大学生になるとノートパソコンは必需品となります。レポート提出などノートパソコン中心とした学習が増えるでしょう。
専攻によっては、ノートパソコンのスペックが必要だったり、グラフィックボード(GPU)が搭載されたモデルを推奨する場合もあります。
GPUが搭載されたノートパソコンは、本体重量が重たくなる傾向があります。本体重量が1.5kg以上になると、かなり重く感じることが多く、持ち運ぶのがストレスになる可能性が高くなります。
この記事では、GPUを搭載したノートパソコンの選び方、さらに比較的軽量なモデルを紹介します。
- 1 GPUを搭載したノートパソコンのメリット
- 2 GPU搭載モデルは、画像・動画編集や3Dモデリングがスムーズ
- 3 GPUが搭載されていたら息抜きにゲームも楽しめる
- 4 大学生がノートパソコンを選ぶ時のコツ
- 5 注目するべきスペックの選び方
- 6 CPU:最低でもCore i5、Core i7以上が理想
- 7 GPU:大学で推奨されているならなるべく新しいモデルを
- 8 メモリ・ストレージ:必要に応じて余裕を持った構成に
- 9 ディスプレイ:クリエイター系ならこだわりましょう
- 10 バッテリー性能:可能な限り長時間使えることが理想
- 11 本体重量:GPU搭載モデルは重たい
- 12 大学生におすすめ GPUを搭載したノートパソコン
- 13 Acer Swift X 14:RTX 4070を搭載したモデル ゲームも1台で済ませたいならコレ
- 14 Acer Swift X 14:RTX 4060を搭載したモデル コスパを求めるならコレ
- 15 まとめ
- 16 ノートパソコン選びで迷ったらこの記事をチェックしよう
GPUを搭載したノートパソコンのメリット
まず始めにGPUを搭載したノートパソコンのメリットを説明します。
GPU搭載モデルは、画像・動画編集や3Dモデリングがスムーズ
大学で、画像編集や動画編集、3Dモデリングなどを目的とした専攻を選択する方も多いでしょう。
この編集や3D系の作業で必要となるのが、GPUとなります。CPUのみ搭載したノートパソコンでも作業は可能ですが、動作が重かったり、スムーズにいかない事があります。
特に3D系は、GPU性能が重要です。高解像度の画像や映像などの動画処理を行う編集系でも、GPUがあると安心でしょう。
他にも専攻によっては、GPUを搭載したノートパソコンを推奨している場合もあります。通う大学のホームページなどでチェックしておきましょう。
GPUが搭載されていたら息抜きにゲームも楽しめる
ずっと勉強ばかりしていると息抜きが必要になるでしょう。
GPUを搭載していれば、ノートパソコンでもゲームを楽しむ事ができます。ゲームしかしない場合はデスクトップがおすすめではありますが、勉強もゲームも1台で行いたい場合は、ノートパソコンの選択もありです。
大学生がノートパソコンを選ぶ時のコツ
キャンパスライフの中で、ノートパソコンは頻繁に持ち運ぶことが多くなります。
ノートパソコンを選ぶ際重要なのが、スペックと重量です。スペックが足りなければ作業ができませんし、本体重量が重たければ持ち運ぶことが嫌になってしまうことも。
このためノートパソコンを選ぶ時は、スペックと重量を中心に探すといいでしょう。
注目するべきスペックの選び方
ノートパソコンで重要なスペックの選び方を解説します。
CPU:最低でもCore i5、Core i7以上が理想
ノートパソコンの性能に関わってくるCPUは、最低でもCore i5以上を選びましょう。Core i7以上が搭載されている事が理想ではありますが、その分価格も跳ね上がります。
ここ最近登場したCore Ultraシリーズは、AI性能を向上させたCPUです。搭載されたモデルはまだ少なめですが、ローカル環境でAI関連にもチャレンジしてみたいという方ならCore Ultraシリーズを選択するのもアリです。
位置づけとしては、Core i5=Core Ultra5・Core i7=Core Ultra7と考えてもいいでしょう。
GPU:大学で推奨されているならなるべく新しいモデルを
主に搭載されているGPUは、RTX 40シリーズです。RTX 50シリーズも発表されましたが、まだ世の中に浸透していません。ノートパソコンの場合はRTX 40シリーズを選ぶといいでしょう。
大学で、GPUのモデルに指定が無い場合は、RTX 4060搭載モデルがおすすめです。
メモリ・ストレージ:必要に応じて余裕を持った構成に
アプリの同時起動や数多く使用する場合は、メモリとストレージにも気を配りましょう。
特にメモリは、全体的に影響があるため、最低でも16GBを搭載したモデルにしましょう。3D系や動画編集など重い作業が多い場合は、32GB搭載していると安心です。
ストレージは最低でも512GB以上がおすすめ。理想は1TBですが、予算によっては外部ストレージも視野に入れておきましょう。
ディスプレイ:クリエイター系ならこだわりましょう
クリエイター系を専攻するのであれば、色の再現度に影響するディスプレイは、こだわりましょう。
バッテリー性能:可能な限り長時間使えることが理想
ノートパソコンを使用するとき、常に電源が確保できればいいですが、そうはいかない事もあります。
そのため可能な限りバッテリー性能がいいモデルを選ぶ事も大事。しかし、GPUを搭載したノートパソコンは、消費電力が大きいためバッテリーの保ちが悪いことが多いです。
