動画編集ノートPCで後悔する人の9割は、「スペックが不足していた」か「オーバースペックで予算を使いすぎた」のどちらかです。
選ぶべき性能は、使うソフトと作業内容で決まります。Premiere ProとCapCutでは必要なGPU性能がまるで違い、フルHD編集と4K編集ではメモリの要件も変わります。この記事では、使うソフト別のスペック基準を整理したうえで、2026年6月時点で購入できるおすすめノートPC5選を紹介します。
- 動画編集ノートPCに必要なスペックの考え方(ソフト別早見表付き)
- RTX 5070搭載おすすめノートPC5選と各モデルの特徴
- メモリ・OLED・重量で失敗しない選び方の3ポイント
- 予算35〜70万円台、用途別の最速回答
- 1 まず確認:使うソフト別のスペック目安
- 2 おすすめ動画編集ノートPC 5選【2026年版】
- 2.1 1. HP OMEN MAX 16 AMD ― RTX 5070 Ti搭載のコスパ最強候補
- 2.2 2. ASUS ProArt P16 ― クリエイター向けの本命、64GBメモリと3K OLEDは伊達じゃない
- 2.3 3. Lenovo Legion Pro 7i Gen 10 ― RTX 5070 Tiと16型OLEDの組み合わせが映像制作者の選択肢に
- 2.4 4. mouse DAIV N6-I7G7TBK-C ― NVIDIA Studio認定、国内BTOサポートが頼れる1台
- 2.5 5. Acer Predator Helios Neo 16S AI ― 冷却と端子構成で据え置き編集に強い
- 3 5モデル比較表
- 4 動画編集ノートPCで失敗しないための3つのポイント
- 5 まとめ|予算別の最速回答
まず確認:使うソフト別のスペック目安
動画編集ソフトによって、GPUへの依存度がまったく異なります。購入前に確認してください。
| 編集ソフト | 最低メモリ | 推奨GPU | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| Premiere Pro | 16GB(快適は32GB) | RTX搭載推奨。CUDA対応で書き出し速度が2〜3倍 | YouTubeからプロ案件まで幅広い |
| DaVinci Resolve | 32GB推奨 | RTX 5070以上(GPU依存が最も高い) | カラーグレーディング・映画品質 |
| After Effects | 32GB推奨 | CUDA対応GPUで描画が高速化 | モーショングラフィックス・VFX |
| CapCut / Filmora | 16GB | 内蔵GPU可、RTXあると快適 | SNS・短尺動画 |
4K素材を本格的に編集するなら、メモリ32GB・RTX 5070以上・2TB SSDが現実的な最低ラインです。「とりあえず16GBで大丈夫ですか?」と聞かれたら、「大丈夫ですが、DaVinci Resolveで4Kカラグレを始めたとたん後悔します」とお答えします。
「買ってはいけないノートパソコンって、具体的にどれ?」ノートパソコンを選ぶとき、価格の安さだけで決めると後悔しやすいです。特に2026年現在は、Windows 10のサポート終了、AI機能の普及、メモリやSSD容量の重要性が高まって[…]
おすすめ動画編集ノートPC 5選【2026年版】
1. HP OMEN MAX 16 AMD ― RTX 5070 Ti搭載のコスパ最強候補
- スペック詳細
CPU AMD Ryzen AI 7 350(8コア/16スレッド) GPU NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop メモリ 32GB DDR5-5600 ストレージ 1TB SSD PCIe Gen4 NVMe ディスプレイ 16型 WQXGA(2560×1600)IPS、240Hz、500nit、sRGB 100% 重量 約2.71kg 価格 税込354,800円〜(HP公式、2026年6月28日時点)
RTX 5070 Ti搭載ノートとして、35万円台は現状の市場でかなり現実的な価格です。Ryzen AI 7 350はマルチスレッド性能が高く、Premiere ProやDaVinci Resolveの書き出し処理でCPU側のボトルネックになりにくい構成です。
ディスプレイはOLEDではなくIPSですが、sRGB 100%・500nit・240Hzと動画編集の作業画面として必要な要件は揃っています。「OLEDじゃないと嫌だ」という方は次のモデルへどうぞ。
2. ASUS ProArt P16 ― クリエイター向けの本命、64GBメモリと3K OLEDは伊達じゃない
