2in1ノートパソコンは、ノートPCとタブレット、2つの役割を1台でこなせる柔軟さが魅力のパソコンです。
最近では、大学では講義やオンライン授業、社会人ではテレワークなどの普及により、「場所や姿勢に縛られずに使えるPC」を求める人が増えています。
その流れの中で、2in1ノートPCに注目している大学生や社会人も多いのではないでしょうか。
一方で、「便利そうだけど本当に必要なのか分からない」「普通のノートPCでも十分なのでは?」と迷ってしまい、なかなか決断できない人が多いのも事実です。
実際、2in1ノートPCは使い方が合えば非常に快適ですが、ライフスタイルに合わないモデルを選んでしまうと、タブレット機能をほとんど使わず、後悔につながるケースもあります。
そこでこの記事では、2in1ノートPCの基本的な仕組みから、メリット・デメリット、どんな人に向いているのか、そして後悔しない選び方までを分かりやすく解説します。
この記事を読み終えるころには、あなたが2in1ノートPCを選ぶべきかどうか、選ぶとしたらどのような基準で考えればよいのかがはっきりするはずです。
2in1ノートパソコンとは?
2in1ノートPCとは、一般的なノートPCの使い方の他に、タブレットなどとしても使えるパソコンの総称です。
通常はキーボード付きのノートPCとして使い、画面を回転させたり、キーボードを取り外したりすることで、タブレットのような形状に切り替えられるのが特徴です。
最大の魅力は、「キーボードで打つ作業」と「画面に直接触れて使う作業」を1台で切り替えられることです。
文章作成やレポート作業はノートPCとして、資料閲覧やメモ書き、動画視聴はタブレットとして使えるため、シーンに合わせて最適な使い方ができます。
近年、2in1ノートPCが注目されている理由のひとつが、オンライン授業やテレワークの普及です。
机に向かって作業するだけでなく、ソファやベッド、外出先など、場所や姿勢を選ばずに使えるパソコンが求められるようになりました。
また、ペン入力に対応したモデルでは、PDF資料への書き込みや手書きメモも可能です。
紙のノートやタブレットを別で用意しなくても、1台で完結できる点が多くの大学生・社会人から支持されています。
このように2in1ノートPCは、従来のノートPCとタブレットの「いいとこ取り」をした存在と言えるでしょう。
2in1ノートPCのタイプは2種類ある
2in1ノートPCには、大きく分けて「コンバーチブル型」と「デタッチャブル型」の2種類があります。
どちらもノートPCとタブレットの両方として使える点は共通していますが、構造や使い勝手にははっきりとした違いがあります。
ここを理解しておかないと、購入後に「思っていた使い方と違った」と感じやすくなるため、まずはタイプの違いを押さえておきましょう。
コンバーチブル型(360度回転ヒンジ)
コンバーチブル型は、画面が360度回転するヒンジを備えた2in1ノートPCです。
普段は通常のノートPCと同じようにキーボードを使って作業し、必要に応じて画面を折り返すことで、タブレットモードやスタンドモードに切り替えられます。
最大の特徴は、ノートPCとしての安定感と操作性が高いことです。
キーボードが本体に固定されているため、レポート作成や資料作りなど、タイピング中心の作業でも快適に使えます。
また、画面を立てたまま使えるスタンドモードは、動画視聴やWeb会議にも便利です。「普段はノートPCとして使い、必要なときだけタブレット的に使いたい」という人には、コンバーチブル型が向いています。
デタッチャブル型(キーボード分離型)
デタッチャブル型は、キーボードを本体から完全に取り外せるタイプの2in1ノートPCです。
キーボードを外すと、ほぼタブレットと同じ感覚で使えるため、軽さや取り回しの良さを重視したい人に向いています。
手書きメモや資料閲覧、電子書籍の読書など、「画面を見る・書く」用途が多い場合は、デタッチャブル型の方が快適に感じることも少なくありません。
一方で、キーボードが分離している分、膝の上での作業や長時間のタイピングには不向きなケースもあります。
自宅や外出先で、タブレットとして使う時間が長い人向けのタイプと言えるでしょう。
2in1ノートPCのメリット・デメリット

