ThinkPadのWWAN搭載おすすめ3選|4G・5Gと追加後の価格で選ぶ

WWAN搭載のThinkPadを選ぶなら、購入額を抑えて外出先で仕事をする人にはL14 Gen 6 Intel、5Gも使いたい人にはT14s Gen 6 AKPがおすすめです。新しいX1 Carbonが欲しい人にはGen 14もありますが、この記事の紹介構成は4G LTE対応。シリーズ名だけで判断せず、通信モジュールを追加した価格と、メモリ・画面の違いで選ぶのがポイントです。

WWAN搭載ThinkPadのおすすめ3モデルを比較

ポイント

WWANは、携帯電話の回線を使ってノートPCから直接インターネットへ接続する機能です。次の価格は、基本構成にWWANモジュールを追加した本体の税込総額。回線の契約料・月額料金は別にかかります。

こんな人におすすめモデルWWAN追加後の価格・主な違い
仕事用の購入額を抑えたいThinkPad L14 Gen 6 Intel255,310円/4G LTE
16GB・512GB、Windows 11 Pro
5G対応の14型を選びたいThinkPad T14s Gen 6 AKP307,230円/5G Sub6
Ryzen AI 7 PRO 350、16GB・512GB
新型と32GBメモリを重視ThinkPad X1 Carbon Gen 14391,160円/4G LTE
32GB・256GB、100%sRGBタッチ画面

価格・構成は2026年9月12日を基準とし、割引適用後・税込・送料無料で比較しています。カスタマイズや割引の変更で総額も変わるため、注文時の合計金額が優先されます。

メール、資料作成、Web会議が中心で、5GにこだわりがなければL14から選んでください。T14sとの差額は約5.2万円ですが、通信方式だけでなくCPUや筐体も異なります。5Gの料金として差額を捉えず、自分が使う機能に追加の予算をかけるかで判断できます。

選ぶ前に押さえたいのは「4Gか5Gか」と「WWANの追加方法」

グッド

仕事用なら4Gを基本に、5Gは使う場所から決める

文書の送受信やブラウザーでの業務が中心なら、まず4G LTEで検討できます。大きなファイルを外出先で頻繁に送る人は、5G対応エリアと契約する回線を照らし合わせて、T14sの5G構成を選ぶ意味があるか考えるとよいでしょう。

実際の通信速度は、電波の強さ、建物、回線の混雑、契約プランで変わります。5G対応PCを買っても、訪問先で常に5Gにつながるとは限りません。自宅の住所だけでなく、よく使う駅や取引先周辺のエリアを基準にするのが実用的です。

外で接続するのが月に数回程度なら、スマートフォンのテザリングで足りる場合もあります。反対に、毎日のようにPCを開いて作業するなら、スマートフォン側の接続操作を挟まずに通信できることがWWANの利点です。導入するか迷っている人向けに、費用と使い方の違いを別記事で説明しています。

WWANの必要性

WWANは、ノートPCをスマホと同じ携帯回線につなぐための機能です。外出先で頻繁に仕事をし、テザリングの接続やスマホの充電を気にせず使いたい人に向いています。自宅や職場のWi-Fiが中心なら、無理に付ける必要はありません。購入するなら、13[…]

WWANおすすめ

「WWAN対応」と、通信モジュール搭載済みは別

商品説明にWWAN対応と書かれていても、販売されている基本構成が「WWANなし」の場合があります。必要なのは、カスタマイズのWWAN欄で4Gまたは5Gのモジュール名を選んだ構成です。Wi-Fi 7などの無線LANを選ぶ項目とは異なります。

「WWAN対応」「アンテナあり」という説明だけでは、携帯回線で通信できる構成か判断できません。注文内容に通信モジュールの型番が入っていることが重要です。同じシリーズでも、選ぶ販売モデルによってWWANの項目がない場合があります。

この記事では、対象となる製品番号と選択するモジュール名を各モデルに記載しています。リンク先で別の構成を選ぶと価格や選択肢が変わるので、製品番号を手掛かりに進めると注文の取り違えを減らせます。

