広大なオープンワールドを自由に冒険できるアクションRPG「原神」は、美しいグラフィックと爽快な元素アクションが魅力の人気タイトルです。
PC版なら高画質や高FPSで遊べるため、スマホよりも圧倒的に快適。とはいえ、快適にプレイするには推奨スペックを満たすパソコン選びがとても大切です。
この記事では、原神を快適に楽しめるBTOパソコンをわかりやすく紹介していきます。
原神PC版の推奨スペック
原神のPC版は、そこまで極端に重いゲームではありませんが、美しいグラフィックやなめらかな動きを楽しむためには、ある程度のスペックが必要です。
まずは公式が提示している「最低スペック」と「推奨スペック」をチェックしてみましょう。
| 項目 | 最低スペック | 推奨スペック |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 64-bit | Windows 10 64-bit / Windows 11 64-bit |
| CPU | Intel® Core™ i5（第6世代） または AMD Ryzen™ シリーズ または同等性能 | Intel® Core™ i7（第7世代） または AMD Ryzen™ 5000 シリーズ以上 |
| メモリ（RAM） | 8GB | 16GB |
| グラフィックボード（GPU） | NVIDIA® GeForce® GTX 1050 または同等性能 | NVIDIA® GeForce® GTX 1060 6GB 以上 |
| GPU（内蔵） | Intel® Iris® Xe または同等性能 | ―（単体GPU推奨） |
| DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
最低スペックは「なんとか動く目安」で、解像度を下げたり画質をかなり落としたりすればプレイできるレベルです。内蔵GPU（Intel Iris Xeクラス）でもギリギリ遊べますが、混雑したフィールドやエフェクトが多い場面ではカクつきやすく、常に快適とは言えません。
GPUは基本的に必要と思ってください。
一方で推奨スペックは、フルHD解像度で画質設定を中〜高くらいにしつつ、なめらかな動きを目指したい人向けのラインです。メモリ16GB・GTX 1060 6GBクラスのグラボがあれば、フィールド探索やマルチプレイでも余裕が生まれ、ロード時間や処理落ちのストレスも減らせます。
ただGTX 1060は、2016年代に発売されたGPUなのでこれから新たにゲーミングパソコンを探す場合は、最新世代のRTX 5060あたりがピッタリ。
また公式スペックには明記されていませんが、ストレージはHDDよりもSSDがおすすめです。SSDならゲームの起動やワープ時のロードが体感でかなり早くなるので、原神を長く遊びたい方ほどSSD搭載モデルを選んだほうが快適です。
このあと紹介するBTOパソコンは、基本的にこの「推奨スペック以上」を満たす構成を中心にピックアップしているので、「どれを選べばいいかわからない」という方でも、そのまま選びやすいようになっています。
原神PC版で推奨スペックを満たすBTOパソコンを選ぶポイント
原神を快適に遊ぶためには、「推奨スペック以上」を満たす構成を選ぶことが大切です。最低スペックでも動きますが、画質を落としたり軽いカクつきが出たりするため、できれば余裕のあるパーツを選んだほうが長く快適にプレイできます。
CPUは価格とバランスに注目
まず注目したいのはCPUです。推奨スペックでは第7世代のCore i7やRyzen 5000シリーズが目安とされていますが、現在のBTOパソコンならCore i5やRyzen 5でも十分余力があります。
原神は、ゲーム自体がそこまで重くないため、CPUはほどよく中間クラスを選ぶと価格とのバランスが取りやすいです。
【重要】GPUは最低でもRTX 5060がおすすめ
次に重要なのがグラフィックボード（GPU）。推奨ラインであるGTX 1060 6GBは2016年に登場したGPUなため、現在ではエントリークラスのモデルで十分。BTOモデルを選ぶならRTX 5060あたりがおすすめです。
これくらいのGPUがあればフルHDの高画質で安定して動き、戦闘シーンのエフェクトもなめらかになります。
メモリは16GBが一般的
メモリは16GBを推奨します。原神自体は16GBフルで使うわけではありませんが、ブラウザを開きながら遊んだり、ディスコードを併用する場面では8GBだと足りなくなりがちです。16GBあれば長時間プレイの安定性が一気に上がります。
原神意外にもゲームを楽しもうと考えている場合は、32GBにカスタマイズするのもアリです。