2in1ノートPCは非常に便利なデバイスですが、すべての人にとって万能というわけではありません。
ここでは、購入前に必ず知っておきたいメリットとデメリットの両方を整理して解説します。
2in1ノートPCのメリット|1台2役で荷物を減らせる
2in1ノートPCの最大のメリットは、ノートPCとタブレットを1台で兼ねられることです。
これまで「レポート用にノートPC、閲覧用にタブレット」と2台持ちしていた人でも、2in1なら1台にまとめることができます。
通学や通勤で持ち歩く荷物が減り、カバンの中もスッキリするのは大きな利点です。
2in1ノートPCのメリット|直感的な操作ができる
タッチパネルや専用ペンに対応したモデルであれば、画面に直接触れて操作できます。
資料を指でスクロールしたり、PDFにペンで書き込んだりと、紙に近い感覚で使えるのは2in1ならではです。
特に、講義中のメモや会議でのアイデア書き出しなど、「書く」作業が多い人には大きなメリットになります。
2in1ノートPCのメリット|場所を選ばず使える
2in1ノートPCは、使う場所に合わせて形状を変えられるのも強みです。
- 机ではノートPCとして
- ソファやベッドではタブレットとして
- 狭いカフェや電車内ではスタンドモードで
このように、シーンに合わせて柔軟に使えるため、作業環境の自由度が大きく広がります。
2in1ノートPCのデメリット|価格がやや高めになりやす
2in1ノートPCは、回転ヒンジやタッチパネルなどの機構を搭載している分、一般的なノートPCより価格が高くなる傾向があります。
目安として、しっかり使えるモデルは15万円以上になるケースが多く、価格重視の人にとってはハードルに感じるかもしれません。
2in1ノートPCのデメリット|重量が増えがち
回転機構やタッチ対応ディスプレイを搭載する影響で、同じ画面サイズの通常ノートPCと比べると、どうしても重量は増えやすくなります。
毎日持ち歩く人にとっては、この重さが負担になる可能性もあります。
そのため、持ち運びを重視する場合は重量チェックが必須です。
2in1ノートPCのデメリット|使い方によっては宝の持ち腐れになる
2in1ノートPCは、タブレット機能を使わなければ、普通のノートPCと変わりません。
「便利そうだから」という理由だけで選んでしまうと、タブレットモードをほとんど使わず、結果的に割高なノートPCになってしまうこともあります。
購入前に、自分が本当にペン入力やタッチ操作を使うかを具体的にイメージすることが重要です。
2in1ノートPCが向いている人・向いていない人
2in1ノートPCは便利な反面、使い方が合う・合わないがはっきり分かれるパソコンでもあります。
ここでは、どんな人に向いているのか、逆にどんな人には不向きなのかを具体的に整理します。
2in1ノートPCが向いている人

講義や会議で資料に直接メモを書き込みたい人
PDF資料やスライドに、その場でペンを書き込めるのは2in1の大きな強みです。
紙の資料を配られなくても、データのまま保存・整理できるため、講義や会議が多い人ほど恩恵を感じやすくなります。
タブレット用途も日常的に使いたい人
動画視聴、電子書籍、Web閲覧など、タブレットとしての使い道が多い人には2in1が向いています。
ノートPCとタブレットを別々に持つ必要がなく、1台で完結する快適さを実感しやすいでしょう。
外出先や移動中に作業することが多い人
カフェや電車内など、作業スペースが限られている場面でも、形状を変えて使えるのが2in1の強みです。
スタンドモードやタブレットモードを活用すれば、場所を選ばず作業できるため、移動が多い人には相性が良いパソコンです。
2in1ノートPCが向いていない人

作業のほとんどがタイピング中心の人
報告書や論文作成など、長時間キーボード入力が中心の人は、通常のノートPCでも十分なケースが多くなります。
タブレット機能をほとんど使わない場合、2in1のメリットを活かしきれない可能性があります。
とにかく価格を抑えたい人
2in1ノートPCは、構造上どうしても価格が高くなりがちです。
「10万円前後でPCを用意したい」という人にとっては、通常のノートPCの方が選択肢は広くなります。
軽さを最優先したい人
タッチパネルや回転機構を備える分、2in1は同クラスの通常ノートPCより重くなる傾向があります。
軽いノートPCを求めている場合は、シンプルなモバイルノートの方が満足度は高いでしょう。
このように、2in1ノートPCは「便利そう」だけで選ぶと失敗しやすい反面、使い方が合えば非常に満足度の高いデバイスです。
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目的別|2in1ノートPCは必要?