用途別に選ぶ、WWAN対応ThinkPadのおすすめ3選

3台とも14型ですが、購入額、5G対応、画面、メモリ容量に違いがあります。基本の画面とメモリを基準に紹介し、追加のカスタマイズは分けて説明します。

ThinkPad L14 Gen 6 Intel|4Gで仕事をするなら、まずこの1台

WWANを追加した構成・価格を見る
項目紹介構成選ぶときのポイント
対象モデル21S6CTO1WWJP2Pro OS選択可能モデル
税込価格基本構成241,846円
4G追加後255,310円
紹介する3台の中で本体総額を抑えられる
CPU・OSCore Ultra 5 225U
Windows 11 Pro
会社の指定OSとも照合
メモリ・SSD16GB DDR5-5600 SODIMM
512GB SSD
文書や業務用ファイルを本体にも保存
画面14型・1920×1200
IPS・非光沢・非タッチ
45%NTSC・400nit・60Hz
文章や表を扱う用途を基準に選ぶ
追加するWWANQuectel EM061K-GL 4G CAT6WWANなしから変更
バッテリー・電源46.5Wh
65W USB Type-C ACアダプター
容量を駆動時間と取り違えない
保証1年間 引き取り修理延長・変更は別途選択

L14は、外出先でネット接続できる仕事用PCを、紹介3台の中でなるべく低い総額に収めたい人に向いています。Core Ultra 5と16GBメモリを備え、メールや文書、ブラウザーを使う業務を中心に選べる構成です。

Windows 11 Proが基本構成に含まれる点も、会社で使うPCとして検討しやすい理由です。会社からProの指定があるなら、Homeから変更する費用を足す必要がありません。有線LAN端子もあるため、外出先はWWAN、机では有線接続と使い分けられます。

画面は縦に少し広い1920×1200で、資料や表を扱う用途に合います。一方、標準画面は45%NTSCなので、写真の色を見ながら調整する作業まで重視するなら、T14sの画面変更やX1 Carbonを比較したいところです。

購入時は21S6CTO1WWJP2を選び、WWAN欄をQuectel EM061K-GL 4G CAT6へ変更します。4G追加後は255,310円。カスタマイズ欄の追加費用には割引が連動するため、表示された部品代を基本価格へ足すより、変更後の総額で比べるほうが正確です。

4Gで仕事に
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L14の構成を選ぶ

ThinkPad T14s Gen 6 AKP|5Gを使いたい人向け。画面も変更できる

WWANを追加した構成・価格を見る

項目紹介構成選ぶときのポイント
対象モデル21TBCTO1WWJP4
プレミアム
ThinkPad T14s Gen 6 AKP
税込価格基本構成274,230円
5G追加後307,230円
下記の標準画面での総額
CPU・OSAMD Ryzen AI 7 PRO 350
Windows 11 Home
Proが必要ならOSも変更
メモリ・SSD16GB LPDDR5X-8533・オンボード
512GB SSD
メモリは購入時に容量を決める
標準画面14型・1920×1200
IPS・非光沢・非タッチ
45%NTSC・400nit・60Hz
100%sRGB画面は別途カスタマイズ
追加するWWANQuectel RM520N-GL 5G Sub64G CAT6も別の選択肢として用意
カメラ・指紋センサー500万画素カメラ
指紋センサーなし
標準構成はIRカメラなし
バッテリー・保証58Wh・65W USB Type-C電源
1年間 引き取り修理
通信時の駆動時間は利用条件による

5G対応を条件にThinkPadを探しているなら、T14s Gen 6 AKPがおすすめです。紹介構成では、Ryzen AI 7 PRO 350、16GBメモリ、512GB SSDに5Gモジュールを追加できます。よく使う場所が5Gエリアに入り、大きなファイルの送受信を外出先で頻繁に行う人向けです。

メーカー公称の重量はシリーズで約1.25kgからですが、WWANや部品の選択で変わります。紹介している5G構成の重量が1.25kgと確定しているわけではないため、毎日持つ荷物の重さを厳密に決めたい場合は、選んだ構成でメーカーへ照会する必要があります。

