- 英語配列(US配列)のメリットとデメリット
- 主要メーカーごとの英語配列が選べるノートパソコンのラインナップ
- 海外モデル(個人輸入)入手についての注意点
- おすすめモデルのスペック比較
「英語配列(US配列)のノートパソコンが欲しいけど、情報が少なくてどれを選んでいいかわからない…」と思っていませんか?
実は、主要メーカーの公式オンラインストア(BTO)を活用すると、日本国内でも英語配列ノートパソコンをスムーズに入手できます。
日本国内でも選べる英語配列ノートパソコンであれば、サポートなども充実している事も多いため、安心して使用できます。
- 主要メーカーの日本公式オンラインストアでのカスタマイズが最も安心・確実
- 英語配列が選べるのは基本ハイスペック
- 海外モデルの個人輸入は選択肢が増えるもののリスクあり
- 円安のため為替によっては高額になる可能性も
この記事では「英語配列を選べるノートパソコン」を中心にメリット・デメリットからおすすめモデル、購入時の注意点までを詳しく解説します。
英語配列キーボードのメリット・デメリット
英語配列のメリット・デメリットを簡単に説明します。
英語配列キーボードのメリット
シンプルなキー形状
エンターキーやShiftキーがコンパクトで、タイピングしやすい場合が多い。
英語文章作成やプログラミングに最適
記号類が打ちやすく、スムーズに文章やコードが書ける。
スタイリッシュな見た目
日本語配列と比べて、キーキャップの形がシンプルになって、見た目がに洗練されている印象になる。
英語配列キーボードのデメリット
日本語入力の切り替えに戸惑うことがある
変換・無変換キーがない分、慣れないうちは操作を覚える必要あり。Windowsの場合は、Alt+`キーで、Macの場合は、control+スペースなどで切り替える事ができます。
選択肢が限定的
日本国内の量販店で英語配列キーボードを搭載したノートパソコンの取り扱いは少なく、基本的にBTOや海外モデルになる。
慣れが必要
日本語配列に慣れている人は、最初のキー位置に違和感を感じる可能性が高い。
Windowsはハイエンドクラス
Windowsパソコンの場合は、ハイエンドクラスのモデルしか英語配列キーボードを選択することができない。
一方、MacBookの場合はAirから英語配列キーボードを選択可能。
主要メーカーごとの英語配列対応状況
ここでは、代表的なメーカーの英語配列ノートパソコンラインナップを紹介します。
各メーカーの公式サイトなどで「US配列」オプションを選べるか、海外モデルを取り寄せる必要があるかをチェックしてみてください。
Apple:MacBook Air / Proで英語配列(US配列)選択可能
- MacBook Air (M2/M3) 13インチ・15インチ(M3のみ)
- MacBook Pro (14/16インチ)
選び方のポイント
Apple公式カスタムで「USキーボード」を追加料金なしで選択可能。また、USキーボード以外にもUKキーボードなど多彩。
iPhone使っていたらMacBookで、コンテンツの共有や電話に出られたりなど便利。
MacOSなためWindows派の方は使い勝手など変わるため注意が必要。
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Lenovo:ThinkPad X1 Carbon / X / Pシリーズで英語配列(US配列)選択可能
選び方のポイント
公式オンラインストアでのBTO(カスタマイズ)がおすすめ。カスタマイズで、英語配列キーボードの選択が可能。
軽量モデルもあって持ち運びに負担が少ない。
業務用・ビジネス向けなどで充実したサポートが期待できる。
Dell:XPSシリーズ / Alienwareで英語配列(US配列)選択可能
選び方のポイント
DellでもXPS 13 / XPS 15やAlienwareなどの構成選択画面で「US配列」が選べる。
HP :ZBookシリーズで英語配列(US配列)選択可能
選び方のポイント
英語配列キーボードは基本ビジネスモデルのみ。
ZBook Firefly 14 G11やZBook Firefly 16 G11のZbookシリーズで英語配列キーボードを選択できます。
公式のカスタマイズページで選択可能。
VAIO:SX12 / SX14-Rシリーズで英語配列(US配列)選択可能
選び方のポイント
ハイエンドモデルのみ英語配列にカスタム可能。