- スペック詳細
CPU AMD Ryzen AI 9 HX 370(12コア/24スレッド) GPU NVIDIA GeForce RTX 5070 Laptop GPU 8GB GDDR7(最大105W) メモリ 64GB ストレージ 2TB SSD PCIe 4.0 x4 NVMe ディスプレイ 16型 3K OLED(2880×1800)、タッチ対応 AI機能 Ryzen AI NPU 最大50 TOPS 重量 約1.95kg 価格 税込699,800円(ASUS公式、2026年6月28日時点)
このリストで唯一「買ってすぐ本格クリエイター作業に入れる」と言い切れるモデルです。64GBメモリ・2TB SSDを最初から搭載し、After Effects・DaVinci Resolve・Premiere Proを同時に起動しても余裕があります。
16型3K OLEDは色の再現性が高く、カラーグレーディング作業で仕上がりを画面で正確に判断できます。SDカードスロット・USB4・HDMIと端子構成も撮影素材の取り込みから外部モニター出力まで対応しており、「撮って、編集して、出力する」フローに無駄がありません。重量が約1.95kgとこのクラスでは軽量な点も見逃せません。
3. Lenovo Legion Pro 7i Gen 10 ― RTX 5070 Tiと16型OLEDの組み合わせが映像制作者の選択肢に
- スペック詳細
CPU Intel Core Ultra 9 275HX GPU NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU 12GB GDDR7 メモリ 32GB DDR5-6400 ストレージ 1TB SSD PCIe Gen4 NVMe ディスプレイ 16型 WQXGA OLED(2560×1600)、DCI-P3 100%、HDR 1000 True Black、240Hz 電源 400W ACアダプター 価格 税込597,355円(Lenovo公式、2026年6月28日時点)
Core Ultra 9 275HXとRTX 5070 Ti 12GB GDDR7の組み合わせは、このリストで最もGPUメモリが潤沢な構成です。DaVinci Resolve Studioで複数のカラーノードを重ねながら4K以上の素材を扱う場合、VRAMが8GBと12GBでは快適さが変わります。
ディスプレイはDCI-P3 100%・HDR 1000 True Black・240HzのOLEDで、映像の最終確認に使う画面として水準が高いです。400W電源を搭載しているため、長時間の書き出し処理でGPUのクロックが落ちにくい点も動画編集用途では重要です。ゲーミングブランドの外見ですが、動画編集用途の実力は本物です。
4. mouse DAIV N6-I7G7TBK-C ― NVIDIA Studio認定、国内BTOサポートが頼れる1台
- スペック詳細
CPU Intel Core Ultra 7 255HX GPU NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU メモリ 32GB(最大64GBまでカスタマイズ可) ストレージ 1TB SSD NVMe Gen4×4 ディスプレイ 16型ノングレア液晶、sRGB比100%、180Hz 保証 3年間センドバック修理保証、24時間365日電話サポート 出荷目安 決済日より約3営業日 価格 税込499,800円〜(マウスコンピューター公式、2026年6月28日時点)
NVIDIA Studio認定PCである点がこのモデルの最大の特徴です。NVIDIAがPremiere Pro・DaVinci Resolve・After Effects・Photoshopなどのクリエイティブアプリとの動作検証を実施した証明で、ドライバーの安定性が他のゲーミングノートより優先されます。
5. Acer Predator Helios Neo 16S AI ― 冷却と端子構成で据え置き編集に強い
- スペック詳細
CPU Intel Core Ultra 7 255HX GPU NVIDIA GeForce RTX 5070 Laptop GPU(最大115W) メモリ 32GB DDR5-6400 ストレージ 1TB SSD ディスプレイ 16型 WQXGA OLED(2560×1600)、DCI-P3 100%、True Black 600、165Hz、G-SYNC 通信・端子 Killer Wi-Fi 6E、有線LAN、Thunderbolt 4対応USB Type-C、HDMI 重量 約2.2kg 価格 税込459,800円(Acer公式、2026年6月28日時点)