基本の画面は45%NTSC・400nitです。写真や色の付いた資料もよく見るなら、100%sRGB・500nitの省電力IPS画面へ変更できます。この画面は同じ1920×1200なので、細かさを上げる変更ではなく、色域と明るさを変える選択です。

5G搭載構成から100%sRGB・500nit・非タッチの省電力IPS画面へ変更すると、IRカメラも組み合わされ、総額は321,255円です。標準画面の5G構成との差額は14,025円。この金額は画面と連動するカメラの変更を含みます。

メモリはオンボードなので、後からの増設を前提に選べません。複数の業務ソフトを併用するなら、画面より先に必要なメモリ容量を決めるのが順序です。32GBが必要になる使い方は、メモリ32GBノートPCの選び方で詳しく説明しています。

公式ページではプレミアム・21TBCTO1WWJP4を選び、WWANをQuectel RM520N-GL 5G Sub6へ変更してください。標準の16GB・512GB・45%NTSC画面なら307,230円。標準構成には指紋センサーもIRカメラも含まれません。顔認証も使いたい人は、IRカメラが組み合わされる前述の画面変更を検討できます。

5G対応を選ぶ
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画面の変更も選べる

ThinkPad X1 Carbon Gen 14|新型・32GBメモリ・画面を重視する人に

WWANを追加した構成・価格を見る
項目紹介構成選ぶときのポイント
対象モデル21V7CTO1WWJP5
優先生産モデル
ThinkPad X1 Carbon Gen 14
税込価格基本構成377,960円
4G追加後391,160円
5G構成として紹介しない
CPU・OSCore Ultra 5 325
Windows 11 Home
Core Ultra 5 225Uとは別のCPU
メモリ・SSD32GB LPDDR5X-8533・オンボード
256GB SSD
メモリは多いがSSDは他の2台より小さい
標準画面14型・1920×1200
IPS・非光沢・タッチ対応
100%sRGB・500nit・60Hz・省電力
上位画面への変更なしでこの仕様
追加するWWANQualcomm Snapdragon X12
4G Cat6 Modem
紹介する販売構成の選択肢は4G
カメラ・認証500万画素+IRカメラ
指紋センサーあり
認証機能を基本構成に含む
バッテリー・電源58Wh
65W USB Type-C ACアダプター
シリーズ最小重量と選択構成の重量は別

X1 Carbon Gen 14は、新しいX1 Carbonを選び、32GBメモリと100%sRGBの画面も確保したい人に合います。今回の基本構成にはタッチ対応・500nitの画面、IRカメラ、指紋センサーが含まれます。部品をいくつも追加しなくても、メモリと画面の条件をそろえられるのが選ぶ理由です。

注意したいのは、紹介する21V7CTO1WWJP5では、WWANの選択肢が4G LTEであること。新しい世代だからという理由だけで5G対応とは判断できません。5Gを必須にするなら、T14sの5G構成へ進むほうが目的に合います。

また、メモリは32GBでもSSDは256GBです。資料をクラウド中心で管理する人には検討できる容量ですが、画像や動画、大きな業務データを本体に保存するなら、SSDも増やした見積額で判断したい構成です。391,160円を512GB搭載時の価格と取り違えないようにしてください。

メーカーは約1kgの14型モデルとして紹介していますが、実際の重さは構成で変わります。WWAN追加後の重量やバッテリー持続時間を、シリーズの最軽量値から決めつけずに比較する必要があります。

購入する場合は優先生産モデル・21V7CTO1WWJP5で、Qualcomm Snapdragon X12 4G Cat6 Modemを選びます。「優先生産」という名称でも、到着時期は構成と配送先によって変わるため、使い始めたい日があるなら注文内容の納期が判断の基準です。

新型X1を選ぶ
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4GとSSD容量を確認

ほかにWWANを選べるThinkPadは?