ストレージはSSD必須
ストレージはSSDを必ず選びましょう。HDDだと起動やロードが遅く、快適とは言えません。できれば500GB以上のNVMe SSDを搭載しているモデルが安心です。
アップデートやマップデータも増えていくため、容量に余裕があるほうが使いやすいです。
原神はデスクトップが快適、ゲーミングノートでもプレイ可能
デスクトップとノートのどちらが良いか迷う方も多いですが、自宅で腰を据えて遊ぶならデスクトップが快適。逆に普段から持ち運んだり、省スペースを重視したいならゲーミングノートでも十分推奨スペックを満たせます。最近はRTX搭載の薄型ノートも増えているので、選択肢は広めです。
原神を気持ちよく遊ぶなら、「CPUはミドルレンジ」「GPUはRTX 5060以上」「メモリは16GB」「SSD搭載」を目安にすると失敗しません。
このあと紹介するBTOパソコンはすべてこの条件を満たしたモデルなので、安心して選んでください。
原神を快適に遊べるおすすめBTOパソコン【デスクトップ】
MDL.make：MD5657
Ryzen7 5700X × RTX 5060
特徴
- Ryzen 7 5700X × RTX 5060で幅広いゲームに対応
- コンパクト筐体で省スペース
- コスパ重視のスタンダード構成
| 価格 | 156,800円（税込）から |
|---|---|
| 現在セール中！ | 129,800円（税込）から |
- スペック詳細
OS Windows 11 Home / Pro CPU AMD Ryzen 7 5700X（8コア16スレッド / 最大4.6GHz） CPUクーラー 純正空冷 / 強力空冷 / 240〜360mm簡易水冷（選択可） GPU NVIDIA GeForce RTX 5060 8GB GDDR7 メモリ 16GB〜64GB（DDR4-3200 / デュアルチャネル） ストレージ 500GB〜4TB NVMe SSD（Gen4） マザーボード AMD A520 チップセット（Micro ATX） 映像出力 DisplayPort×3 / HDMI×1（最大7680×4320） 電源 650W / 850W / 1000W（80PLUS GOLD） 本体サイズ 210×422×365mm 保証 1年間センドバック保証＋LINEサポート＋購入者割引
MDL.makeの「MD5657」は、Ryzen 7 5700X × RTX 5060を採用した、バランスの良さが魅力のスタンダードゲーミングパソコンです。
フルHD環境を中心に、いろいろなゲームをプレイできる性能があり、価格を抑えた無駄のない構成が特徴。普段使いからゲーム、さらに軽い配信や動画編集まで幅広くこなせる万能モデルです。
CPUには8コア16スレッドのRyzen 7 5700Xを搭載し、ゲーム中の裏作業やブラウジングもスムーズ。GPUには最新のGeForce RTX 5060を採用し、DLSSを活用した高フレームレートプレイにも対応できます。16GB〜64GBのメモリや、500GB〜4TBまで選べる高速NVMe SSDなど、用途に合わせて柔軟にカスタマイズできる点も魅力です。
静音性と冷却性に優れた空冷・簡易水冷クーラーも選択可能で、デザイン性の高いコンパクトケース（210×422×365mm）と組み合わせれば、デスク周りもスッキリ整います。
「コストを抑えたいけど、ちゃんとゲームができるパソコンが欲しい」「ほどよくパワーがある1台が欲しい」──そんな方にぴったりの、使い勝手の良いゲーミングパソコンです。
FRONTIER：FRGHLB550/5060
Ryzen 7 5700X × RTX 5060
特徴
- フルHD〜WQHDで高いゲーミング性能
- プラチナ電源で安定性＆将来性◎
- 1TB SSDでロード時間も短い
| 価格 | 149,800円（税込）から |
|---|
- スペック
CPU AMD Ryzen 7 5700X GPU NVIDIA GeForce RTX 5060 メモリ 16GB（8GB×2）DDR4-3200 ストレージ 1TB M.2 NVMe SSD 電源 600W 80PLUS PLATINUM 保証 1年間センドバック保証
FRONTIERの『FRGHLB550/5060』は、コスパ重視で最新世代GPUを使いたい人に向いた扱いやすいゲーミングPCです。ポイントは、Ryzen 7 5700XとRTX 5060の組み合わせが、フルHD〜WQHDのゲームを安定して楽しめる性能を持ちながら、価格を抑えているところです。
