「ゲーミングパソコンが欲しいけど、高くてなかなか手が出せない……」そんなふうに感じていませんか?
最近はPCゲームが身近になり、APEXやVALORANT、原神といった人気タイトルを遊ぶためにマイゲーミングPCを手に入れたいという人が増えています。
とはいえ、市販のゲーミングパソコンは20万円を超えるモデルも多く、初めての購入だと躊躇してしまいますよね。
でもご安心を。
実は、「BTOパソコン(Build To Order)」を選べば、同じ予算でも高性能なゲーミングパソコンを手に入れることができるんです。
この記事では、「BTOってなに?」「どこで買えばいいの?」「失敗しないためには?」という不安を解消しながら、コスパがいいゲーミングパソコンを手に入れるための選び方とおすすめのメーカーをわかりやすく紹介します。
BTOゲーミングパソコンが安い理由とは?
ゲーミングパソコンをできるだけ安く手に入れたいなら、BTO(Build To Order)モデルが圧倒的におすすめです。
なぜなら、市販モデルと比べて、同じ価格でも性能がワンランク上の構成を選べるから。
では、なぜBTOはコスパがいいと言われるのでしょうか?
理由は主に以下の3点にあります。
不要なソフトが一切入っていないから
家電量販店などで販売されているゲーミングPCは、最初から様々なソフトがインストールされていることがあります。
一見便利そうに思えますが、実際は使わないソフトも多く、動作が重くなる原因にも。
その点、BTOパソコンは「まっさらな状態」からスタートできるのが魅力。
ゲーム用に最適化された環境を自分で整えたい方にぴったりです。
店頭コストや中間マージンがカットされている
BTOパソコンは、ほとんどが公式オンラインショップ直販です。
つまり、販売店を通さない分のコストがかからず、そのぶん価格に反映されています。
広告費や店頭在庫の維持費などが少なく、「性能重視」な構成でも価格が抑えられているのが強みです。
必要なスペックだけを選べるからムダがない
BTOでは、用途に応じて必要なスペックだけを選べるのが大きなメリット。
「ゲームはするけど動画編集はしない」なら、高性能なGPUは必要でも、超高性能なCPUや大容量ストレージまでは不要、という判断ができます。
結果として、無駄なコストをかけずに、自分に合った構成を組むことができるのです。
価格と性能を両立できるのがBTO最大の魅力
BTOゲーミングパソコンは、安さだけでなく「ちゃんと使える」スペックとバランスが取れているのが最大のポイント。
同じ価格でも「GPUのランクが上がる」「メモリ容量が多い」など、性能に差がつくのがBTOならではです。
次は安くても失敗しないBTOゲーミングPCの選び方について、詳しく見ていきましょう。
安くても失敗しない!BTOゲーミングPCの選び方
BTOパソコンは自由に構成を選べるのがメリットですが、裏を返せば「何を選べばいいか分からない」と感じる方も多いはず。
とくに初めてゲーミングパソコンを購入する場合は、どこにお金をかけるべきかを押さえておくことが大切です。
ここでは、安くても快適にゲームが楽しめるBTO構成を選ぶコツを、初心者にもわかりやすく紹介します。
【重要】ゲームに必要なのは「GPU」
まず最優先で注目すべきはGPU(グラフィックボード)です。
ゲーミング性能を大きく左右するパーツで、これを妥協すると「カクつく」「画質を落とさないと遊べない」といった問題が出やすくなります。
GPUの選び方目安(2025年時点)
用途 | 推奨GPU |
軽めのゲーム(マイクラ、LOLなど) | GTX 1650 / RTX 3050 |
人気FPS(APEX、VALORANT) | RTX 4060 / RTX 4060 Ti |
重量級ゲーム(モンスターハンターワイルズ、FFなど) | RTX 4070以上 |
特にRTX 4060以上を選んでおけば、多くのゲームを高画質設定で快適にプレイできます。
これから新たにゲーミングPCを選ぶのであれば、最新世代のRTX 50シリーズがおすすめ。RTX 5060 Tiなどコスパが高いモデルも登場しており、長く使用したい場合は最新世代のGPUを選びましょう。
CPUは「GPUの足を引っ張らないもの」を選ぶ
CPUはゲームのフレームレートや読み込み速度に影響するため、GPUとのバランスが重要です。
あまりに低スペックだと、せっかくのGPU性能を活かせなくなってしまいます。
- Intel:Core i5-13400以上
- AMD:Ryzen 5 5600以上
ゲームだけならこのあたりで十分。配信や動画編集もしたい人はCore i7やRyzen 7クラスを検討しましょう。