負荷があまりかからない作業で、10時間前後のバッテリー性能があるといいでしょう。
本体重量:GPU搭載モデルは重たい
GPUを搭載したノートパソコンは、基本重たいです。バッテリー性能も高ければその分重たくなります。
目安としては、1.5kg以下が理想です。ただ、軽いモデルほど値段が高くなるので、予算によっては妥協点かもしれません。
大学生におすすめ GPUを搭載したノートパソコン
Acer Swift X 14:RTX 4070を搭載したモデル ゲームも1台で済ませたいならコレ
モデル | SFX14-72GP-N73Z47![]() |
OS | Windows 11 Pro 64ビット |
CPU | Intel Core Ultra 7 155H |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPU |
メモリ | 32GB:LPDDR5X-7500MHz SDRAM・デュアルチャネル対応 |
ストレージ | 1TB SSD |
ディスプレイ | 14.5インチ 2.8K(2880×1800)・16:10・OLED・約1677万色・光沢パネル・リフレッシュレート: 120Hz・DCI-P3 100%・Calman認証・Delta E<2・VESA CERTIFIED DisplayHDR True Black 500認定 |
カメラ | フルHD Webカメラ(約200万画素) |
インターフェース | USB4(Type-C)×2・USB 3.2(Type-A)×2・HDMI×1・ヘッドフォン/スピーカージャック×1 |
バッテリー | 約10時間 |
重量・サイズ | 約1.5kg・約17.90(H)×322.79(W)×228.12(D)mm |
保証 | メーカー保証期間1年 |
価格 | 314,800円(税込) |
AcerのSwift X 14は2つモデルがあり、その中でもRTX 4070などを搭載した「SFX14-72GP-N73Z47」は、持ち歩けるノートパソコンです。
3DモデリングなどのGPUをよく使う作業にピッタリなモデル。また、CPUにはCore Ultra 7 155Hを搭載しているため、通常の使用でも十分なスペックを持っています。
大学以外でも、動画編集やゲームにも対応できるため、ノートパソコン1つで済ませたい時におすすめのモデルです。
Acer Swift X 14:RTX 4060を搭載したモデル コスパを求めるならコレ
モデル | SFX14-72GP-N73Z46![]() |
OS | Windows 11 Pro 64ビット |
CPU | Intel Core Ultra 7 155H |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU |
メモリ | 32GB、LPDDR5X-8533MHz SDRAM |
ストレージ | 1TB SSD M.2(Type 2280) |
ディスプレイ | 14.5型、2.8K(2880×1800)、16:10画面、光沢パネル、約1,677万色、OLED、Calman認証、Delta E<2、VESA CERTIFIED DisplayHDR™ True Black 500認定、DCI-P3 100%、リフレッシュレート: 120Hz |
カメラ | フルHD Webカメラ(約200万画素) |
インターフェース | USB4ポート×2(Type-C、最大40Gbps、Thunderbolt™ 4対応、PD/映像出力対応)、USB 3.2ポート×1(Type-A、Gen 2、最大10Gbps、電源オフUSB充電機能付き)、USB 3.2ポート×1(Type-A、Gen 1、最大5Gbps)、ヘッドセット/スピーカー・ジャック×1、HDMI出力ポート×1、microSD カードリーダー |
バッテリー | 約10時間 |
重量・サイズ | 約1.5kg・約322.79×17.90×228.12 mm |
保証 | 1年間センドバック保証 |
価格 | 259,800円(税込) |
AcerのSwift X 14シリーズ、「SFX14-72GP-N73Z46」モデルは、RTX 4060を搭載したノートパソコンです。
RTX 4060を搭載し、CPUにCore Ultra 7 155H、メモリ32GB、ストレージ1TBと基本スペックが高いモデル。重量が約1.5kgと、持ち運びも可能となっています。
価格もRTX 4070を搭載したモデルと比べ、約5万円も安いので、コスパを求めるならおすすめです。
まとめ
キャンパスライフを快適にしたいのであれば、持ち運びやすさ・ストレスが少ないスペックを選ぶことが重要です。
GPUを搭載したノートパソコンは、基本重たくなる傾向がありますが、探せば軽いモデルもあります。
また、用途に応じた最適なノートパソコンを選ぶことも重要です。大学ではGPUが必要なく、GPUを搭載したノートパソコンだとオーバースペックとなってしまうことも。
大学でGPUが必要なく、ゲーム目的でGPUを搭載したノートパソコンを探すのであれば、デスクトップパソコンとコスパ重視のノートパソコンの2台にした方が安く済む可能性もあります。
また、ノートパソコンか、デスクトップパソコンのどちらかで迷っている方は、こちらの記事もチェックすると何かヒントがあるかもしれません。
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