SX14-Rは軽量ながらスペックも高い。
英語配列ノートPCの選び方・購入方法
あらためて英語配列ノートパソコンの選び方や購入方法のポイントを説明します。
公式サイトのBTOを利用する
ポイント
メーカーごとに用意されている構成選択画面でキーボードの「英語配列」をチェック。
販売元が日本のサイトなので、国内にてサポートを受けやすいので安心。
海外モデルを個人輸入する
ポイント
日本未発売モデルや最新の海外限定モデルを手に入れられる。
保証の面でトラブルになりやすく、自己責任での購入。メールや電話での言語の問題もある。
おすすめ英語配列ノートパソコンのスペック比較
以下は英語配列が選べる代表モデルの一例です。
実際のカスタマイズ内容や価格は変動する可能性があるため、必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
メーカー | モデル名 | CPU | メモリ | ストレージ | 重量(約) | 特徴 | 価格 |
Apple | MacBook Air 13インチ | M3 | 16GB〜 | 256GB〜 | 1.24kg | 軽量&ハイスペック、公式カスタムでUS配列選択可能 | 164,800円(税込)〜 |
Apple | MacBook Pro 14インチ | M4(無印 / Pro / Max) | 16GB〜 | 512GB〜 | 1.55kg | 高負荷な作業、プロも使用、公式カスタムでUS配列選択可能 | 248,800円(税込)〜 |
Lenovo | ThinkPad X1 Carbon Gen 12 | Intel Core Ultra 5【カスタムあり】 | 16GB〜 | 256GB〜 | 1.08kg~ | 超軽量&ハイスペック、ハイエンドでカスタマイズにてUS配列選択可能 | 356,950円(税込)〜 |
VAIO | SX14-R | Core Ultra 5 125H【カスタムあり】 | 16GB〜 | 256GB〜 | 999~1178g | 軽量&ハイスペック、カスタム豊富で、US配列も可能 | 264,800円(税込)〜 |
※表内のスペックは一例です。モデルによって細かい構成が異なります。
購入前にチェックしたい注意点
キーボード設定と変換の違い
Windowsの場合
OSの設定でキーボードレイアウトを「英語またはUS配列」にしておかないと、キー入力にズレが生じる場合があります。
特に( )や、「 」、@の位置が日本語配列とかなり違いがある。
macOSの場合
システム環境設定の「キーボード」や「入力ソース」でチェック。
基本的にMacBookの場合は、購入時から設定されているので特に必要は無い。
保証・サポート体制
日本国内の正規ルートで購入すると修理や交換サポートが受けやすく安心。
海外モデルの個人輸入だと、修理時に送付先が海外になるなどリスクが高まる。他に基本英語でのやりとりとなってしまうため、伝えたい事にズレが出てしまう可能性もあるため、日本語でやりとりできる事が大事。
まとめ
英語配列ノートパソコンは、プログラミングなどで非常に使いやすい一方、日本国内では入手性が低く、メーカーのカスタムBTOなどに頼る事になります。デスクトップパソコンであれば、キーボード本体の交換と設定の変更で対応できますが、ノートパソコンの場合は購入時に英語配列を選ばなければなりません。
海外のWebサイトから個人輸入をする手もありますが、リスクや納期がいつになるかわからないなどが考えられます。また、為替の状況によっては、国内でハイエンドクラスが余裕で買えてしまう可能性もでてきます。そのため、国内で取り扱われているモデルの購入をおすすめします。
- 主要メーカーの日本公式オンラインストアでのカスタマイズが最も安心・確実
- 英語配列が選べるのは基本ハイスペック
- 海外モデルの個人輸入は選択肢が増えるもののリスクあり
- 円安のため為替によっては高額になる可能性も
まずは自分の用途や予算に合わせて候補を絞り、公式サイトで英語配列の在庫や納期を確認してみましょう。
英語配列キーボードは、慣れるまで少し戸惑うかもしれませんが、いったん慣れてしまえば快適さを実感できるはずです。
ぜひこの記事を参考にして、予算や用途にぴったりな英語配列ノートパソコンを見つけてください。
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