実際にこの構成は、多くのゲームで高フレームレートを狙いやすく、1TB NVMe SSDでロードも快適。600Wのプラチナ電源採用で、将来的なGPUアップグレードにも安心感があります。ややサイズは大きめですが、拡張性を重視する人にはむしろメリットです。
「高い性能」「安定性」「将来性」の3つをしっかり満たしているので、初めてのBTOにも選びやすいモデルです。詳しくは公式ページでチェックしてください。
mouse：NEXTGEAR JG-A7G60
Ryzen 7 5700X × RTX 5060
特徴
- RTX5060×Ryzen7で高FPSを狙える
- 拡張しやすく長く使える構成
- Gen4 SSDでロードがとても速い
| 価格 | 149,800円（税込）から |
|---|
- スペック
CPU AMD Ryzen 7 5700X GPU NVIDIA GeForce RTX 5060（GDDR7 8GB） メモリ 16GB（8GB×2）DDR4-3200 ストレージ 1TB NVMe Gen4 SSD 電源 750W 80PLUS BRONZE 保証 3年間センドバック修理保証
mouseの『NEXTGEAR JG-A7G60』は、RTX 5060とRyzen 7 5700Xを組み合わせた、ゲームも作業も安心してこなせる王道スペックのデスクトップです。
この構成ならフルHDやWQHDで高フレームレートを狙いやすく、1TB NVMe Gen4 SSDでロードもサクサク。強化ガラスのサイドパネルで見た目も良く、拡張ベイや空きスロットも多いため、後からストレージ追加やパーツアップグレードも気軽にできます。
電源は750Wブロンズで十分な余裕があり、初めての自作寄りBTOとしても扱いやすいバランスの良さが魅力です。ゲーム用だけでなく、配信・制作系にも幅広く応えてくれる万能モデルです。詳しくは公式ページでチェックしてください。
原神に最適なBTOノートPC【省スペース・持ち運び向け】
Lenovo：Legion Pro 5 Gen 10
Ryzen 9 9955HX × RTX 5060 Laptop
特徴
- GPUにRTX 5080を搭載
- CPUにRyzen 7 9800X3Dを搭載
- MSIパーツを主に使用されたモデル
| 価格 | 267,410円（税込）から |
|---|---|
| 現在セール中！ | 240,900円（税込）から |
- スペック詳細
CPU AMD Ryzen 9 9955HX OS Windows 11 Home 64bit GPU NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU 8GB GDDR7 メモリー 16GB DDR5-5600 ストレージ 1TB SSD (PCIe 4.0 NVMe) ディスプレイ 16型 WQXGA OLED / 2560×1600 / 165Hz インターフェース USB / Thunderbolt系 / HDMIなど バッテリー 4セル 80Wh
Lenovoの『Legion Pro 5 Gen 10』は、Ryzen 9×RTX 5060×有機EL 165Hzが魅力のハイパフォーマンスゲーミングノートです。高負荷のFPSやMMOはもちろん、動画編集やAI処理までストレス少なくこなせるパワーが備わっています。
ポイントは、Ryzen 9 9955HXの強力なマルチコア性能と、RTX 5060 Laptop GPUによる最新ゲームの安定した描画。そして WQXGA OLEDパネルの美しさ。HDR1000対応で暗部の表現が豊かになり、ゲームの没入感がグッと上がります。
重めのゲームをしつつ映像表現にもこだわりたい人にぴったりの1台です。詳しくは公式ページでチェックしてください。
HP：OMEN by HP 16-ap0086AX アドバンスモデル
Ryzen AI 7 350 × RTX 5060 Laptop
特徴
- AMD Ryzen 5 7000番台を搭載、作業も快適
- 16GBメモリー、マルチタスクに最適
- 14インチ液晶、持ち運びなどにちょうどいいサイズ
| 価格 | 322,300円（税込）から |
|---|---|
| 現在セール中！ | 198,800円（税込）から |
- スペック詳細
CPU AMD Ryzen AI 7 350 OS Windows 11 Home GPU NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU メモリー 24GB DDR5-5600 ストレージ 1TB PCIe Gen4 NVMe SSD ディスプレイ 16型 WQXGA IPS / 2560×1600 インターフェース 有線LAN / USB / HDMI など バッテリー 最⼤6時間15分 重量 約2.44kg
