家で使うノートパソコンに求めるものとは?
仕事が終わって家に帰ったあと、ネットを見たり、動画を流したり、たまに資料作りをしたり。
そんな使い方を想定しているなら、ノートパソコンに「ハイスペックさ」はそれほど必要ないかもしれません。
でも、だからといって「動きが遅い」「すぐフリーズする」とストレスがたまるのも嫌ですよね。
家用ノートパソコンを選ぶときは、重たい作業は想定せず、それでいてサクサク使える快適さを大事にしたいところです。
重たい作業はしないが、動作の快適さは妥協したくない
普段の使い方が以下のような人、
- インターネットで調べもの
- YouTubeやNetflixで動画視聴
- ExcelやWordで簡単な作業
くらいなら、そこまでハイスペックなパソコンは必要ありません。
ただし、最近のWebサイトやアプリは意外と負荷が高くなっているので、最低限の性能はやっぱり必要です。
「家で使うだけだから」と性能を落としすぎると、かえって使いにくくなることもあるので注意しましょう。
「安すぎるモデル」は注意!最低限のスペックをチェック
「5万円以下」「激安ノートパソコン」など、つい価格だけで選びたくなりますが……
極端に安いモデルは、メモリが8GBしかなかったり、処理能力が低いCPUが使われていたりして、正直おすすめできません。
最低限押さえておきたい基準はこんな感じです。
- CPU:Intel Core i5 または AMD Ryzen 5以上
- メモリ:16GB
- ストレージ:SSD(できれば512GB以上)
これくらいのスペックがあれば、普段使いならまず困ることはありません。
無理してこれ以上の上位モデルを狙わなくても、十分サクサク快適に使えます。
コスパ重視でノートパソコンを選ぶポイント
メモリは16GB以上を選ぶべき理由
「ブラウザでタブをたくさん開いたら重い……」
そんな経験、ありませんか?
実は、メモリが少ないとブラウザのタブを何個も開いたときに一気に動作が重くなります。
最近のクロームなどのブラウザやWebサイト自体が重くなっているので、快適さを求めるならメモリ16GBはほぼ必須。
8GBでも使えなくはないですが、長い目で見ると16GBの安心感は段違いです。
CPUはエントリー向けのミドルクラスが狙い目
CPUも「高性能なほうがいいかな」と思いがちですが、家用ならミドルクラスのCore i5やRyzen 5がちょうどいいです。
Core i7やRyzen 7だと、性能は高いけど値段もぐっと上がるので、普段の調べ物や動画視聴の用途でコスパはイマイチ。
バランスのいいミドルクラスを選べば、無駄な出費をせずに済みます。
ストレージはSSD一択!最低でも512GB欲しい
起動が遅いパソコンほど、使うのが億劫になります。
ここで大事なのが、ストレージがSSDかどうかです。
SSDなら、電源ボタンを押してから数秒で立ち上がり快適です。
容量も、ちょっと余裕を持って512GB以上あると安心です。
バッテリー持ちも無視できない
家で使うからといって、常にコンセントをつないでおきたいわけではないですよね。
たとえばリビング、寝室、ちょっとベランダで作業したいときなど、電源コードなしで移動できると圧倒的にラクで快適です。
最近のノートパソコンは10時間以上持つモデルも多いので、バッテリー性能もぜひチェックしておきましょう。
国内サポートがしっかりしているメーカーを選ぼう
万が一トラブルがあったとき、サポート体制がしっかりしているかどうかも重要です。
とくに初期不良や、ちょっとした設定ミスなど、サポート窓口が日本語でスムーズに相談できると安心感が違います。
国内メーカーのNEC・富士通
・dynabook
や、国内拠点を持つ
Lenovo・HP
・ASUS
などの海外メーカーでもこの点で優秀です。
10万円前後で買える!おすすめ家用ノートパソコンモデル
Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10 (14型 AMD)
特徴
- IPS液晶を10万円以下で
- Ryzen 5/7が選べる構成
- 約1.39kgの軽量ボディ
価格 | 83,820円(税込)から |
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- スペック詳細
CPU AMD Ryzen 5 7533HS
AMD Ryzen 7 7735HSOS Windows 11 Home 64bit メモリー 16GB ストレージ 512GB
1TBディスプレイ 14.0型 WUXGA IPS液晶(1920×1200)光沢なし バッテリー 動画再生時:約9.0時間
