ノートパソコンを選ぶとき、「どのメーカーがいいのか迷ってしまう…」という人は多いと思います。
スペックや価格、見た目で選びがちですが、実は“メーカーごとの特徴”を知っておくと、自分にぴったりの1台を選びやすくなるんです。
この記事では、日本で人気のある主要メーカー5社(Lenovo、HP、FMV、VAIO、NEC)について、それぞれの特徴や選ぶポイントをわかりやすく紹介します。
「このメーカー、もしかして自分に合ってるかも?」と思ったら、ぜひ公式サイトもチェックしてみてください。お得なキャンペーンや限定モデルが見つかるかもしれませんよ。
ノートパソコン選びで「メーカー」が重要な理由とは?
ノートパソコンの性能は、スペック表に書かれた数値だけでは判断できません。メーカーによって、使い心地やサポート体制、初期設定のしやすさなどが大きく変わってきます。
たとえば、同じ「Core i5」搭載モデルでも以下のように変わってきます。
- 本体の質感や重量
- キーボードの打ちやすさ
- 画面の見やすさ
- ファンの静音性
- プリインストールされているソフトの内容
などの違いで、日々の使いやすさや満足度がまるで変わってくるんです。
だからこそ、「どのメーカーを選ぶか」は、ノートパソコン選びの中でもかなり大事なポイント。
それぞれのメーカーがどんなユーザーに向いているかを中心に、以下の5社を取り上げていきます。
- Lenovo(レノボ)
- HP(ヒューレット・パッカード)
- FMV(富士通)
- VAIO(バイオ)
- NEC(エヌイーシー)
自分の使い方や好みに合わせて、どのメーカーがフィットしそうか、参考にしてみてくださいね。
Lenovo(レノボ):コスパ重視ならチェック必須の超定番ブランド
レノボは、コストパフォーマンスの高さで知られるブランドです。日本国内でもビジネスや家庭用・プライベートなどで多く使われていて、価格を抑えつつ必要な性能をしっかり備えたモデルが多くラインナップされています。
ノートパソコン選びで悩んでいる方も多いのではないでしょうか?とにかくコストパフォーマンスが高くて、軽く持ち運びやすく、作業効率も落としたくない……そんなときに候補に挙がるのが「Lenovo(レノボ)」のノートパソコンです。手[…]
とくに「ThinkPad」シリーズは、耐久性の高さと打ちやすいキーボードが特徴で、ビジネス用途にも安心して使えます。一方で、「
IdeaPad」シリーズは家庭用や学生向けに手頃な価格で人気があります。
タッチパッドやキーボードの使い心地はモデルによって差がありますが、全体的に安定感があり、普段使いから在宅ワークまで幅広く対応できます。バッテリーの持ちも比較的良く、軽量モデルも揃っているため持ち運びにも便利です。
セールやキャンペーンのタイミングには、ハイエンドモデルからエントリーモデルまで幅広く対象となり価格がかなり安くなります。新生活シーズンやブラックフライデーなど、定期的にセールが開催されるため、公式ページをチェックするとお得に購入できる事もあります。
サポートに関しては、やや評価が分かれるところもありますが、国内にもサポート拠点があるため、大きな不安はありません。予算を抑えて高性能なパソコンを選びたい人には、最初に候補に入れたいメーカーです。
Lenovoおすすめモデル ThinkPad X9 15 Gen 1 Aura Edition
特徴
- 英語配列も選択可能
- 15.3型でも約1.4kg軽量
- OLEDで快適ディスプレイ
価格 | 343,970円(税込)から |
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現在セール中! | 214,720円(税込)から |
- スペック詳細
キーボード 【カスタマイズ】
英語配列バックライト付き(+2,200円)CPU インテル Core Ultra 5 226V
【カスタマイズ】
インテル Core Ultra 5 228V
インテル Core Ultra 5238V vPro対応
インテル Core Ultra 7 258V
インテル Core Ultra 7 268V vPro対応OS Windows 11 Home 64bit メモリー 16GB
【カスタマイズ】
32GB※CPUにより変更可能ストレージ 512GBGB
【カスタマイズ】
1TB
2TBディスプレイ 15.3インチ 2.8K(2880 x 1800) OLED(有機ELディスプレイ) 光沢あり、マルチタッチ非対応