2in1ノートPCが本当に必要かどうかは、「どんな目的でパソコンを使うか」によって大きく変わります。
ここでは、大学生と社会人の2つの視点から、2in1ノートPCが必要かどうかを整理します。
大学生の場合|1台で完結させたいなら相性がいい

大学生のパソコン利用シーンは、意外と幅広くなります。
- 講義資料の閲覧
- レポートや課題の作成
- オンライン授業や動画視聴
- 図や数式、メモの書き込み
こうした使い方を1台でこなしたい場合、2in1ノートPCは非常に相性が良い選択肢です。
特に、講義資料に直接書き込みたい人や紙のノートを減らしたい人にとっては、ペン入力に対応した2in1は強力な武器になります。
また、学内移動や自宅・カフェなど、使う場所が頻繁に変わる大学生活では、形状を切り替えられる柔軟さも大きなメリットです。
一方で、「レポート作成が中心で、ほぼキーボードしか使わない」という場合は、通常のノートPCでも十分なケースもあります。
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社会人の場合|仕事の機動力を重視するなら有力候補

社会人の場合、仕事で使うパソコンには効率と柔軟性が求められます。
- Web会議での画面共有
- 外出先での資料確認
- プレゼンや打ち合わせ
- テレワークと出社の併用
こうした場面では、2in1ノートPCの機動力が活きてきます。
画面を立てたスタンドモードでWeb会議に参加したり、タブレット形状で資料を見せながら説明したりと、シーンに合わせた使い分けができるのが強みです。
また、移動中にタブレットとして使えるため、ノートPCを開くほどではない作業も気軽にこなせます。
ただし、デスクでの長時間作業が中心で、ほとんど持ち運ばない場合は、必ずしも2in1にこだわる必要はありません。
このように、2in1ノートPCが必要かどうかは、使い方次第で判断が分かれます。
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2in1ノートPCの選び方【重要ポイント】

