A、HDMIに加えて、有線LANとmicroSDスロットがあります。移動先のLANケーブルにつなぐ、microSDからファイルを取り込むといった用途で、変換アダプターを用意する手間を減らせます。
13.3型の非光沢画面はタッチ操作にも対応します。資料を指でスクロールしたい人には便利ですが、画面が回転してタブレットになる2in1型とは異なります。通常のノートPCとして、キーボードとタッチを使い分けるモデルです。
バッテリーはユーザーが交換できる設計で、長く使う際のメンテナンスも考えられています。メーカーのJEITA 3.0測定値は動画再生で約20.1時間。ただし、会議アプリを動かし続ける、明るい画面で作業するといった条件では駆動時間が変わるため、この数字をそのまま外出先での作業時間には置き換えられません。
価格はHPより高く、紹介する基本構成のSSDは256GBです。文書中心でクラウドを併用する人には合いますが、写真や動画を本体に多く保存するならSSDの増量を検討するほうがよいでしょう。512GB・1TBも選択肢にあり、変更すると価格や構成条件が変わります。
注文前はOffice・納期・外出先の通信を確認

本体を決めたら、使い始めるために必要な費用と条件をそろえます。特に「Office付き」の意味は要注意です。試用版は期間を試すためのもので、WordやExcelを追加費用なしで使い続けられる利用権とは異なります。
学校や職場からOfficeのライセンスが提供される場合は、その利用条件を先に確認できます。自分で購入する場合は、本体価格にソフト代を加えて予算を決めると、必要なものを買い忘れずに済みます。
納期は在庫やカスタマイズ内容で変わります。商品ページに在庫があっても、選んだ部品や同時購入品によって到着まで時間がかかる場合があります。使い始める日が決まっている人は、注文直前の到着予定を基準にしてください。出荷予定日しかない場合は、配送日数も必要です。
また、軽いノートPCを買っても、外出先で自動的にインターネットへつながるようにはなりません。今回の紹介構成はWi-Fi利用が基本です。スマートフォンのテザリングで足りるか、PC自身が携帯回線につながるWWANを必要とするかは、別の判断になります。
WWANは、ノートPCをスマホと同じ携帯回線につなぐための機能です。外出先で頻繁に仕事をし、テザリングの接続やスマホの充電を気にせず使いたい人に向いています。自宅や職場のWi-Fiが中心なら、無理に付ける必要はありません。購入するなら、13[…]
1kg以下の軽量ノートパソコンでよくある疑問

10万円前後の予算を優先する人向けには、次の記事で普段使い用のノートを比較しています。1kg以下とは条件が異なるため、価格だけでなく持ち出す頻度も合わせて判断できます。
本体価格を10万円以内に抑えたいなら、99,800円のASUS Vivobook Go 14がおすすめです。約11万円まで予算を増やせるなら、自宅でも外出先でも使える14型のHP OmniBook 3は109,700円、自宅で大きな画面を使[…]
価格ならHP、仕事の機能ならThinkPad・NEC
毎日持ち歩くための1台なら、まずはHP OmniBook 7 Aero 13の16GB・512GB構成を基準に比較するのがおすすめです。約970gの軽さで、資料作成や会議に必要な構成をそろえられます。
ThinkPad X13 Gen 7はTrackPoint・Thunderbolt 4・仕事用のサポート、LAVIE Direct NEXTREMEは有線LAN・microSD・タッチ画面が購入理由になります。最後は数十gの差よりも、使う機能と持ち歩く道具の量を見て決めてください。