【カスタム】
15.3インチ 2.8K(2880 x 1800) OLED(有機ELディスプレイ)光沢あり、マルチタッチパネルインターフェース USB4 (Thunderbolt 4 対応) x 2
USB 3.2 Gen 2 x 1
HDMI
マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャックバッテリー(JEITA3.0) 動画再生時:約24.6時間
アイドル時:約27.4時間重量 約 1.4kg~
「作業しやすい大きな画面がほしい。でも、重いのはちょっと…」
そんなわがままを受け止めてくれるのが、Lenovoの「ThinkPad X9 15 Gen 1 Aura Edition」です。
特徴は15.3インチの大きなディスプレイを搭載しつつ、重さは約1.4kg〜と非常に軽量。見た目はしっかりサイズなのに、14インチクラスの感覚で持ち運べるという絶妙なバランスが魅力です。
しかも、表示品質に優れたOLEDディスプレイを採用。色がくっきり鮮やかで、写真や動画編集にも向いています。さらに話題のAI機能「Copilot+」にも対応しているので、日常のタスクも効率よく進められます。
もちろん、英語配列キーボードも選択可能。快適な作業環境を整えたい方には、うれしいカスタマイズ対応です。
広くて見やすい画面、でも軽くて持ち運びやすい。そんな「ちょうどいい」を求める人にぴったりのハイスペックノートパソコンです。
HP(ヒューレット・パッカード):デザインも機能も妥協したくない人に
HPはアメリカの大手メーカーで、日本市場向けにも力を入れており、スタイリッシュなデザインと実用性を両立したモデルが豊富です。
特徴的なのは、「ENVY」や「OmniBook Ultra
」といった上位モデルの美しい筐体と軽量性。パフォーマンスだけでなく、所有する満足感も大切にしたい人に好まれています。さらに、「Pavilion
」シリーズなどミドルレンジのモデルも人気で、仕事・学業・家庭用など幅広いニーズに対応しています。
ノートパソコンを選ぶとき、性能や価格だけでなく「使いやすさ」や「サポートの安心感」も重要な判断材料になります。HP(ヒューレット・パッカード)は、そうしたバランスをしっかり押さえたメーカーのひとつです。HPのノートパソコンに[…]
セールやキャンペーンのタイミングを狙うと、かなりお得に購入できる場合があります。オンライン限定モデルなども豊富なので、公式サイトでのチェックは欠かせません。
サポート体制も整っており、購入後の問い合わせや修理もスムーズに行える点が魅力です。全体的に「バランスの取れた選択肢」として、幅広いユーザー層から評価されています。
HPおすすめモデル Envy x360 14-fc
特徴
- ノートにもタブレットにも
- Core Ultra搭載でAI対応
- 約1.39kgで持ち運び楽々
価格 | 201,300円(税込)から |
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現在セール中! | 137,800円(税込)から |
- スペック詳細
CPU インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 125U
インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155UOS Windows 11 Home 64bit メモリー 16GB
32GBストレージ 512GB
1TBディスプレイ 14.0インチ、2.8K(2880×1800)、OLEDタッチディスプレイ バッテリー 最大15時間 重量 約1.39kg
HPの「Envy x360 14-fc」は、用途にあわせてノートパソコンにもタブレットにも切り替えられる、柔軟性の高い2-in-1モデルです。
搭載CPUは、Core Ultra 5またはCore Ultra 7から選択可能。作業内容や予算にあわせて、自分にぴったりのスペックを選べるため、用途に合わせた無理のない選択がしやすくなっています。
日常的な資料作成やエンタメ利用にも強く、タブレットモードでは省スペースでの動画視聴や手書き入力にも対応。バッテリー持続時間もCore Ultra 5搭載モデルで最大15時間と、外出先での使用にも安心できる設計です。