2in1ノートPCは種類が多く、「なんとなく良さそう」で選んでしまうと後悔しやすいパソコンです。
ここでは、購入前に必ず押さえておきたい失敗しないための重要ポイントを分かりやすく整理します。
タイプ|作業重視or軽さ重視かを決める
まず最初に考えたいのが、コンバーチブル型か、デタッチャブル型かです。
- コンバーチブル型:レポート作成や仕事など、タイピング中心
- デタッチャブル型:手書きメモや閲覧が多く、軽さを重視
この選択を間違えると、「使いにくい」「思っていたのと違う」と感じやすくなります。
画面サイズと重量|持ち運びを前提に考える
2in1ノートPCは、持ち歩くかどうかで最適なサイズが変わります。
- 13〜14インチ:作業性と携帯性のバランスが良い
- 重量1.2kg前後:毎日持ち歩いても負担が少ない
通学・通勤で毎日カバンに入れる場合は、サイズよりも重さを優先してチェックするのがおすすめです。
スペック|2026年基準は「メモリ16GB」
2in1ノートPCは長く使う人が多いため、スペック選びは特に重要です。
- メモリ:16GB以上
- CPU:Core Ultra 5 or Ryzen AI 5などのミドルクラス以上
これを基準に考えると、大学生活や仕事を通してストレスなく使いやすくなります。
メモリ8GBでも動作はしますが、ブラウザやアプリを複数開くと、動作が重く感じやすくなる点には注意が必要です。
バッテリー|15時間以上が安心
外出先で使うことが多い2in1では、バッテリー持ちが快適さを左右します。
おすすめは、カタログ表記の数値は控えめに考えて、10〜15時間以上あるモデルを選んでおくと安心です。
大学の講義や外回りの仕事でも、充電を気にせず使える場面が増えます。
ペン対応|本当に使うかをイメージする
ペン入力は2in1の大きな魅力ですが、使う人と使わない人の差がはっきり分かれる機能でもあります。
- 講義や会議でメモを取る
- 図やアイデアを書き出す
- PDFに直接書き込む
こうした使い方を想定しているなら、ペン対応モデルを選ぶ価値は十分にあります。
一方で、「ほとんど使わなそう」と感じる場合は、無理にこだわる必要はありません。
これらのポイントを押さえて選べば、2in1ノートPCで大きく失敗する可能性は下がります。
より詳しくチェックしたい方は、こちら👇もあわせて参考にしてください。
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2in1ノートPCで一番売れている価格帯
2in1ノートPCを検討するうえで、多くの人が最初に悩むのが「いくらのモデルを選ぶべきか」という点です。
結論から言うと、現在は15万円〜20万円前後の価格帯です。
なぜ15万円〜20万円が選ばれているのか
この価格帯が支持されている理由は、性能・使い勝手・耐久性のバランスが非常に良いからです。
- メモリ16GBを標準搭載したモデルが多い
- 処理性能に余裕があり、4年間使っても不満が出にくい
- 軽量で持ち運びやすい設計が増えている
- タッチやペン操作の完成度が高い
このような特徴があります。
大学生であれば在学中ずっと使えますし、社会人であれば仕事用としても安心して使えるスペックが揃っています。
10万円前後のモデルとの違い
10万円前後の2in1ノートPCも存在しますが、価格を抑えている分、次のような違いが出やすくなります。
- メモリが8GBまでの構成が多い
- バッテリーや質感に妥協がある
- 数年後に動作の重さを感じやすい
短期間の使用やサブ機としては問題ありませんが、メインPCとして長く使う場合は物足りなくなり、ストレスとなる可能性があります。
高価格帯(20万円以上)はどんな人向け?
20万円を超える2in1ノートPCは、より高性能なCPUや高精細ディスプレイ、ペン性能やWeb会議機能の充実などが特徴です。
- 仕事で毎日使う
- クリエイティブ作業も行う
- 妥協せず快適さを重視したい
このような人には価値がありますが、すべての人に必要というわけではありません。反対に必要であれば妥協せず20万円以上の予算を用意することをオススメします。
迷ったら「一番売れている価格帯」から考える
2in1ノートPCは安い買い物ではないからこそ、「少し背伸びしても失敗しにくいゾーン」を選ぶのが賢明です。
安さを優先して後悔するよりも、長く快適に使える価格帯を選ぶ方が、結果的に満足度は高くなります。
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まとめ|2in1ノートPCは「使い方が合えば最高の1台」

2in1ノートPCは、ノートパソコンとタブレットの良さを1台にまとめた、非常に柔軟性の高いデバイスです。
画面を回転させたり、タブレットとして使えたりと、使い方の幅が広い分、自分のライフスタイルに合うかどうかが満足度を大きく左右します。
- ペンを使ってメモを取りたいか
- 外出先でタブレットとして使う場面があるか
- 作業の中心はタイピングか、それとも閲覧・手書きか
まずは、このあたりを具体的にイメージしてみてください。
もし「自分の使い方に合いそう」と感じたなら、2in1ノートPCは、日常の作業効率を大きく高めてくれる存在になります。
逆に、タブレット機能をほとんど使わないと思うのであれば、無理に2in1にこだわる必要はありません。
この記事で紹介した内容を参考にして、
- 選び方のポイント
- 目的別の考え方
- 価格帯の目安
このように整理すると、あなたにとって本当に使いやすい1台を選んでみてください。
「2in1ノートPCは便利そうだけど本当に必要?」「普通のノートPCで十分では?」と迷うことがあると思います。2in1ノートPCは魅力的な機能が多い分、普通のノートPCに比べて価格が高くなりやすいというデメリットがあります。[…]
2in1ノートPCは種類が多く、自分に最適な一台を選ぶのは至難の業です。「安く買ったけれど動作が重い」「重くて結局持ち歩かなくなった」といった後悔の声も少なくありません。2026年の新基準として、失敗しないための予算は最低で[…]
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