アイドル時:約17.0時間重量 約1.39kg
Lenovoの「Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10 (14型 AMD)」は、10万円以下でIPS液晶を搭載した、コスパ重視の最新モデルです。
この価格帯では珍しく、視野角が広く発色も美しいIPSディスプレイを採用。かつてはハイエンドモデルに多かったIPS液晶が、手の届きやすい価格で手に入るのは、Lenovoならではの強みといえます。
CPUはRyzen 5 7533HS(10万円以下)と、より高性能なRyzen 7 7735HS(約10.3万円)の2種類から選択可能。日常の作業や動画視聴などにはRyzen 5で十分な性能を発揮しますが、もし「もう少し余裕が欲しいな」と感じる方は、1万円前後の差でRyzen 7を選べる安心感もポイントです。
重量は約1.39kgと軽量で、家の中でも外出先でもスムーズに持ち運びが可能。初めてのノートパソコンや、コストを抑えて快適に使いたい人にとって、非常に魅力的な選択肢です。
Lenovo:IdeaPad Slim 170(15.6型 AMD)
特徴
- 15.6インチの大画面ノートパソコン
- コストパフォーマンスに優れた1台
- 低価格ながらメモリ16GB・SSD512GB
価格 | 67,870円(税込)から |
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- スペック詳細
CPU AMD Ryzen 5 7520U OS Windows 11 Home 64bit メモリー 16GB ストレージ 512GB (PCIe NVMe/M.2) ディスプレイ 15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080) 、光沢なし バッテリー 約16.0時間 重量 約1.58kg
Lenovoの「IdeaPad Slim 170(15.6型 AMD)」は、Ryzen 5と高速SSDを搭載しており、日常作業からエンタメまでスムーズにこなせます。
快適な操作性と、わずか17.9mmの薄型ボディーと大画面FHD液晶を搭載し、軽い持ち運びと迫力ある映像を実現しています。
Dolby Audio対応のステレオスピーカーで臨場感あふれる音を楽しめて、プライバシーシャッター付きカメラやテンキー搭載など実用性も充実しています。
長時間バッテリー駆動や急速充電に対応しているので、外出先でも安心して使えます。4-in-1メディアカードリーダーでデータ転送も簡単、様々なシーンで頼れる一台です。
15.6インチの大画面ノートパソコンを低価格で、探していたらおすすめの1台です。
Lenovo:IdeaPad 5 2-in-1 Gen 9 14型(AMD)
特徴
- 14インチの2-in-1で、コスパ最強
- カスタマイズモデルでは、10万円を切る価格
- 通常モデルは、AMD Ryzen 7 8845HSを搭載し、作業も快適
価格 | 94,710円(税込)から |
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- スペック詳細
CPU AMD Ryzen 7 8845HS(通常モデル)
AMD Ryzen 5 8645HS(カスタマイズモデル)OS Windows 11 Home 64bit メモリー 16GB ストレージ 512GB ディスプレイ 14.0型 WUXGA IPS液晶(1920×1200)マルチタッチ対応(10点)、光沢あり バッテリー 動画再生時:約10.4時間
アイドル時:約17.6時間重量 約1.6kg
Lenovoの「IdeaPad 5 2-in-1 Gen 9 14型(AMD)」は、2-in-1スタイルでタブレットのようにも使えて、コストパフォーマンスが高いモデルです。
タッチパネルが欲しい人で、コストパフォーマンスを求めるのであれば、この「IdeaPad 5 2-in-1 Gen 9 14型(AMD)」は、かなりおすすめです。
通常モデルでは、CPUにRyzen 7 8845HSを搭載していて、109,890円(税込)となります。Office系アプリなど使用する事ができるため、ネットサーフィン以外にも「新たに何かしてみたい!」という方にピッタリです。
カスタマイズモデルでは、通常モデルに無いCPUにRyzen 5 8645HSを選択可能です。スペックが落ちるダウングレードとなりますが、Ryzen 7まで必要が無いという方におすすめです。理由は、価格が10万円を切って、94,710円(税込)となっちゃいます。