さらに、AIアシスタントをすぐに呼び出せるCopilotキーを標準搭載。面倒なメール返信や調べものも、ワンタッチでサポートしてもらえるので、日常のちょっとしたタスクもぐっと効率化できます。
本体重量は約1.39kgと軽く、室内・室外を問わず、「どこでも使える1台」として頼れる存在。仕事にもプライベートにも柔軟に使えるノートパソコンを探しているなら、ぜひ選択肢に加えたいモデルです。
FMV(富士通):初心者にもやさしい国産モデルの安心感
FMVは、日本の老舗メーカーである富士通が展開するブランドで、操作に不慣れなユーザーにも優しい設計が特徴です。とくに高齢者や初心者に向けたサポート機能が充実しており、初期設定のガイドや使い方の解説ツールがあらかじめインストールされているモデルもあります。
日本語入力に適したキーボード設計や、視認性の高いディスプレイ、静音設計など、細かいところまで配慮された仕様は、「まさに日本メーカーならでは」といえるでしょう。
また、1キロ未満のノートパソコンを多くラインナップしています。持ち運びが多かったり、軽量なノートパソコンを探している人などのニーズに対応しています。
ノートパソコンを探しているとき、「FMVってどうなんだろう…」と一度は思ったことがありませんか?富士通が販売するFMVシリーズは、国産ブランドならではの安心感と長年の実績を持ち、多くのユーザーに選ばれています。yos[…]
国内生産による品質管理や、全国に修理拠点があることで、長く使いたい人にとっては安心感があります。スペックに対しての価格帯としてはやや高めですが、その分、丁寧な作りや軽量モデルのラインナップ、サポートの充実度を重視する人に合っています。
学習用、家庭用、親世代へのプレゼントにもおすすめしやすいメーカーです。
FMVおすすめモデル LIFEBOOK WU3/J3
特徴
- 2-in-1ながら軽量
- CPUやメモリ、バッテリーのカスタマイズあり
- タッチパネル、ペン付き
価格 | 151,000円(税込)から |
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- スペック詳細
CPU Intel Core i5 1335U
Intel Core i7 1360POS Windows 11 Home
Windows 11 Proメモリー 8GBメモリ
16GBメモリ
32GBメモリストレージ 256GB SSD
512GB SSD
1TB SSD
2TB SSDディスプレイ 13.3型、タッチパネル、フルHD(1920×1080)ノングレア液晶 バッテリー 【64Whバッテリー搭載時】
動画再生時:約9.4時間
アイドル時:約25.0時間
【31Whバッテリー搭載時】
動画再生時:約5.3時間
アイドル時:約12.8時間重量 約850gから
FMVの「LIFEBOOK WU3/J3」は、2-in-1ながら重量が約850gからと非常に軽量。
外出先での作業が多いビジネスマンや学生にピッタリ。2-in-1でペン付きなため、タブレットのように使用することができ、プレゼンテーションや調べ物などで便利に使えます。
軽量なモデルながら堅牢性の試験もしっかり行い、圧迫や落下(約76cm)などの項目をクリアしていて頑丈。
シンプルなデザインで、ビジネスシーンや学生などでも使いやすい。13.3インチ液晶なためバッグでもスッと入るサイズ。
さまざまな場所で、作業をするビジネスマンや、学生にもおすすめなモデルです。
VAIO(バイオ):こだわり派のための国産高品質ブランド
VAIOは、かつてソニーが展開していたブランドで、現在はVAIOとして独立して高品質なノートパソコンを製造販売しています。特にデザインや素材にこだわりがあり、ビジネス用途やクリエイティブな作業に適したモデルが多いのが特長です。
ノートパソコンを選ぶときに「性能」や「価格」も大切ですが、実際に使ってみてどれだけ快適か、使い続けられるかも重要なポイントですよね。そんな中、根強いファンに支持されているのがVAIO(バイオ)のノートパソコンです。スタイリッ[…]
日本国内での生産体制を維持しており、品質やサポートへの信頼も高い傾向にあります。価格帯はやや高めですが、「長く使いたい」「毎日気持ちよく作業したい」と考える人にとっては満足度の高いメーカーです。
VAIOおすすめモデル S13
2025年3月発売モデル特徴
- 5G対応で即通信
- 軽量で持ち運び◎
- 仕事にちょうど良い
価格 | 242,800円(税込)から |