メモリとストレージも「ちょうどよく」
メモリ(RAM):ゲーム用なら16GBが基本。8GBでは最近のタイトルでは間違いなく足りません。理想は32GBです。
ストレージ(SSD):500GB以上を選べば安心。ゲームを複数入れる人は1TB SSDが理想です。
不要なカスタムは避けて「コスパ重視」で
BTOでは、LEDライトやガラスケースなどのカスタムも選べますが、限られた予算のなかでは見た目よりスペック重視にしましょう。
「どれを選んだらいいかわからない」ときは、各ショップが用意している「おすすめ構成モデル」をベースに少しだけカスタマイズするのがおすすめです。
パーツごとに予算配分を決めよう
ゲーミングパソコン選びで失敗しないコツは、何にどれだけの予算をかけるかを決めること。
とくにGPUとメモリは妥協せず、LEDなどの見た目や静音性などは後回しにしてもOK。
次は、実際に購入するときにチェックしたい信頼できるBTOメーカーやおすすめモデルを紹介していきます。
おすすめのBTOゲーミングPCショップ紹介【信頼性とコスパ重視で選定】
BTOゲーミングパソコンを選ぶうえで、「どこで買うか」も非常に重要なポイントです。
ここでは、国内で評判の高い主要BTOメーカーをいくつかピックアップし、それぞれの特徴や得意分野を簡単に紹介します。
予算別・おすすめBTOゲーミングパソコンモデル紹介
「予算内でどこまでの性能が手に入るのか?」は、多くの人が気になるポイント。価格帯ごとにコスパの良いBTOゲーミングPCモデルを紹介します。
各ショップのキャンペーンや季節セールを組み合わせれば、さらにお得に手に入ることもあります。
MDL.make:MDL_T5746 Ryzen7 5700X × RTX 4060搭載モデル
人気ナンバー1モデル特徴
- RTX 4060搭載バランス構成
- 人気No.1の安心スペック
- 初心者にも最適な1台
価格 | 174,700円(税込) |
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セール期間 | 4月30日まで |
現在セール中! | 152,800円(税込) |
- スペック
CPU AMD Ryzen 7 5700X GPU GeForce RTX 4060 GDDR6 8GB メモリ 16GB
32GB
64GBストレージ 500GB
1TB
2TB電源 650W電源【80PLUS BRONZE】
1000W電源【80PLUS GOLD】保証 1年間のセンドバック保証
MDL.makeで販売されているゲーミングPCの中でも、人気No.1を誇るのがこの「MDL_T5746
」モデルです。
CPUにはRyzen 7 5700X、GPUにはRTX 4060を搭載。スペックとしてはバランスがよく、ゲーム内の設定を少し調整すれば、多くの人気タイトルを快適にプレイ可能です。
価格と性能のバランスがちょうど良く、はじめてのゲーミングPCとして選ばれる理由も納得。重すぎず、軽すぎず、「まずはゲームを楽しみたい」という方にとって最適なエントリーモデルです。
「失敗したくない初ゲーミングPC選び」そんな方にぴったりの1台です。
Ark:arkhive Gaming Custom GC-I5G56M AG-IR10B76M4GB6I-TS1【RTX 5060 Ti搭載】
バランス重視のIntelCPU搭載モデル特徴
- RTX 5060 Ti搭載モデル
- 人気のi5-14400F採用
- 省スペース&強化ガラス
価格 | 179,800円(税込) |
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- スペック
CPU Intel Core i5 14400F GPU GeForce RTX 5060 Ti メモリ 16GB ストレージ 1TB 電源 650W 80PLUS BRONZE認証 保証 1年保証
Arkの「AG-IR10B76M4GB6I-TS1」は、ゲーミングPCデビューにぴったりな1台。RTX 5060 Tiに、今人気のIntel Core i5-14400Fを組み合わせた、性能と価格のバランスが非常に良い構成になっています。
ケースにはThermaltake製のS100ミニタワーを採用。側面は強化ガラスのサイドパネルで、中身のパーツが見えるデザインもゲーミング感をしっかり演出してくれます。省スペースながらも存在感のある見た目も魅力のひとつです。
スペック面では、メモリ16GB・ストレージ1TBと、まさに「ちょうどいい」構成。最新ゲームを快適に楽しみつつ、容量を気にせず複数のゲームをインストールしておけるのも嬉しいポイントです。