メモリも16GB搭載しているため、一般的には十分な容量を搭載しています。
重量は約1.6kgと重めですが、持ち運べない事もないので、持ち運ぶ機会が少なめな方にちょうどいいモデルです。
2-in-1で、あえてRyzen 5にダウングレードすることで10万円を切るこの「IdeaPad 5 2-in-1 Gen 9 14型(AMD)」は、コストパフォーマンスが高いノートパソコンを探している方にかなりおすすめのモデルです。
ASUS:Vivobook 14 X1407CA
特徴
- Core Ultra 5でAI対応
- 耐久性◎のミリタリー準拠
- スマート操作で快適作業
価格 | 129,800円(税込)から |
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- スペック詳細
CPU インテル Core Ultra 5 225H OS Windows 11 Home 64bit メモリー 16GB ストレージ 512GB ディスプレイ 14.0型、1920×1200、ノングレア インターフェース HDMI×1
USB3.2 (Type-A/Gen1)×2
USB3.1(Type-C)×バッテリー(JEITA3.0) 動画再生時:約4.2時間
アイドル時:約9.3時間重量 約1.54kg
ASUSの「 Vivobook 14 X1407CA」は、日々の作業を効率化したい方にぴったりのAI対応ノートパソコンです。
搭載されているのは、インテル Core Ultra 5(シリーズ2)プロセッサー。AI処理に対応しており、文書作成やデータ整理といった日常の作業がサクサク進みます。スマートジェスチャーに対応したタッチパッドも操作感がよく、直感的にコンテンツをコントロールできるのもポイントです。
また、14インチの広めのディスプレイは映像体験にも配慮されており、作業だけでなく動画視聴などのエンタメ用途にも対応。バッテリー寿命を守るヘルスマネジメント機能も搭載されており、長く安心して使える設計になっています。
さらに、米軍規格レベルの厳しい耐久テストをクリアした堅牢性を持っているため、持ち歩きの多い学生や外出先で作業するビジネスユーザーにも安心。性能・耐久・使いやすさのバランスが取れた1台です。
ASUS:Vivobook 15 (X1502VA-I5H165W)
2025年4月16日発売モデル特徴
- Core i5搭載で快適動作
- 広視野15.6型ディスプレイ
- 抗菌&ノイズ対策も万全
価格 | 99,800円(税込)から |
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- スペック詳細
CPU インテル Core i5 13420H OS Windows 11 Home 64bit メモリー 16GB ストレージ 512GB ディスプレイ 15.6インチ(1,920×1,080) 重量 約1.70 kg
ASUSの「Vivobook 15」は、大きな画面で快適に作業したい方にぴったりの、使いやすさ重視ノートパソコンです。
搭載するCPUは、インテル Core i5 13420H。パワフルな処理性能で、資料作成やブラウジング、動画視聴などを同時に行うマルチタスクもスムーズにこなせます。メモリは16GB、ストレージも512GB SSDと、普段使いには十分すぎるスペックです。
15.6インチのワイドディスプレイは、狭額ベゼル設計で広い視野を確保。さらに、ブルーライト軽減機能を搭載しており、長時間作業しても目が疲れにくい工夫が施されています。
また、AIノイズキャンセリング機能やWebカメラシールドも搭載され、テレワークやオンライン授業にも安心して使える仕様に。
豊富なインターフェースで周辺機器の接続もスムーズ。さらに、抗菌加工により、よく触れる部分の清潔さをキープできる点も、日常使いで嬉しいポイントです。
「快適さと安心を両立した1台が欲しい」そんな希望にしっかり応えてくれるモデルです。
ノートパソコン選びでよくある質問
家用のノートパソコンは「コスパ・必要十分なスペック」で選ぼう!
家で使う調べ物や動画視聴などのエンタメ用ノートパソコンに、高価なゲーミングPC並みの性能は必要ありません。
でも、あまりにもスペックを落としすぎるとストレスのもとになります。
- メモリ16GB
- ミドルクラスCPU(Core i5・Ryzen 5)
- SSD搭載(512GB以上)
この3つを押さえたうえで、10万円前後のモデルを選べば、長く快適に使える1台にきっと出会えるはずです。
気になるモデルを見つけたら、ぜひメーカー公式ページをチェックしてみてくださいね!