HPの『OMEN by HP 16-ap0086AX アドバンスモデル』は、Ryzen AI 7×RTX 5060×WQXGA 16型という、性能と扱いやすさのバランスに優れたゲーミングノートです。AI 50TOPS対応のNPUを搭載しているため、ゲーム配信やAI処理を含むマルチタスクにも強い構成になっています。
Ryzen AI 7 350の快適な動作と、RTX 5060 Laptop GPUによる安定したフレームレートは、最新タイトルでも安心感のあるパフォーマンス。加えて、WQXGA（2560×1600）IPSディスプレイは広視野角で、ゲームも作業も見やすく快適です。24GBメモリ搭載で、ブラウザや編集ソフトを同時に開いても動きが鈍くなりにくい点も魅力。重量級ゲームやAI活用をしたい人に向いています。
RGBキーボードや高品質Webカメラもそろった万能モデルなので、快適な1台を選びたい人におすすめです。詳しくは公式ページでチェックしてください。
デスクトップ・ノート…どれを選ぶ？迷った時の選び方
原神を快適に遊びたいけれど、デスクトップやノート、GPUの種類など選ぶポイントが多くて迷ってしまう…そんな方のために、わかりやすく判断基準をまとめてみました。結論から言うと、迷ったときは「遊ぶスタイル」と「予算」の2つを軸にすると選びやすくなります。
じっくり遊びたいならデスクトップ、省スペース・いろいろな場所で遊びたいならノート
まず遊ぶスタイルで考える方法です。「自宅のデスクでじっくり遊びたい」「画質もFPSもできるだけ高くしたい」という方はデスクトップパソコンを選ぶと満足度が高いです。性能に余裕が出やすく、あとからパーツをアップグレードできるのもメリット。
一方で、「普段はリビングで遊ぶ」「場所を取りたくない」「外でも使いたい」という方はノートパソコンのほうが便利。最近のゲーミングノートは薄型でもパワーがあるので、推奨スペックを満たすモデルなら十分快適です。
予算は15万円前後あると安心
次に予算の目安です。なるべく予算を抑えたい場合は、15万円前後で手に入るRTX 5060クラスのGPUを搭載したデスクトップモデルが狙い目。推奨スペックをしっかり満たしつつ、価格も手頃です。
少し余裕があるなら、RTX 5060 Ti以上のGPUを搭載したモデルが長く使えて余裕があり、今後のアップデートにも強くなります。
また、ノートパソコンの場合は価格が高くなる傾向があり、同じスペックのデスクトップの方がコスパが良く、安く済みます。
GPU以外は一般的なゲーミングPCのスペックでOK
CPUやメモリで迷う方も多いですが、原神はそこまで重いゲームではないため、Core i5（またはRyzen 5）＋16GBメモリがあれば安心。そのうえでSSD搭載を選んでおけば、ロード時間も短くストレスのない環境が整います。
保証などBTOメーカーがおすすめ
そしてもうひとつ大事なのは「売っているショップの信頼性」。サポートや保証が手厚いBTOメーカーは、初心者でも購入後に安心して使い続けられます。特に初めてのゲーミングパソコン選びでは見落としがちですが、実はとても大事なポイントです。
迷ったときほど、性能だけでなく、使う場面や予算、サポート体制まで含めてバランスよく考えると、自分にぴったりの一台が選べます。
まとめ｜推奨スペックを満たしたPCなら原神はもっと快適に遊べる
原神はそこまで重たいタイトルではありませんが、推奨スペックを満たしたゲーミングパソコンで遊ぶと、風景の美しさや戦闘のなめらかさがしっかり引き出され、プレイ体験が大きく変わります。特にフィールド探索やマルチプレイでは、処理に余裕のあるパソコンほど快適でストレスも少なくなります。
今回紹介したとおり、CPUはミドルレンジ、GPUはRTX 5060以上、メモリは16GBあたりを基準にすると、長く安心して遊べる環境が整います。さらにSSD搭載モデルを選べば、起動やロードが早く、毎日のプレイがよりスムーズになります。
もしどのパソコンを選ぶか迷った場合でも、「自宅でがっつり遊ぶならデスクトップ」「持ち運びや省スペースならノートパソコン」というシンプルな基準で決めて大丈夫です。あなたの遊び方に合ったパソコンを選べば、原神の広大な世界をもっと気持ちよく楽しめるはずです。
この記事で紹介したBTOパソコンはすべて推奨スペックを満たしたモデルなので、どれを選んでも快適にプレイできます。ぜひ自分にぴったりの一台を見つけて、快適なテイワット旅を始めてみてください。