もっと上位のスペックを求める選択肢もありますが、この価格帯でこの中身なら、迷わず選んで正解。ゲーミングPCの導入としても、コスパの高い1台です。
mouse:NEXTGEAR JG-A7A7X
モデル:JGA7A7XB5ABCW102DEC特徴
- GPUにRadeon RX 7700 XTを搭載
- CPUにRyzen 7 5700Xを搭載
- コストパフォーマンスが高いモデル
価格 | 209,800円(税込) |
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- スペック
CPU AMD Ryzen 7 5700X GPU AMD Radeon RX 7700 XT メモリ 16GB ストレージ 1TB 電源 750W【80PLUS BRONZE】 保証 3年間センドバック修理保証
「NEXTGEAR JG-A7A7X」は、RX 7700 XTを搭載したモデルです。
RadeonのRX7000番台としては、ミドルスペック。だいたいのゲームは、快適にプレイが可能なスペック。
コストパフォーマンスを求めるならおすすめのモデルです。
FRONTIER:FRGPLB760B/SG2
特徴
- GPUにRTX 5070を搭載
- CPUにCore i7 14700Fを搭載
- コスパと安心が詰まったモデル
価格 | 319,800円(税込) |
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- スペック
CPU インテル Core i7 14700F GPU NVIDIA GeForce RTX 5070 メモリ 32GB ストレージ 1TB 電源 850W 80PLUS PLATINUM(日本製コンデンサ仕様) 保証 1年間センドバック保証
「FRGPLB760B/SG2」は、RTX 5070を搭載したモデル。
FRONTIERの特徴でもある、日本製コンデンサを搭載した電源はPLATINUM。安心材料でもあり、安定した動作が見込めます。
また、CPUにはCore i7 14700Fを搭載しているため、バランスのいい構成となっています。安心とコスパを求める方におすすめのモデルです。
BTOゲーミングパソコンをもっと安く買うなら、セール情報も要チェック!
BTOパソコンをとにかくお得に手に入れたいなら、各メーカーのセール情報は見逃せません。
期間限定のキャンペーンや数量限定モデルを狙えば、普段より数万円単位で安くなるチャンスも。
以下の記事では、mouse・ドスパラ・フロンティア・パソコン工房など、主要BTOメーカーごとの最新セール情報をまとめています。
購入を検討している方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。
「そろそろゲーミングPCが欲しいな」と思っているなら、今が絶好のチャンスです。BTOパソコン各社では、期間限定・台数限定のセールが続々と開催中。ふだんよりぐっと安く、しかもワンランク上のスペックを狙えるので、買い替えや新規購入を考え[…]
「この構成いいかも」と思ったら、ブックマークしておくのもおすすめです!
よくある質問(Q&A)BTOゲーミングパソコンって難しい?
BTOゲーミングパソコンに興味はあるけれど「組み立てが必要?」「サポートは大丈夫?」と不安に思っている方もいるはず。
そんな方向けに、よくある質問とその答えをまとめました。
初めてでも安心して選べるよう、購入前にチェックしておきましょう。
さらに、構成をカスタマイズしなくても、初期状態でしっかり使える構成がほとんどなので、初心者でも安心して選べます。
まとめ:BTOなら、予算内で理想のゲーミングパソコンが手に入る
「ゲーミングパソコン=高い」というイメージを持っていた方も、BTOなら価格を抑えつつ、自分に合った1台を手に入れられることがわかっていただけたのではないでしょうか。
市販モデルに比べて、BTOパソコンは、無駄なソフトが入っていない・スペックの自由度が高い・同じ価格でもパーツ性能が良いなどの理由から、コスパを重視するゲーマーにはぴったりの選択肢です。
さらに、各メーカーのおすすめ構成モデルを選べば、初心者でも迷わず快適な1台に出会えます。
気になるメーカーやモデルのセール情報を活用すると、驚くほどお得な価格で購入できるチャンスも。
はじめてのゲーミングパソコン選びに迷ったら、まずは信頼できるBTOメーカーのサイトをチェックして、「このスペックならこの価格でいけるんだ!」という感覚をつかんでみてください。
あなたにぴったりの、納得のいくゲーミング環境がきっと見つかります。