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- スペック詳細
CPU Core 5 120U
【カスタマイズ】
Core 7 150UOS Windows 11 Home 64ビット
Proにカスタム可能WWAN SIMタイプ:nanoSIM + eSIM
3G対応
4G LTE対応
5G対応メモリー 16GB
【カスタマイズ】
32GB(Core 7選択時)ストレージ SSD 512GB
【カスタマイズ】
1TBディスプレイ 13.3型ワイド(16:10) WUXGA 1920×1200ピクセル アンチグレア バッテリー 動画再生時約8.0時間
アイドル時約21.0時間寸法 約幅299.3mm×高さ17.7~19.6mm×奥行221.1mm 重量 約1.019kg~1.056kg
VAIO S13 VJS1368は、5G LTE対応のWWANを標準搭載した軽量ノートパソコンです。
SIMフリー対応で、外出先でもすぐにネットに接続できるのが大きな魅力。13.3インチの高解像度ディスプレイと約1kgの軽さで持ち運びも快適です。
ビジネス用途にちょうどいいスペックを備えており、コスパ重視の方にぴったりの1台です。
NEC:幅広い世代に親しまれる安心の国産ブランド
NECは、家庭向け・ビジネス向けともに幅広いラインナップを揃えている国産メーカーです。量販店などでもよく見かけるため、購入前に実機に触れる機会が多く、初心者にも選びやすいのが特徴です。
日本のメーカーのノートパソコンの中でも、NECってかなり人気がありますよね。特に、初めてパソコンを買う人やサポート重視の人からの信頼が厚くて、安心して使えるモデルが多いのが魅力です。この記事では、NECノートパソコンの良いと[…]
モデルによってはセキュリティ機能や便利なソフトが標準搭載されていて、買ったその日からすぐに使える安心感があります。サポート体制もしっかりしており、国内での修理対応や問い合わせもスムーズです。
NECおすすめモデル LAVIE N13 Slim
特徴
- 約1.17kgの軽量設計
- 最長11時間のバッテリー
- 厚さ15mmのスリムボディ
価格 | 159,800円(税込) |
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- スペック詳細
CPU AMD Ryzen 5 7535HS
AMD Ryzen 7 7735HSOS Windows 11 Home 64bit
Windows 11 Pro 64bitメモリー 8GB
16GBストレージ 256GB
512GB
1TBディスプレイ 13.3型(1920×1200)IPS液晶、ノングレア バッテリー 動画再生時:約11.0時間
アイドル時:約19.7時間寸法 約W295.6㎜×D209.5㎜×H15㎜ 重量 約1175g
NECの「LAVIE N13 Slim」は、軽さ・薄さ・長時間駆動を兼ね備えた、モバイルワークにぴったりのノートパソコンです。
重さは約1175g、厚さは最大でもわずか15mm。スリムで軽いボディは、カバンにすっと収まり、カフェや出張先など、外出先での持ち運びにストレスを感じさせません。
しかも、動画再生で約11時間も駆動可能なバッテリーを搭載。外出中でも長時間作業を続けられ、充電の心配がいらないのも大きな魅力です。資料作成やオンライン会議など、日常的な用途であれば1日中快適に使えます。
もちろん、室内での利用が中心という方にもおすすめ。常にコンセントを気にせず使える自由さが、作業のストレスを軽減してくれます。
「薄くて軽いだけじゃなく、ちゃんとバッテリーも持ってほしい」そんな希望にしっかり応えてくれる、バランスの取れた1台です。
メーカー選びのヒント:自分のスタイルに合うかどうかがカギ
結局のところ、「ノートパソコンのおすすめメーカーは?」と一口に言っても、使用目的や重視するポイントによってベストな選択肢は変わってきます。
たとえば、とにかくコストパフォーマンスやスペックを求めたいならLenovo、バランスの良さを取りたいならHP、安心感を重視したいならFMVやNEC、デザインや使い心地にこだわるならVAIO、といったように、自分のスタイルに合わせた選び方を意識することが大切です。
購入の際は、公式サイトやセール情報もチェックしながら、自分にぴったりの一台を見つけてみてください。
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