ほかの候補として、ThinkPad L14 Gen 7 AMDとThinkPad T14s Gen 7 AMDにも、4Gモジュールを選べる販売構成があります。新世代のCPUを優先したい場合に比較するモデルです。世代を新しくするだけで5G対応になるわけではないので、通信方式は個別に見る必要があります。

仕事用の購入額を抑えるという目的では、まず上の3台の見積額を基準にすると判断しやすくなります。シリーズ内にはWWANを選べない販売構成もあり、「ThinkPadならどのモデルでも追加できる」とは考えないことが大切です。

注文前は、通信モジュール・回線・納期をそろえる

ポイント

PCの購入とは別に、データ通信の契約が必要

WWANモジュール付きPCを買うだけでは、携帯回線の契約は付きません。利用する通信会社のプランと、そのPC・モジュールの対応状況を合わせて選びます。物理SIMを使うかeSIMを使うかも、PC側の構成と通信会社の両方で対応していることが条件です。

SIMフリーでも、すべての回線やプランで動作が保証されるという意味ではありません。契約前に通信会社の動作確認情報や利用条件を調べ、記載がない場合は対象PCとモジュール名を伝えて相談するのが確実です。業務でVPNを使う人は、会社の接続条件も合わせます。

カスタマイズの最後に、総額と注文内容を見直す

部品を変更すると、画面とカメラ、WWANとキーボードなど、別の項目が連動して変わる場合があります。例えばT14sの100%sRGB画面ではIRカメラも組み合わされます。追加費用の表示だけを足し算せず、選択後の構成と割引適用後の合計額で判断してください。

  • WWAN:「なし」ではなく、希望する4G・5Gモジュールが入っているか
  • 仕事の条件:OS、メモリ、SSD容量が会社や使用ソフトの指定を満たすか
  • 回線:使う場所のエリア、契約プラン、SIM方式が合うか
  • 注文内容:総額、保証、配送先に対する納期を確認したか

カスタマイズモデルは納期に時間がかかる場合があります。到着後の初期設定や回線開通にも余裕を持たせると、必要な日から仕事に使いやすくなります。

英語配列も選びたい場合は、WWANの選択後にキーボード欄まで見直すのがポイントです。英語配列に対応するThinkPadのシリーズと選び方は、別記事にまとめています。WWANと同時に選べるかは、最終的な構成で照合します。

英語配列を選ぶ

US配列のThinkPadは、価格を抑えるならE14 Gen 8 IWL、毎日持ち運ぶならX13 Gen 7 AMD、14型の軽さと画面にこだわるならX1 Carbon Gen 14 Aura Editionがおすすめです。ほかにもE・L・[…]

Lenovo英語配列カスタマイズ

ThinkPadのWWANでよくある疑問

WWANなしのThinkPadに後付けできますか?
後付けの可否は機種と購入時の構成によります。通信カードの差し込み口だけでなく、アンテナ、対応部品、メーカーの制限も関係します。これから買うなら、後付け部品を別に探すより、注文時に対応モジュールを含めるほうが取り違えを避けられます。
WWANがあればWi-Fiやテザリングは不要ですか?
外出先で毎回テザリングする手間は減らせます。ただし、携帯回線の電波が弱い場所もあるため、Wi-Fiと使い分けるのが実用的です。大容量の更新やバックアップは、自宅や会社の回線で行えばモバイル通信量を抑えられます。
X1 Carbonを買えば5Gが使えますか?
モデル名だけでは決まりません。この記事のX1 Carbon Gen 14・21V7CTO1WWJP5で追加できるのは4G Cat6です。5Gを条件に選ぶなら、T14s Gen 6 AKPで5G Sub6モジュールを選ぶ構成をおすすめします。

4Gで購入額を抑えるならL14、5Gを使うならT14s

選ぶ基準は、外出先で使いたい通信方式と、普段の仕事に必要な構成です。メールや文書作成が中心ならL14 Gen 6 Intelの4G構成、5Gも使いたいならT14s Gen 6 AKP。新型のX1 Carbonと32GBメモリ、画面を重視するならX1 Carbon Gen 14が合います。

気になるモデルの公式ページで対象の製品番号を選び、WWANを追加した総額を見れば、予算に収まるか判断できます。通信機能を付けたつもりで「WWANなし」を注文しないよう、最後にモジュール名が注文内容に入っていることを確かめてください。

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