RTX 5070搭載(5070 Tiではない)ですが、最大115WのTGPで動作するため、実性能は低電力版の5070 Tiに肉薄するケースがあります。第5世代AeroBlade 3Dファンの冷却は、長時間の書き出し処理でサーマルスロットリングが起きにくく、デスク固定での編集作業に向いています。
OLED(DCI-P3 100%・True Black 600)ディスプレイに加え、有線LAN・Thunderbolt 4・HDMIと外部接続の端子も充実しています。外付けモニターや有線LAN接続を前提とした据え置きの編集環境を組む人に、コストパフォーマンスが良い選択肢です。
5モデル比較表
| モデル | GPU | VRAM | メモリ | 画面 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| HP OMEN MAX 16 AMD | RTX 5070 Ti | ― | 32GB | 16型 IPS WQXGA | 354,800円〜 |
| ASUS ProArt P16 | RTX 5070 | 8GB GDDR7 | 64GB | 16型 3K OLED | 699,800円 |
| Lenovo Legion Pro 7i | RTX 5070 Ti | 12GB GDDR7 | 32GB | 16型 OLED WQXGA | 597,355円 |
| mouse DAIV N6 | RTX 5070 Ti | ― | 32GB(最大64GB) | 16型 IPS sRGB100% | 499,800円〜 |
| Acer Predator Helios Neo 16S AI | RTX 5070 | ― | 32GB | 16型 OLED WQXGA | 459,800円 |
※価格はいずれも2026年6月28日時点の公式サイト表示。変動する場合があります。
動画編集ノートPCで失敗しないための3つのポイント
ポイント1:メモリは32GBを最初から選ぶ
ポイント2:OLEDとIPSはどちらが正解か
映像の色を正確に確認したい場合はOLEDが有利です。ただし、OLEDは焼き付きリスクがあり、長時間同じUIを表示し続ける編集作業との相性を気にする人もいます。今回紹介した5モデルのうち、ASUS ProArt P16・Lenovo Legion Pro 7i・Acer Predator Helios Neo 16S AIの3モデルがOLEDで、HP OMEN MAX 16とmouse DAIV N6はIPS液晶です。sRGB/DCI-P3の色域をカバーしているかは最低限確認してください。
ポイント3:据え置きか持ち運びかで重量を確認する
このリストのモデルは約1.95kg(ASUS ProArt P16)から約2.71kg(HP OMEN MAX 16)まで差があります。RTX 5070クラスの冷却機構を搭載するノートは構造上、軽量化に限界があります。毎日カバンに入れて移動する使い方なら2kg以下が現実的な目安です。自宅や会社のデスク固定ならば冷却と性能を優先して2.5kg超を選ぶ判断も合理的です。
まとめ|予算別の最速回答
- 35万円台で4K編集を始めたい → HP OMEN MAX 16 AMD
RTX 5070 Ti搭載でこの価格は現状の市場でベストバリューです。 - 業務レベルのクリエイター作業を1台で完結させたい → ASUS ProArt P16
64GBメモリ・2TB SSD・3K OLEDと、買い足し不要な構成が揃っています。 - VRAMを最大限に確保したい → Lenovo Legion Pro 7i Gen 10
12GB GDDR7はこのリストで最大のVRAMです。DaVinci Resolve Studioで高負荷な作業をする人向けです。 - ソフトの安定動作とサポートを重視する → mouse DAIV N6
NVIDIA Studio認定と3年間サポートで、業務機材としての安心感があります。 - 自宅据え置きでOLEDと有線LANを両立したい → Acer Predator Helios Neo 16S AI
46万円台でOLED・DCI-P3・Thunderbolt 4・有線LANを揃えた、据え置き編集環境向けのコスパモデルです。
動画編集のノートPCは、使うソフト・編集する解像度・作業場所の3つを決めてから選ぶと後悔しません。この記事で紹介した5選はすべて2026年6月28日時点で公式ページから購入できることを確認済みです。
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